この節では、システム定義プロパティーの変更または拡張プロパティーの作成に使用できるリソースプロパティーの属性について説明します。
boolean、enum、int タイプのデフォルト値に、Null または空の文字列 ("") は指定できません。
以下にプロパティー名とその説明を示します。
stringarray タイプの場合、設定できる配列要素の最大数。
stringarray タイプの場合、設定できる配列要素の最小数。
プロパティーのデフォルト値を示します。
プロパティーを簡潔に記述した注記 (文字列)。RTR ファイル内でシステム定義プロパティーに対する Description 属性を設定することはできません。
enum タイプの場合、プロパティーに設定できる文字列値のセット。
リソースタイプの実装によって定義された拡張プロパティーが RTR ファイルのエントリで宣言されていることを示します。拡張プロパティーが使用されていない場合、そのエントリはシステム定義プロパティーです。
int タイプの場合、プロパティーに設定できる最大値。
string および stringarray タイプの場合、設定できる文字列の長さの最大値。
int タイプの場合、プロパティーに設定できる最小値。
string および stringarray タイプの場合、設定できる文字列の長さの最小値。
使用された場合、拡張プロパティーがノード単位またはゾーン単位で設定できることを示します。
Per_node プロパティー属性をタイプ定義で指定する場合は、Default プロパティー属性でデフォルト値も指定してください。デフォルト値を指定すると、明示的な値が割り当てられていないノードまたはゾーン上でノード単位またはゾーン単位のプロパティーをユーザーが要求した場合に、値が返されることが保証されます。
タイプ stringarray のプロパティーには Per_node プロパティー属性を指定できません。
リソースプロパティーの名前。
クラスタ管理者がリソースのプロパティー値をいつ設定できるかを示します。クラスタ管理者にプロパティーの設定を許可しない場合は、NONE または FALSE に設定します。クラスタ管理者にプロパティーの調整を許可する値には、TRUE または ANYTIME (任意の時点)、AT_CREATION (リソースの作成時のみ)、または WHEN_DISABLED (リソースが無効のとき) があります。ほかの条件 (「監視をいつ無効にするか」や「いつオフラインにするか」など) を設定する場合は、この値を ANYTIME に設定し、Validate メソッドを使ってリソースの状態を検証します。
デフォルトは、次のエントリに示すように、標準リソースプロパティーごとに異なります。RTR ファイルで特に指定していない限り、拡張プロパティーを調整する設定のデフォルトは TRUE (ANYTIME) です。
指定可能な型は、string、boolean、integer、enum、stringarray です。RTR ファイル内で、システム定義プロパティーの型の属性を設定することはできません。タイプは、RTR ファイルのエントリに登録できる、指定可能なプロパティー値とタイプ固有の属性を決定します。enum タイプは、文字列値のセットです。