このカテゴリの関数は、TCP ベースの監視を行います。通常、障害モニターはこれらの関数を使用して、サービスとの単純ソケット接続を確立し、サービスのデータを読み書きしてサービスの状態を確認したあと、サービスとの接続を切断します。
これらの関数には以下が含まれます。
scds_fm_tcp_connect(3HA) – IPv4 アドレッシングだけを使用するプロセスへの TCP 接続を確立します。
scds_fm_net_connect(3HA) – IPv4 か IPv6 アドレッシングのどちらかを使用するプロセスへの TCP 接続を確立します。
scds_fm_tcp_read(3HA) – TCP 接続を使って、監視されているプロセスからデータを読み取ります。
scds_fm_tcp_write(3HA) – TCP 接続を使って、監視されているプロセスにデータを書き込みます。
scds_simple_probe(3HA) – プロセスへの TCP 接続を確立し、停止することによってプロセスを検証します。この関数は IPv4 アドレスだけを扱います。
scds_simple_net_probe(3HA) – プロセスへの TCP 接続を確立し、停止することによってプロセスを検証します。この関数は、IPv4 または IPv6 アドレスを扱います。
scds_fm_tcp_disconnect(3HA) – 監視されているプロセスへの接続を停止します。この関数は IPv4 アドレスだけを扱います。
scds_fm_net_disconnect(3HA) – 監視されているプロセスへの接続を停止します。この関数は、IPv4 または IPv6 アドレスを扱います。