どの Sun Cluster データサービスが利用できますか。
回答:サポートされているデータサービスのリストは、『Sun Cluster 3.2 ご使用にあたって (Solaris OS 版)』の「サポートされる製品」にあります。
質問:Sun Cluster データサービスによってサポートされているアプリケーションのバージョンは何ですか。
回答:サポートされているアプリケーションのバージョンのリストは、『Sun Cluster 3.2 ご使用にあたって (Solaris OS 版)』の「サポートされる製品」にあります。
質問:独自のデータサービスを作成できますか。
回答:作成できます。詳細は、『Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)』の第 11 章「DSDL API 関数」を参照してください。
質問:ネットワークリソースを作成する場合、IP アドレスで指定するのですか。それともホスト名で指定するのですか。
回答:ネットワークリソースを指定する場合には、IP アドレスではなく、UNIX のホスト名を使用することを推奨します。
質問:ネットワークリソースを作成する場合に、論理ホスト名 (LogicalHostname リソース) または共有アドレス (SharedAddress リソース) を使用した場合の違いは何ですか。
回答:Sun Cluster HA for NFS の場合を除き、Failover モードリソースグループの LogicalHostname リソースを使用するようにマニュアルが推奨している場合、SharedAddress リソースと LogicalHostname リソースは同様に使用できます。SharedAdderss リソースを使用すると、クラスタネットワーキングソフトウェアが LogicalHostname ではなく、SharedAddress に合わせて構成されているために、多少のオーバーヘッドが生じます。
SharedAddress リソースを使用する利点は、スケーラブルデータサービスとフェイルオーバーデータサービスを両方構成して、クライアントが同じホスト名で両方のサービスにアクセスするときに分かります。この場合、SharedAddress リソースは、フェイルオーバーアプリケーションリソースとともに、1 つのリソースグループに格納されます。スケーラブルサービスリソースは、異なるリソースグループに格納され、 SharedAddress リソースを使用するように構成されます。次に、スケーラブルサービスとフェイルオーバーサービスは両方とも、SharedAddress リソースに構成されている同じホスト名とアドレスのセットを使用します。