削除条件を指定して独自の自動メッセージ削除ポリシーを定義します。imexpire を使用すると、次の条件を使用する削除が可能になります。
メッセージの存続期間: X 日間より存続期間が長いメッセージを自動的に削除します。属性: messagedays。
メッセージの件数: X 件を超えたフォルダ内のメッセージを自動的に削除します。属性: messagecount。
サイズ超過メッセージの存続期間: X バイトを超えるメッセージを Y 日間の猶予期間後に自動的に削除します。属性: messagesize および messagesizedays。
開封済みおよび削除済みメッセージフラグ: 「開封済み」または「削除済み」フラグが付いているメッセージを自動的に削除します。これらの条件には、「and」または「or」が設定できます。or に設定した場合、メッセージに開封済みまたは削除済みフラグが付いていると、ほかの条件にかかわらず自動削除されます。and に設定した場合、メッセージに付いている開封済みまたは削除済みフラグは、指定したほかの条件すべてを満たした場合に設定されます。属性: seen および deleted。
メッセージのヘッダーフィールド: メッセージを削除する条件としてヘッダーおよび文字列を指定できます。たとえば、「Subject: Work from Home!」というヘッダーがあるメッセージをすべて削除できます。
メッセージのフォルダ: メッセージを削除するフォルダを指定できます。属性: folderpattern
imexpire を使用して、メッセージが開封されてからの期間に基づいてメッセージを削除または保存することはできません。たとえば、200 日経過しても読まれていないメッセージを削除するという指定はできません。
例 1: 1,000 件を超えるメッセージが存在するフォルダ内の、存続期間が 365 日のメッセージをすべて削除します。
例 2: ドメイン siroe.com 内の、存続期間が 180 日を超えるメッセージを削除します。
例 3: 「削除済み」のマークが付いているメッセージをすべて削除します。
例 4: sesta.com 内の 1,000 件を超えるメッセージが存在するフォルダから、「開封済み」マークが付いていて、存続期間が 30 日より長く、サイズが 100K バイトより大きく、X-spam というヘッダーが付いたメッセージを削除します。