グローバル有効期限ルールは、コンソールを使用して設定することもできますが、store.expirerule を使用する方法をお勧めします。コンソールまたは configutil を使用して多数のルールを作成すると、パフォーマンスの問題が発生することがあります。
メインコンソール -> サーバーグループ -> Messaging Server (開く) -> Messaging Server コンソール -> 設定タブ -> メッセージストア -> 有効期限/消去 -> 追加
この GUI の略図を図 18–4 に示します。
新しいルールの名前を入力します。
メッセージを自動的に削除するフォルダを入力します。
詳細については、前述の 「imexpire フォルダパターンを設定する」を参照してください。
このルールが指定した条件と一致するフォルダに対する排他的なルールである場合は、「排他」ボックスをクリックします。
このボックスにチェックマークを付けると、このルールが、指定したパターンに一致するほかのすべてのルールに優先します。「排他」チェックボックスの詳細については、表 18–8 を参照してください。
フォルダサイズに基づいてルールを作成するには、次を実行します。
「フォルダサイズの制限」チェックボックスにチェックマークを入れます。「メッセージの件数」フィールドには、もっとも古いメッセージが削除されるまでフォルダ内に保持されるメッセージの最大件数を指定します。「フォルダサイズ」フィールドには、もっとも古いメッセージが削除されるまで保持されるフォルダの最大サイズをバイト単位で指定します。
メッセージの存続期間に基づいてルールを作成するには、「メッセージ存続期間の制約」チェックボックスにチェックマークを付けます。
「日数」フィールドで、メッセージがフォルダに保持される期間を日数で指定します。
メッセージサイズに基づいてルールを作成するには、以下を実行します。
「メッセージサイズの制約」チェックボックスにチェックマークを入れます。「メッセージサイズの制限」フィールドに、フォルダで許可されるメッセージの最大サイズを入力します。「猶予期間」フィールドに、サイズを超過したメッセージがフォルダ内に保持される (削除されるまでの) 期間を入力します。
「開封済み」または「削除済み」メッセージフラグが設定されているかどうかに基づいてルールを作成するには、以下を実行します。
「メッセージフラグの制約」チェックボックスにチェックマークを入れます。
「開封済み:」フィールドでは、「および」を選択すると、メッセージが開封済みであり、かつ、もう 1 つの条件を満たしている場合にルールを適用することを指定できます。「または」を選択すると、メッセージが開封済みであるか、または、もう 1 つの条件を満たしている場合にルールを適用することを指定できます。
「削除済み:」フィールドでは、「および」を選択すると、メッセージが削除済みであり、かつ、もう 1 つの条件を満たしている場合にルールを適用することを指定できます。「または」を選択すると、メッセージが削除済みであるか、または、もう 1 つの条件を満たしている場合にルールを適用することを指定できます。
ヘッダーフィールドとその値に基づいてルールを作成するには、以下を実行します。
「ヘッダーの制約」チェックボックスにチェックマークを入れます。
ヘッダーと値のリストを次の形式でコンマで区切って入力します。
header1: value1, header2 : value2
次に例を示します。Subject: Work at Home!,From: virus@sesta.com
Expires ヘッダーや Expiry-Date ヘッダーで、日付の値が「メッセージの存続期間の制約」よりも古い場合、メッセージは削除されます。有効期限に関するヘッダーフィールドが複数指定された場合、もっとも古い有効期限が使用されます。(文字列)。
「了解」をクリックすると、新しいルールが自動メッセージ削除リストに追加されます。