この拡張プロパティーは、リソースのフェイルオーバー動作を制御します。この拡張プロパティーに TRUE を設定すると、アプリケーションは、再起動回数が Retry_interval 秒間に Retry_count を超えるとフェイルオーバーされます。
このプロパティーに FALSE を設定すると、再起動回数が Retry_interval 秒間に Retry_count を超えてもアプリケーションの再起動や、別のノードまたはゾーンへのフェイルオーバーは行われません。
このプロパティーを使用すると、アプリケーションリソースによるリソースグループのフェイルオーバーを防ぐことができます。このプロパティーのデフォルト値は TRUE です。
Failover_mode のほうがフェイルオーバー動作をよりよく制御できるので、将来的には Failover_enabled 拡張プロパティーの代わりに Failover_mode プロパティーを使用します。詳細は、r_properties(5) のマニュアルページで、Failover_mode の LOG_ONLY および RESTART_ONLY の値の説明を参照してください。