Solaris Bandwidth Manager 1.6 の開発

ba_open()

名前

ba_open() - ドライバファイルを開き、ファイル記述子を取得します。

形式

#include <netinet/ba_stat.h>

int ba_open();

説明

ba_open() 関数は、ipqos モジュールのアクセスに使用されるドライバファイル /dev/ipqos を開き、ファイル記述子を返します。ipqos モジュールのインスタンスは、ユーザープロセスあたり 1 つしか存在できません。そのため、以前の関数呼び出しでそのファイルがすでに開かれている場合は、ba_open() は現在のファイル記述子を返します。

ba_close() 呼び出しによってデバイスドライバがすでに閉じられている場合は、イベントマスクはデフォルト値 (0) にリセットされています。ba_get_next_event() によってイベントを検出するには、イベントマスクを再設定する必要があります。

戻り値

ba_open() 関数は、正常に終了した場合にはファイル記述子、エラー時には -1 を返します。

エラー

ba_open() 呼び出しの際にエラーが発生すると、変数 ba_errno は次のように設定されます。

BA_SYSERR

OS エラー: エラー番号 (errno) をチェックしてください。