次に、定足数の構成について示します。
定足数デバイスには、ユーザーデータを含むことができます。
N+1 の構成 (N 個の定足数デバイスがそれぞれ、1 から N までのノードのうちの 1 つのノードと N+1 番目のノードに接続されている構成) では、1 から N までのどのノードで障害が発生しても、N/2 個のうちの任意のノードに障害が発生しても、そのクラスタは影響を受けません。この可用性は、定足数デバイスが正しく機能していることを前提にしています。
N ノード構成 (1 つの定足数デバイスがすべてのノードに接続されている構成) では、N-1 個のうちの任意のノードに障害が発生しても、そのクラスタは影響を受けません。この可用性は、定足数デバイスが正しく機能していることを前提にしています。
1 つの定足数デバイスがすべてのノードに接続している N ノード構成では、すべてのクラスタノードが使用できる場合、定足数デバイスに障害が起きてもクラスタは影響を受けません。
回避すべき定足数の構成例については、「望ましくない定足数の構成」を参照してください。推奨される定足数の構成例については、「推奨される定足数の構成」を参照してください。