Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

DEFAULT_PRIVACY

(整数、-1、0 〜 255) DEFAULT_PRIVACY オプションと 「USE_HEADER_SENSITIVITY」オプションでは、SMS メッセージにプライバシフラグを設定するかどうか、またどの値を使用するかを制御します。デフォルトでは、値 -1 が DEFAULT_PRIVACY に使用されます。表 D–12 に、DEFAULT_PRIVACY および 「USE_HEADER_SENSITIVITY」の各オプションにさまざまな値を設定した結果を示します。

表 D–12 DEFAULT_PRIVACYUSE_HEADER_SENSITIVITY の値の結果

DEFAULT_PRIVACY 

USE_HEADER_SENSITIVITY 

結果 

-1 

SMS プライバシフラグは SMS メッセージに設定されません。 

n >= 0 

SMS プライバシフラグは常に値 n に設定されます。RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行は常に無視されます。

-1 (デフォルト) 

1 (デフォルト) 

SMS メッセージのプライバシフラグは、元の電子メールメッセージに RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行があるときのみ設定されます。その場合、SMS プライバシフラグは Sensitivity: ヘッダー行の値と対応するように設定されます。これがデフォルトです。

n >= 0 

SMS メッセージのプライバシフラグは、元の電子メールメッセージの RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行と対応するように設定されます。電子メールメッセージに Sensitivity: ヘッダー行がない場合は、SMS プライバシフラグの値は n に設定されます。

表 D–13 に、SMS プライバシ値の解釈を示します。

表 D–13 SMS プライバシ値の解釈

値 

説明 

制限なし 

制限あり 

親展 

秘密 

>= 4 

未定義 

表 D–14 に、RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行の値を SMS プライバシ値に変換するために使用されるマッピングを示します。

表 D–14 Sensitivity: ヘッダーから SMS プライバシ値へのマッピング変換

RFC 822 Sensitivity: の値 

SMS プライバシ値 

Personal 

1 (制限あり) 

Private 

2 (親展) 

Company confidential 

3 (秘密)