システム管理者にとって、Sun Cluster ソフトウェアは、ケーブルによって接続された、記憶装置を共有するサーバー (ノード) の集合に見えます。
システム管理者は、次の作業を行うソフトウェアを扱います。
クラスタノード間のコネクティビティーを監視するための、Solaris ソフトウェアに統合された専用のクラスタソフトウェア
クラスタノードで実行されるユーザーアプリケーションプログラムの状態を監視するための専用のソフトウェア
ディスクを設定して管理するためのボリュームマネージャー
直接ディスクに接続されていないものも含め、すべてのノードが、すべての記憶装置にアクセスできるようにするための専用のクラスタソフトウェア
ファイルがすべてのノードに対してローカルに接続されているように表示するための専用のクラスタソフトウェア
システム管理者は、次の概念とプロセスについて理解する必要があります。
ハードウェアとソフトウェアの間の対話
クラスタをインストールして構成する方法の一般的な流れ
Solaris オペレーティングシステムのインストール
Sun Cluster ソフトウェアのインストールと構成
ボリュームマネージャーのインストールと構成
クラスタを動作可能状態にするためのアプリケーションソフトウェアのインストールと構成
Sun Cluster データサービスソフトウェアのインストールと構成
クラスタハードウェアとソフトウェアのコンポーネントを追加、削除、交換、およびサービス提供するためのクラスタ管理手順
パフォーマンスを向上させるための構成の変更方法
次の項には、前述の重要な概念に関連する説明が記載されています。
次の Sun Cluster のマニュアルには、システム管理者の概念に関連する手順と情報が記載されています。