Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)

Procedureリソース障害モニターを有効にする

  1. 任意のクラスタメンバーで、スーパーユーザーになるか、solaris.cluster.modify RBAC の承認を提供する役割になります。

  2. リソース障害モニターを有効にします。


    # clresource monitor [-n node-zone-list] resource
    
    -n node-zone-list

    リソースを監視するノードまたはゾーンの、コンマ区切りの順序付きリストを指定します。ゾーンを指定する場合、リストの各エントリの形式は node:zone です。この形式では、 node はノード名を指定し、zone は非大域ゾーンの名前を指定します。大域ゾーンを指定する、または非大域ゾーンを持たないノードを指定するには、node のみを指定します。

    このリストはオプションです。このリストを省略すると、そのリソースグループのノードリスト内のすべてのノード上でリソースが監視されます。


    注 –

    -n オプションを使用して複数のノードまたはゾーンを指定した場合、1 つのリソースのみを指定できます。


    resource

    1 つ以上のリソースの名前を指定します。

  3. 各クラスタノード上で clresource コマンドを実行し、監視対象フィールド (RS Monitored) をチェックし、リソース障害モニターが有効になったことを確認します。


    # clresource show -v
    

例 2–13 リソース障害モニターを有効にする


# clresource monitor resource-1
# clresource show -v
...
RS Monitored: yes...