次の表に、新しいリソースタイプに使用すべきパッケージスキーマの概要を示します。
表 4–1 使用するパッケージスキーマの決定
変更のタイプ |
Tunable 属性の値 |
パッケージスキーマ |
---|---|---|
RTR ファイルのみでプロパティーを変更します。 |
ANYTIME |
新しい RTR ファイルのみを提供します。 |
メソッドを更新します。 |
ANYTIME |
古いメソッドとは異なるパスに、更新されたメソッドを配置します。 |
新しい監視プログラムをインストールします。 |
WHEN_UNMONITORED |
モニターの直前のバージョンのみを上書きします。 |
メソッドを更新します。 新しい Update および Stop メソッドと古い Start メソッドの間には互換性がありません。 |
WHEN_OFFLINE |
古いメソッドとは異なるパスに、更新されたメソッドを配置します。 |
メソッドを更新し、RTR ファイルに新しいプロパティーを追加します。新しいメソッドには新しいプロパティーが必要です。 目的は、ノード上でリソースグループがオフライン状態からオンライン状態に移行した場合に、リソースの所属リソースグループをオンラインのまま保持しながらリソースがオンラインになるのを防ぐことです。 |
WHEN_DISABLED |
以前のバージョンのメソッドを上書きします。 |
メソッドを更新し、RTR ファイルに新しいプロパティーを追加します。新しいメソッドは新しいプロパティーを必要としません。 |
ANYTIME |
以前のバージョンのメソッドを上書きします。 |
メソッドを更新します。新しい Fini メソッドと古い Init メソッドには互換性がありません。 |
WHEN_UNMANAGED |
古いメソッドとは異なるパスに、更新されたメソッドを配置します。 |
メソッドを更新します。RTR ファイルは変更されていません。 |
該当しない。RTR ファイルは変更されていません。 |
以前のバージョンのメソッドを上書きします。RTR ファイルには変更を加えていないため、リソースを登録またはアップグレードする必要はありません。 |