Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

技術要件の定義

技術の要件 (または機能の要件) は、組織のシステムニーズの詳細です。

既存の利用率パターンのサポート

既存の利用率パターンを、配備実現のための明確で評価可能な目標として定義します。そのような目標を定義する際に参考となる質問を、次に示します。

サービスにアクセスするユーザーについて調査します。ユーザーはいつ既存のサービスを使うのかといった要素が、配備の要件、ひいては配備の目標を定める重要なポイントとなります。組織の今までの事例からこれらのパターンを得ることができない場合は、他の組織の事例を研究し、推測します。

利用率のきわめて高い部署では、専用のサーバーが必要になる場合もあります。一般に、ユーザーが実際のサーバーから遠く離れており、回線速度も遅い場合、応答時間が長くなります。応答時間が適切であるかどうかを検討する必要があります。

サイトの分散

次の質問を検討して、サイトの分散が配備目標に与える影響を理解します。

ネットワーク

ネットワーク要件の理解に役立つ質問を、次に示します。


注 –

これらの質問に「はい」と答えた場合は、2 層アーキテクチャーをお勧めします。


既存のインフラストラクチャー

より信頼性の高い高可用性帯域幅が利用できる場合は、集中化サーバーを採用できます。

サポート要員

24時間、週に 7 日 (24 x 7) 体制のサポートは、特定のサイトでのみ提供されます。少数のサーバーによる簡単なアーキテクチャーの場合は、サポートが容易です。