Sun Cluster 定足数サーバーソフトウェアを使用してマシンを定足数サーバーとして構成し、続いて定足数サーバーをクラスタの定足数デバイスとして構成することができます。SCSI ディスクおよび NAS ファイラの代わりとして、またはそれらに加えて定足数サーバーを使用できます。
Sun Cluster 構成で定足数サーバーを使用する場合は、次の点に注意してください。
ネットワーク接続 - 定足数サーバーコンピュータは、パブリックネットワーク経由でクラスタに接続します。
サポートされるハードウェア - 定足数サーバーでサポートされるハードウェアは、クラスタノードでサポートされるハードウェアと同じです。
オペレーティングシステム - Sun Cluster 用の Solaris ソフトウェアの必要条件は、定足数サーバーソフトウェアにも適用されます。
複数クラスタへのサービス - 定足数サーバーを複数クラスタへの定足数デバイスとして構成できます。
ハードウェアとソフトウェアの混合 - 定足数サーバーが定足数を提供する 1 つまたは複数のクラスタと同じハードウェアおよびソフトウェアプラットフォーム上に、定足数サーバーを構成する必要はありません。たとえば、Solaris 9 OS を実行する x86 マシンは、Solaris 10 OS を実行する SPARC クラスタの定足数サーバーとして構成できます。
クラスタノードの定足数サーバーとしての使用 - クラスタノード上の定足数サーバーを、ノードが属するクラスタ以外のクラスタに定足数を提供するように構成できます。ただし、クラスタノードで構成される定足数サーバーは高可用性ではありません。