すべてのデバイスグループの潜在的な主ノードからクラスタノードを削除する場合は、この手順を使用します。
phys-schost# プロンプトは、グローバルクラスタのプロンプトを表します。この手順は、グローバルクラスタ上で実行します。
この手順では、長形式の Sun Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。コマンドのリストとその短縮形については、付録 B Sun Cluster オブジェクト指向コマンドを参照してください。
すべてのデバイスグループの潜在的な主ノードとして削除するノード上で、スーパーユーザーになるか、RBAC の承認 solaris.cluster.modify を提供する役割になります。
削除するノードがメンバーになっているデバイスグループ (複数可) を確認します。
各デバイスグループの Device group node list からこのノード名を検索します。
# cldevicegroup list -v |
手順 2 で特定したデバイスグループの中に、デバイスグループタイプが SVM のものがある場合、そのタイプの各デバイスグループに対して「デバイスグループからノードを削除する (Solaris Volume Manager)」の手順を実行します。
手順 2 で特定したデバイスグループの中に、デバイスグループタイプが VxVM のものがある場合、そのタイプの各デバイスグループに対して「SPARC: デバイスグループからノードを削除する (Veritas Volume Manager)」の手順を実行します。
削除するノードがメンバーになっている raw デバイスディスクグループを特定します。
# cldevicegroup list -v |
手順 5 で表示されたデバイスグループの中に、デバイスグループタイプが Disk または Local_Disk のものがある場合、これらの各デバイスグループに対して、「raw ディスクデバイスグループからノードを削除する」の手順を実行します。
すべてのデバイスグループの潜在的な主ノードのリストからノードが削除されていることを確認します。
ノードがどのデバイスグループの潜在的な主ノードのリストにも存在しなければ、このコマンドは何も返しません。
# cldevicegroup list -v nodename |