Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

ProcedureSPARC: ノードで OpenBoot PROM (OBP) を表示する

OpenBoot™ PROM 設定を構成または変更する必要がある場合は、この手順を使用します。

phys-schost# プロンプトは、グローバルクラスタのプロンプトを表します。この手順は、グローバルクラスタ上で実行します。

この手順では、長形式の Sun Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。コマンドのリストとその短縮形については、付録 B Sun Cluster オブジェクト指向コマンドを参照してください。

  1. 停止するノード上でコンソールに接続します。


    # telnet tc_name tc_port_number
    
    tc_name

    端末集配信装置 (コンセントレータ) の名前を指定します。

    tc_port_number

    端末集配信装置のポート番号を指定します。ポート番号は構成に依存します。通常、ポート 2 (5002) と ポート 3 (5003) は、サイトで最初に設置されたクラスタで使用されています。

  2. clnode evacuate コマンドを使用してから、shutdown コマンドを使用することで、クラスタノードを正常に停止します。clnode evacuate コマンドは、すべてのデバイスグループを、指定ノードから次に優先されるノードに切り替えます。またこのコマンドは、グローバルクラスタ内の指定された投票ノードまたは非投票ノードから、次に優先される投票ノードまたは非投票ノードに、すべてのリソースグループを切り替えます。


    phys-schost# clnode evacuate node
    # shutdown -g0 -y
    

    注意 – 注意 –

    クラスタノードを停止する場合は、クラスタコンソール上で send brk を使用してはいけません。


  3. OBP コマンドを実行します。