クラスタによるパブリックネットワークの使用については、『Sun Cluster の概念 (Solaris OS 版)』の「パブリックネットワークアダプタと IP ネットワークマルチパス」 を参照してください。
クラスタ構成によっては、Sun Cluster のさまざまなコンポーネントに多数のパブリックネットワーク IP アドレスを設定する必要があります。クラスタ構成内の各ノードには、サブネットの同じセットのパブリックネットワーク接続が少なくとも 1 つ必要です。
次の表に、パブリックネットワーク IP アドレスの割り当てが必要なコンポーネントの一覧を示します。これらの IP アドレスを、次の場所に追加してください。
使用するすべてのネームサービス
各クラスタノードにあるローカルの /etc/inet/hosts ファイル (Solaris ソフトウェアをインストールしたあとで追加すること)
Solaris 10 の場合、各クラスタノードにあるローカルの /etc/inet/ipnodes ファイル (Solaris ソフトウェアをインストールしたあと)
構成要素 |
必要な IP アドレス |
---|---|
サブネットごとに 1 つ |
|
クラスタノード |
サブネットごとのノードあたり 1 つ |
ドメインごとに 1 つ |
|
(任意) 非大域ゾーン |
サブネットごとに 1 つ |
1 つ |
|
論理アドレス |
サブネットごとの論理ホストリソースあたり 1 つ |
定足数サーバー |
1 つ |
IP アドレスの計画についての詳細は、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』 (Solaris 9 または Solaris 10) を参照してください。