Solaris Bandwidth Manager 1.6 の開発

説明

ba_perror() 関数は、C Statistics API の呼び出しの際に遭遇した最後のエラーについて説明するメッセージを標準エラー出力に送ります。この関数は、システム関数 perror(3C) に同等です。

エラーメッセージは、次の書式で出力されます。


msgstr: error_message

msgstr は、メッセージの内容を示すためにユーザーが指定する文字列です。error_message は、ba_strerror(ba_errno) 呼び出しの結果です。通常、msgstr にはエラーの原因となった関数呼び出しについての情報を設定します。

たとえば、ba_get_num_classes() 呼び出しの結果として ba_errnoBA_INVIFACE に設定され、msgstr を次のように設定したとします。


ba_get_num_classes (le1)

この場合、ba_perror() 呼び出しによって生成されるメッセージは、次のようになります。


ba_get_num_classes (le1): interface not found