Sun Cluster クイックスタートガイド (Solaris OS 版)

ProcedureOracle データベースを作成する

始める前に

Oracle のインストールマニュアルを用意します。マニュアルの手順を参照して次の作業を実行します。

  1. phys-sun で、データベース構成ファイルを準備します。

    • データベース関連のすべてのファイル (データファイル、REDO ログファイル、および制御ファイル) を /oradata/10gR2 ディレクトリに配置します。

    • init$ORACLE_SID.ora ファイルまたは config$ORACLE_SID.ora ファイル内の control_filesbackground_dump_dest の設定を、制御ファイルの格納場所を示すように変更します。

  2. 次の一覧のユーティリティーを使用して、データベースの作成を開始します。

    • Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)

    • Oracle sqlplus(1M) コマンド

    作成中、データベース関連のすべてのファイルが /oradata/10gR2 ディレクトリに配置されることを確認します。

  3. 制御ファイルのファイル名が、構成ファイル内のファイル名と一致していることを確認します。

  4. v$sysstat ビューを作成します。

    カタログスクリプトを実行して v$sysstat ビューを作成します。Sun Cluster HA for Oracle 障害モニターでは、このビューを使用します。