xfnts_probe メソッドは scds_fm_action() を呼び出して、実行すべきアクションを決定します。
scds_fm_action() のロジックは次のとおりです。
Retry_interval プロパティーの値の期間中に、障害の履歴を累積します。
累積した障害が 100 に到達した場合 (完全な障害)、データサービスを再起動します。Retry_interval を超えた場合、障害の履歴をリセットします。
Retry_interval で指定された期間中に、再起動の回数が Retry_count プロパティーを上回った場合、データサービスをフェイルオーバーします。
たとえば、検証機能が xfs サーバーに正常に接続したが、切断に失敗したものと想定します。これは、サーバーは動作しているが、ハングしていたり、一時的に過負荷状態になっている可能性を示しています。切断に失敗すると、scds_fm_action() に部分的な障害 (50) が送信されます。この値は、データサービスを再起動するしきい値を下回っていますが、値は障害の履歴に記録されます。
次回の検証でもサーバーが切断に失敗した場合、scds_fm_action() が保持している障害の履歴に値 50 が再度追加されます。累積した障害の履歴が 100 になるので、scds_fm_action() はデータサービスを再起動します。