VERITAS File System (VxFS) ソフトウェアをクラスタで使用するには、クラスタの各ノードで以下の手順を実行します。
VxFS のインストールマニュアルに従って、VxFS ソフトウェアをクラスタの各ノード上にインストールします。
VxFS のサポートに必要なすべての Sun Cluster パッチをインストールします。
パッチおよびインストール手順の場所については、『Sun Cluster 3.2 2/08 Release Notes for Solaris OS』の「Patches and Required Firmware Levels」を参照してください。
各ノードの /etc/system ファイルで、次の値を設定します。
set rpcmod:svc_default_stksize=0x8000 set lwp_default_stksize=0x6000 |
これらの変更は、次にシステムを再起動したときに有効になります。
Sun Cluster ソフトウェアには、少なくとも 0x8000 に設定された rpcmod:svc_default_stksize が必要です。VxFS をインストールすると、rpcmod:svc_default_stksize 変数の値が 0x4000 に設定されるため、VxFS のインストールが終わったあと、値を手動で 0x8000 に設定する必要があります。
/etc/system ファイルの lwp_default_stksize 変数を設定して、VxFS デフォルト値の 0x4000 を無効にします。
Sun Cluster ソフトウェアパッケージをインストールします。「Sun Cluster フレームワークおよびデータサービスソフトウェアパッケージをインストールする」に進みます。