この手順では、SNMP イベント MIB のプロトコルを変更する方法を説明します。
phys-schost# プロンプトは、グローバルクラスタのプロンプトを表します。この手順は、グローバルクラスタ上で実行します。
この手順では、長形式の Sun Cluster コマンドを使用して説明します。多くのコマンドには短縮形もあります。コマンド名の形式の長短を除き、コマンドは同一です。コマンドのリストとその短縮形については、付録 B Sun Cluster オブジェクト指向コマンドを参照してください。
スーパーユーザーになるか、RBAC 承認 solaris.cluster.modify を提供する役割になります。
SNMP イベント MIB のプロトコルを変更します。
phys-schost-1# clsnmpmib set -n node -p version=value MIB |
変更するイベント MIB がある node を指定します。ノード ID またはノード名を指定できます。このオプションを指定しないと、デフォルトで現在のノードが使用されます。
MIB で使用する SNMP プロトコルのバージョンを指定します。value は次のように指定します。
version=SNMPv2
version=snmpv2
version=2
version=SNMPv3
version=snmpv3
version=3
サブコマンドが適用される単数または複数の MIB の名前を指定します。この場合、event を指定してください。このオペランドを指定しない場合は、デフォルトのプラス記号 (+) がサブコマンドで使用されます (すべての MIB を意味します)。MIB オペランドを使用する場合は、ほかのコマンドラインオプションの後ろに、スペース区切りリストで MIB を指定します。