Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

ロードバランサの使用

ロードバランサを使用して、エンドツーエンドのシステム全体に高可用性を提供することにより、アーキテクチャーの各層の機能の可用性を保証することができます。ロードバランサは、専用のハードウェア機器または完全なソフトウェアソリューションです。

負荷分散は、単一のアプリケーションインスタンス、サーバー、またはネットワークが単一の障害ポイントになることを回避すると同時にサービスのパフォーマンスを向上させる最善の方法です。負荷分散の主な目的の 1 つは、サービスの水平方向の能力を拡大することです。たとえば、ディレクトリサービスの場合、ロードバランサは、ディレクトリサービスが処理可能な同時 LDAP 接続の総数および 1 秒あたり LDAP 操作の総数を増加させます。