この手順では、ノード上の SNMP ユーザー構成ファイルに SNMP ユーザーを追加する方法を示します。
この手順では、長形式の Sun Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。コマンドのリストとその短形式については、付録 A 「Sun Cluster オブジェクト指向コマンド」を参照してください。
スーパーユーザーになるか、solaris.cluster.modify RBAC の承認を提供する役割になります。
SNMP ユーザーを追加します。
phys-schost-1# clsnmpuser create -n node -a authentication \ -f password user |
SNMP ユーザーが追加されるノードを指定します。ノード ID またはノード名を指定できます。このオプションを指定しないと、デフォルトで現在のノードが使用されます。
ユーザーの承認に使用する認証プロトコルを指定します。認証プロトコルの値は SHA または MD5 です。
SNMP ユーザーパスワードを含むファイルを指定します。新しいユーザーを作成する際にこのオプションを指定しないと、コマンドはパスワードを求めるプロンプトを表示します。このオプションは、add サブコマンドとだけ有効です。
ユーザーパスワードは、次の形式で、独立した行の上に指定します。
user:password
パスワードには次に示す文字または空白文字を含めることはできません。
; (セミコロン)
: (コロン)
\ (バックスラッシュ)
\n (復帰改行)
追加する SNMP ユーザーの名前を指定します。