clzonecluster ユーティリティーを使用すると、ゾーンクラスタを作成、変更、および削除できます。また、clzonecluster ユーティリティーでは、ゾーンクラスタをアクティブに管理できます。たとえば、clzonecluster ユーティリティーは、ゾーンクラスタの起動と停止の両方を実行できます。clzonecluster ユーティリティーの進捗メッセージは、コンソールに出力されますが、ログファイルには保存されません。
このユーティリティーは、zonecfg ユーティリティーと同様に、次のレベルの範囲で動作します。
クラスタ範囲では、ゾーンクラスタ全体に影響します。
ノード範囲では、指定した 1 つのゾーンクラスタノードにのみ影響します。
リソース範囲では、リソース範囲をどの範囲から入力するかに応じて、特定のノード、またはゾーンクラスタ全体に影響します。ほとんどのリソースは、ノード範囲からのみ入力できます。範囲は、次のプロンプトで識別できます。
clzc:zoneclustername:resource> cluster-wide setting clzc:zoneclustername:node:resource> node-specific setting |
clzonecluster ユーティリティーを使用することで、Solaris ゾーンの任意のリソースパラメータや、ゾーンクラスタに固有のパラメータを指定できます。ゾーンクラスタで設定できるパラメータの詳細は、clzonecluster(1CL) マニュアルページを参照してください。Solaris ゾーンのリソースパラメータに関する追加情報は、zonecfg(1M) マニュアルページを参照してください。