Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

Procedureクラスタ構成の診断データを記録する

グローバルクラスタの構成が終わって、稼動させる前に、Sun Explorer ユーティリティーを使用して、クラスタに関する基準値情報を記録します。このデータは、将来クラスタの問題を解決する場合に使用できます。

  1. スーパーユーザーになります。

  2. クラスタ内の各ノードで explorer ユーティリティーを実行します。

    プラットフォームに適したコマンドを使用します。

    サーバー 

    コマンド 

    Sun Fire 3800 ~ 6800 

    # explorer -i -w default,scextended

    Sun Fire V1280 および E2900 

    # explorer -i -w default,1280extended

    Sun Fire T1000 および T2000 

    # explorer -i -w default,Tx000

    Sun Fire X4x00 および X8x00 

    # explorer -i -w default,ipmi

    その他すべてのプラットフォーム 

    # explorer -i

    詳細は、/opt/SUNWexplo/man/man1m/ ディレクトリにある explorer(1M) のマニュアルページおよび『Sun Explorer User’s Guide』を参照してください。

    explorer の出力ファイルは、/opt/SUNWexplo/output/ ディレクトリに explorer.hostid.hostname-date.tar.gz として保存されます。

  3. クラスタ全体が停止した場合は、ファイルをアクセスできる場所に保存します。

  4. すべての explorer ファイルを電子メールでお住まいの地域の Sun Explorer データベースのエイリアスに送信します。

    このデータベースは、ユーザーのクラスタの技術的な問題を診断するためにデータが必要な場合に、Sun のテクニカルサポートにユーザーの explorer 出力を提供します。

    場所 

    電子メールアドレス 

    北米、中米、および南米 (AMER) 

    explorer-database-americas@sun.com

    ヨーロッパ、中東、およびアフリカ (EMEA) 

    explorer-database-emea@sun.com

    アジア、オーストラリア、ニュージーランド、および太平洋 (APAC) 

    explorer-database-apac@sun.com