Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

Network_resources_used プロパティー

このプロパティーは、リソースによって使用される論理ホスト名と共有アドレスネットワークリソースのリストを指定します。このプロパティーのデフォルト値は、空のリストです。アプリケーションを 1 つ以上の特定のアドレスにバインドする必要がある場合は、このプロパティーを指定してください。このプロパティーを省略するか Null を指定すると、アプリケーションはすべてのアドレスで待機します。

GDS リソースを作成する前には、LogicalHostname または SharedAddress リソースがすでに構成されている必要があります。LogicalHostname または SharedAddress リソースの構成方法については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』を参照してください。

値を指定する場合は、1 つまたは複数のリソース名を指定します。個々のリソース名には、1 つ以上の LogicalHostnameリソースか 1 つ以上の SharedAddress リソースを含めることができます。詳細は、r_properties(5)のマニュアルページを参照してください。