Sun Cluster の Oracle 用データサービス (Solaris OS 版)

サーバー障害モニターが使用する必要のあるカスタムアクションファイルを指定する

サーバー障害モニターにカスタマイズされたアクションを適用するには、障害モニターが使用すべきカスタムアクションファイルを指定する必要があります。サーバー障害モニターがカスタムアクションファイルを読み取ったときに、カスタマイズされたアクションがサーバー障害モニターに適用されます。サーバー障害モニターは、ファイルが指定されたときにカスタムアクションファイルを読み取ります。

カスタムアクションファイルを指定すると、ファイルも検査されます。ファイルが構文エラーを含む場合、エラーメッセージが表示されます。そのため、カスタムアクションファイルを修正したあと、ファイルを再度指定して、ファイルを検査します。


注意 – 注意 –

修正されたカスタムアクションファイルに構文エラーが検出された場合、障害モニターを再起動する前に、エラーを修正します。障害モニターを再起動したときに、構文エラーがまだ修正されていない場合、障害モニターはエラーのあるファイルを読み取り、最初の構文エラー後に起きたエントリを無視します。


Procedureサーバー障害モニターが使用するべきカスタムアクションファイルを指定する

  1. クラスタノードでスーパーユーザーになるか、solaris.cluster.modify RBAC の承認を提供する役割になります。

  2. SUNW.oracle_server リソースの Custom_action_file 拡張プロパティーを設定します。

    このプロパティーをカスタムアクションファイルの絶対パスに設定します。


    # clresource set -p custom_action_file=filepath server-resource
    
    -p custom_action_file= ファイルパス

    カスタムアクションファイルの絶対パスを指定します。

    サーバーリソース

    SUNW.oracle_server リソースを指定します。