次の手順を実行して、Sun Management Center サーバーマシンおよびコンソールマシンで Sun Cluster モジュールソフトウェアをアップグレードします。
Sun Management Center ソフトウェア自体をアップグレードする場合は、この手順は実行しないでください。代わりに、「SPARC: Sun Management Center ソフトウェアをアップグレードする」に進んで、Sun Management Center ソフトウェアと Sun Cluster モジュールをアップグレードしてください。
SPARC プラットフォーム用の Sun Java Availability Suite DVD-ROM または DVD-ROM イメージへのパスを用意します。
スーパーユーザーとして、既存の Sun Cluster モジュールパッケージを各マシンから削除します。
pkgrm(1M) コマンドを使用して、すべての Sun Cluster モジュールパッケージを次の表に示したすべての場所から削除します。
場所 |
削除するモジュールパッケージ |
---|---|
Sun Management Center コンソールマシン |
SUNWscscn |
Sun Management Center サーバーマシン |
SUNWscssv、SUNWscshl |
machine# pkgrm module-package |
クラスタノード上の Sun Cluster モジュールソフトウェアは、クラスタフレームワークのアップグレード時にすでにアップグレードされています。
スーパーユーザーとして、Sun Cluster モジュールパッケージを各マシンに再インストールします。
SPARC プラットフォーム用の Sun Java Availability Suite DVD-ROM をマシンの DVD-ROM ドライブに挿入します。
Solaris_sparc/Product/sun_cluster/Solaris_ver/Packages/ ディレクトリに移動します (ver は、Solaris 9 の場合 9 、Solaris 10 の場合 10 です)。
machine# cd Solaris_sparc/Product/sun_cluster/Solaris_ver/Packages/ |
SUNWscssv パッケージをサーバーマシンにインストールします。
コンソールマシン上の新しい SUNWscscn パッケージ、またはサーバーマシン上の新しい SUNWscshl パッケージにアップグレードしないように注意してください。
machine# pkgadd -d . SUNWscssv |
DVD-ROM ドライブから Sun Java Availability Suite DVD-ROM を取り出します。