Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

Instant Messaging のビジネスニーズへの対応方法について

Instant Messaging ソフトウェアは、プロジェクトのライフサイクルを短縮し、新しいサービスを手ごろな価格で配備できるように Java Enterprise System と緊密に統合されています。さらに、Instant Messaging は、Portal Server、Access Manager、Messaging Server、および Calendar Server と連携して動作します。この統合によって、ユーザーは、安全かつスケーラブルなフル装備の通信およびコラボレーションサービスのプラットフォームを、単一のベンダーから入手できます。Instant Messaging に含まれる定評ある Java API は、複数のプラットフォームのサポート、プラットフォームの拡張性、リアルタイム通信およびコラボレーション機能のカスタマイズとともに、統合を容易にするオープンな標準を提供します。これらの機能は、既存のアプリケーションに組み込まれたり、あるいは新しいアプリケーションの基盤となります。また、XMPP による相互運用性は、パートナー企業や顧客との間でリアルタイム通信を実現したいと考えている企業に大きなメリットをもたらします。というのも、それらのパートナー企業や顧客の多くは、それぞれ独自のインスタントメッセージングシステムを構築しているからです。