Sun Cluster の概要 (Solaris OS 版)

クラスタノード

クラスタノードとは、Solaris ソフトウェアと Sun Cluster ソフトウェアが共に動作しているマシンのことです。Sun Cluster ソフトウェアでは、ハードウェア構成に応じて、1 つのクラスタで 1 から 16 個のノードを使用できます。どのハードウェア構成が最大何個のノードをサポートしているかについては、Sun の担当者にお問い合わせください。

クラスタノードは通常、1 つ以上のディスクに接続されます。ディスクに接続されていないノードは、クラスタファイルシステムを使用して多重ホストディスクにアクセスします。PDB データベース構成の下にある各ノードは、一部またはすべてのディスクに同時にアクセスします。

クラスタ内のすべてのノードは、別のノードがいつクラスタに結合されたか、またはクラスタから切り離されたかを認識します。さらに、クラスタ内のすべてのノードは、ローカルに実行されているリソースだけでなく、他のクラスタノードで実行されているリソースも認識します。

同じクラスタ内の各ノードの処理、メモリー、および入出力機能が同等で、パフォーマンスを著しく低下させることなく処理を継続できることを確認してください。フェイルオーバーの可能性があるため、各ノードには、ノードの障害時にもサービスレベル合意を満たせる十分な容量を持つ必要があります。