clquorum show コマンドを使って、以下の情報を調べます。
構成済み投票数
現在の投票数
定足数に必要な投票数
詳細は、cluster(1CL) のマニュアルページを参照してください。
ノードおよび定足数デバイスの両方がクラスタへの投票に数えられ、定足数を満たすことができます。
ノードは、ノードの状態に応じて投票に数えられます。
ノードが起動してクラスタメンバーになると、投票数は 1 となります。
ノードがインストールされているときは、投票数は 0 となります。
システム管理者がノードを保守状態にすると、投票数は 0 となります。
定足数デバイスは、デバイスに伴う投票数に基づいて、投票に数えられます。定足数デバイスを構成するとき、Sun Cluster ソフトウェアは定足数デバイスに N-1 の投票数を割り当てます (N は定足数デバイスに伴う投票数)。たとえば、2 つのノードに接続された、投票数がゼロ以外のクォーラムデバイスの投票数は 1 (2-1) になります。
定足数デバイスは、次の 2 つの条件のうちの 1 つを満たす場合に投票に数えられます。
定足数デバイスに現在接続されている 1 つ以上のノードがクラスタメンバーである。
定足数デバイスに現在接続されている 1 つ以上のノードが起動中で、そのノードは定足数デバイスを所有する最後のクラスタパーティションのメンバーであった。
定足数デバイスの構成は、クラスタをインストールするときに行うか、あるいはあとで、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の第 6 章「定足数の管理」で説明されている手順に従って行います。