Sun Cluster クイックスタートガイド (Solaris OS 版)

Procedure管理コンソールをインストールする

始める前に

次のものを用意します。

  1. 管理コンソールでスーパーユーザーになります。

  2. インストール済みの Solaris 10 11/06 ソフトウェアをまだ構成していない場合は、構成を行います。

    詳細は、『Sun Ultra 20 Workstation Getting Started Guide』 (819–2148) を参照してください。

  3. Sun Update Connection をダウンロードし、インストールと構成を行います。

    詳細は、http://www.sun.com/service/sunupdate/gettingstarted.html を参照してください。Sun Update Connection のマニュアルは、http://docs.sun.com/app/docs/coll/1320.2 で提供されています。

  4. Sun Update Connection を使用して、Solaris 10 のパッチをダウンロードし、適用します。

  5. DVD-ROM ドライブに Java Availability Suite DVD-ROM を挿入します。

  6. Solaris_sparc/Product/sun_cluster/Solaris_10/Packages/ ディレクトリに移動します。

  7. クラスタコントロールパネルのソフトウェアパッケージとマニュアルページをインストールします。(日本語環境でクラスターコントロールパネルを使用したい場合は、SUNWjccon および SUNWjscman ソフトウェアパッケージもインストールします。)


    admincon# pkgadd -d . SUNWccon SUNWscman
    
  8. DVD-ROM に含まれていないディレクトリに移動し、DVD-ROM を取り出します。


    host# cd /
    host# eject cdrom
    
  9. クラスタ名と 2 つのノード名を含む /etc/cluster ファイルを作成します。


    admincon# vi /etc/clusters
    sccluster phys-sun phys-moon
  10. 両方のノード名と、各ノードで管理ネットワークへの接続に使用されるホスト名およびポート番号を含む、/etc/serialports ファイルを作成します。


    admincon# vi /etc/serialports
    phys-sun phys-sun 46
    phys-moon phys-moon 47
  11. Sun Cluster の PATH および MANPATH.cshrc ユーザー初期化ファイルに追加します。

    • PATH エントリに、/opt/SUNWcluster/bin を追加します。

    • MANPATH エントリに、/opt/SUNWcluster/man/usr/cluster/man を追加します。

  12. 変更内容を初期化します。


    admincon# cd
    admincon# source .cshrc