Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

Procedureクラスタ構成ユーティリティーにアクセスする

clsetup ユーティリティーを使用すると、グローバルクラスタの定足数、リソースグループ、クラスタトランスポート、プライベートホスト名、デバイスグループ、新しいノードのオプションを対話形式で構成できます。clzonecluster ユーティリティーは、同様な構成作業をゾーンクラスタに対して実行します。詳細は、clsetup(1CL)clzonecluster(1CL) のマニュアルページを参照してください。

phys-schost# プロンプトは、グローバルクラスタのプロンプトを表します。この手順は、グローバルクラスタ上で実行します。

この手順では、長形式の Sun Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。コマンドのリストとその短縮形については、付録 B Sun Cluster オブジェクト指向コマンドを参照してください。

  1. グローバルクラスタのアクティブなメンバーノード上でスーパーユーザーになります。グローバルクラスタのノードから、次の手順のステップをすべて実行します。

  2. 構成ユーティリティーを起動します。


    phys-schost# clsetup
    
    • グローバルクラスタの場合は、clsetup コマンドでユーティリティーを起動します。


      phys-schost# clsetup
      

      メインメニューが表示されます。

    • ゾーンクラスタの場合は、clzonecluster コマンドでユーティリティーを起動します。この例のゾーンクラスタは sczone です。


      phys-schost# clzonecluster configure sczone
      

      ユーティリティーで実行可能な操作は、次のオプションで確認できます。


      clzc:sczone> ? 
      
  3. 使用する構成をメニューから選択します。画面に表示される指示に従って、作業を完了します。詳細は、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』「ゾーンクラスタの設定」に記述されている手順を参照してください。

参照

詳細は、clsetup または clzonecluster のオンラインヘルプを参照してください。