この手順で、定足数構成が正常に完了し、クラスタのインストールモードが無効になったことを確認します。
これらのコマンドを実行するために、スーパーユーザーである必要はありません。
任意のノードから、デバイスとノードの定足数構成を確認します。
phys-schost% clquorum list |
出力には、それぞれの定足数デバイスとノードの一覧が表示されます。
任意のノードから、クラスタのインストールモードが無効になっていることを確認します。
phys-schost% cluster show -t global | grep installmode installmode: disabled |
クラスタのインストールはこれで完了です。
次のリストから、ご使用のクラスタ構成に次に適用するタスクを決めます。このリストから複数のタスクを実行する必要がある場合は、このリストのそれらのタスクのうち最初のタスクに進みます。
プライベートホスト名を変更する場合は、「プライベートホスト名を変更する」に進みます。
Sun Cluster ソフトウェアをインストールする前に独自の /etc/inet/ntp.conf ファイルをインストールしなかった場合は、NTP 構成ファイルをインストールまたは作成します。「時間情報プロトコル (NTP) を構成する」に進みます。
Solaris IP Filter をフェイルオーバーと共に使用する場合は、Solaris IP Filter を構成します。「Solaris IP Filter を構成する」に進みます。
ボリュームマネージャーをインストールするには、第 4 章「Solaris Volume Manager ソフトウェアの構成」および 第 5 章「VERITAS Volume Manager をインストールして構成する」を参照して、ボリューム管理ソフトウェアをインストールしてください。
VxVM を使用するクラスタに新しいノードを追加した場合は、次の作業のうちの 1 つを行う必要があります。
VxVM を当該ノードにインストールします。
当該ノードの /etc/name_to_major ファイルを変更して、VxVM との共存をサポートするようにします。
「VERITAS Volume Manager ソフトウェアをインストールする」の手順に従って、これらの必要な作業のうちの 1 つを実行します。
クラスタファイルシステムを作成するには、「クラスタファイルシステムを追加する」に進みます。
ノードに非大域ゾーンを作成する場合は、「クラスタノードに非大域ゾーンを作成する」を参照してください。
SPARC:Sun Management Centerをクラスタを監視するように設定する場合は、「SPARC: Sun Cluster モジュールを Sun Management Center 用にインストールする」を参照してください。
Sun 以外のアプリケーションをインストールし、リソースタイプを登録し、リソースグループを設定し、データサービスを構成します。アプリケーションソフトウェアに付属のマニュアルおよび 『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』を参照してください。
クラスタを稼動させる前に、将来の診断のためにクラスタ構成の基準値レコードを作成します。「クラスタ構成の診断データを記録する」に進みます。
クラスタ構成のバックアップを取ります。クラスタ構成のバックアップを保存しておけば、クラスタ構成の回復がより簡単になります。詳細は、『Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)』の「クラスタ構成をバックアップする」を参照してください。