Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

Instant Messaging のユーザーベースまたはサイトプロファイルの定義

ユーザープロファイルの作成が完了したら、次にそれをこの節で説明されているユーザーベースの例と比較してみます。ユーザーベースは、ユーザーが実行する Instant Messaging オペレーションの種類から構成されます。Instant Messaging ユーザーは、次のいずれかのユーザーベースに分類されます。

この節のユーザーベースの例では、ユーザーの行動を幅広く一般化しています。実際の使用率プロファイルがこのユーザーベースと一致するとは限りません。負荷シミュレータ (「Instant Messaging 負荷シミュレータの使用」を参照) の実行時に、差異を調節してください。

一般ユーザー

一般に、軽量なユーザーベースは、シンプルな Instant Messaging 要件を持つユーザーから構成されます。これらのユーザーがチャットセッションを開始したり、出席依頼を受け取ったりすることはほとんどありません。Instant Messaging を在席確認ツールとしてだけ使用する場合もあります。

ヘビーユーザー

ヘビーユーザーは、一般ユーザーとは比較にならないほど多くのシステムリソースを消費します。これらのユーザーの一般的なリソース使用状況は、たとえば次のようなものです。