Instant Messenger は、Java プラグインを使用してブラウザベースのアプレットとして設定したり、JavaTM Web Start を使用してスタンドアロンの Java アプリケーションとして設定したりできる Instant Messaging のクライアントです。
Solaris または Linux 上で Instant Messenger クライアントを実行するには、Java Web Start を使用する必要があります。Microsoft Windows では、アプレットまたは Java Web Start アプリケーションとして Instant Messenger を実行できます。ほとんどの場合、Java Web Start アプリケーションとして Instant Messenger を実行します。
Instant Messenger のカスタマイズについては、『Sun Java System Instant Messaging 7 2005Q1 Administration Guide』を参照してください。
Instant Messenger には、次の通信モードがあります。
チャット:Instant Messenger バージョンの Instant Messaging 会議室がチャットと呼ばれています。チャットはリアルタイムの対話機能で、エンドユーザーはこれを利用してプロジェクトを遂行したり、顧客の質問に答えたり、即時性が要求されるその他の業務を遂行したりすることができます。チャットセッション (参加者は 2 名以上) は、必要に応じて作成されるチャット室で保持されます。
会議室:会議室は通常のチャットセッションと同様に機能する持続的なチャットルームで、次の機能が追加されています。
アクセス制御
モデレートチャット
アラート:アラートにより、エンドユーザーに対する情報配信や応答が Instant Messenger インタフェースを通じて行えるようになります。アラートは、エンドユーザーに緊急情報を配信できます。アラートメッセージの送信者には、メッセージの配信時と受信者によってそのメッセージが開かれた時に通知が送信されます。また、アラートを特定の電子メールアドレスに転送するように Instant Messaging を設定することもできます。
ポーリング:ポーリング機能により、質問に対する回答をエンドユーザーに要求できます。ポーリングの受信者には質問と選択式の回答を送信し、受信者は回答を選択してそれに返信します。
ニュース:ニュースチャネルは、情報を投稿し、それを共有するためのフォーラムです。エンドユーザーは興味のあるニュースチャネルに登録し、ニュースチャネルの URL にアクセスして更新を確認したり、静的なメッセージを表示してニュースチャネルの更新を確認できます。管理者は、エンドユーザーに必要なニュースチャネルを割り当て、ニュースチャネルの情報を表示したり、情報を提示したりできるユーザーを決定することでニュースチャネルへのアクセスを制御します。
インスタントメッセージには URL を埋め込むことができます。プロキシサーバーを使用している場合は、このような URL を解決できるように、Java Web Start を使用するクライアントでプロキシ設定の修正が必要になることがあります。
プロキシ設定の手動変更については、『Sun Java System Instant Messaging 7 2005Q1 Administration Guide』を参照してください。