次の表に分類したキーワードの一覧を示します。各表およびその種類は次のとおりです。
表 12–2 アドレス処理のキーワード
表 12–3 添付と MIME 処理
表 12–4 文字セットと 8 ビットデータ
表 12–5 MTA キュー領域でのファイル作成
表 12–6 ヘッダーのキーワード
表 12–7 着信チャネルの一致と切り替えのキーワード
表 12–8 ログ記録とデバッグのチャネルキーワード
表 12–9 長いアドレスリストやヘッダーのチャネルキーワード
表 12–10 メールボックスフィルタのチャネルキーワード
表 12–11 非請求の SMTP 拡張サポートのキーワード
表 12–12 通知メッセージとポストマスターメッセージのキーワード
表 12–13 処理制御とジョブ送信のキーワード
表 12–14 重要度の上限のキーワード
表 12–15 メッセージの制限、ユーザー制限容量、権限、認証の試行のキーワード
表 12–16 SMTP 認証、SASL、TLS のキーワード
表 12–17 SMTP コマンドとプロトコルのキーワード
表 12–18 TCP/IP 接続と DNS 検索サポートのキーワード
表 12–19 その他のキーワード
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 キーワード  | 
 ページ  | 
 定義  | 
|---|---|---|
| 
 アドレス処理  | 
||
| 
 733  | 
 エンベロープで % ルーティングを使用します。percents と同義。「アドレスのタイプとルール」  | 
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 822  | 
 エンベロープでソースルートを使用します。sourceroute と同義。  | 
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| 
 addreturnpath  | 
 このチャネルのキューに入れるメッセージに Return-path: ヘッダーを追加します。  | 
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| 
 aliaslocal  | 
 「エイリアスファイルとエイリアスデータベースプローブを指定する」 書き換えられたアドレスをエイリアスファイルとエイリアスデータベースで検索します。  | 
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 authrewrite  | 
 認証された差出人の情報がある場合は MTA がヘッダーに含めるようにするために、ソースチャネルで使用します。  | 
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| 
 bangoverpercent  | 
 A!B%C を A!(B%C) としてグループ化します。  | 
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| 
 bangstyle  | 
 エンベロープで UUCP! ルーティングを使用します。uucp と同義。  | 
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| 
 defaulthost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるためにドメイン名を指定します。  | 
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| 
 dequeue_removeroute  | 
 エンベロープの To: アドレスからソースルートを削除します。  | 
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| 
 exproute  | 
 アドレスをリモートシステムに渡す際に明示的なルーティングを要求します。  | 
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| 
 holdlimit  | 
 エンベロープ受取人アドレス数がこの制限を越えた場合、メッセージを保留します。  | 
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| 
 improute  | 
 このチャネルのアドレスに対して黙示的なルーティングを実行します。  | 
|
| 
 missingrecipientpolicy  | 
 受取人ヘッダーがないメッセージを有効にする (どのヘッダーを追加するか指定する) ポリシーを設定します。  | 
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| 
 noaddreturnpath  | 
 メッセージをキューに入れる際に、メッセージに Return-path: ヘッダーを追加しません。  | 
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| 
 nobangoverpercent  | 
 A!B%C を (A!B)%C としてグループ化します。  | 
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| 
 nodefaulthost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるために使用する、ドメイン名を指定しません。  | 
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| 
 noexproute  | 
 このチャネルのアドレスに対して明示的なルーティングを実行しません。  | 
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| 
 noimproute  | 
 このチャネルのアドレスに対して黙示的なルーティングを実行しません。  | 
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| 
 noreceivedfrom  | 
 「エンベロープ To: アドレスと From: アドレスから Received: ヘッダー行を作成する」 元のエンベロープの From: アドレスを含めずに Received: ヘッダー行を作成します。  | 
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| 
 noremotehost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるために、ローカルホストのドメイン名をデフォルトのドメイン名として使用します。  | 
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| 
 norestricted  | 
 unsrestricted と同じ。  | 
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| 
 noreverse  | 
 メッセージのアドレスを、アドレスリバース処理から外すことを指定します。  | 
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| 
 norules  | 
 このチャネル固有の書き換えルールを確認しません。  | 
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| 
 percentonly  | 
 bang パスを無視します。エンベロープで % ルーティングを使用します。  | 
|
| 
 percents  | 
 エンベロープで % ルーティングを使用します。733 と同義。  | 
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| 
 remotehost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるために、リモートホストの名前をデフォルトのドメイン名として使用します。  | 
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| 
 restricted  | 
 チャネルは、エンコーディングを必要とするメールシステムに接続します。  | 
|
| 
 reverse  | 
 アドレスリバースデータベースまたは REVERSE マッピングに対してアドレスを確認します。  | 
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| 
 routelocal  | 
 アドレスをチャネルに書き換える際に、MTA がアドレスのすべての明示的ルーティングの「短絡化」を試行するようにします。  | 
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| 
 rules  | 
 このチャネル固有の書き換えルールを確認します。  | 
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| 
 sourceroute  | 
 822 と同義。  | 
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| 
 subaddressexact  | 
 エントリの一致の確認中に特別なサブアドレスの処理を行いません。エイリアスが一致するとみなされるためには、サブアドレスを含むメールボックス全体が一致する必要があります。  | 
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| 
 subaddressrelaxed  | 
 完全一致と「名前+*」の形式一致を検索したあと、MTA で名前の部分のみの一致を検索します。  | 
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| 
 subaddresswild  | 
 サブアドレス全体を含む完全一致を検索したあと、MTA で「名前+*」の形式のエントリを検索します。  | 
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| 
 unrestricted  | 
 RFC 1137 エンコーディングとデコーディングを実行しないように MTA に指示します。  | 
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| 
 uucp  | 
 エンベロープで UUCP! ルーティングを使用します。bangstyle と同義。  | 
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| 
 viaaliasoptional  | 
 チャネルに一致する最終受取人のアドレスを、エイリアスで作成する必要がありません。  | 
|
| 
 viaaliasrequired  | 
 チャネルに一致する最終受取人アドレスを、エイリアスで作成する必要があります。  | 
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表 12–3 添付と MIME 処理
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 defragment  | 
 このチャネルのキューに入れられる部分メッセージは、代わりに再組み立てチャネルのキューに入れられます。  | 
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| 
 ignoreencoding  | 
 着信メッセージの Encoding: ヘッダーを無視します。  | 
|
| 
 interpretencoding  | 
 着信メッセージの Encoding: ヘッダーを必要に応じて解釈します。  | 
|
| 
 nodefragment  | 
 再組み立てを無効にします。  | 
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表 12–4 文字セットと 8 ビットデータ
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 charset7  | 
 7 ビットのテキストメッセージに関連付けるデフォルトの文字セット。  | 
|
| 
 charset8  | 
 8 ビットのテキストメッセージに関連付けるデフォルトの文字セット。  | 
|
| 
 charsetesc  | 
 エスケープ文字を含む 7 ビットのテキストに関連付けるデフォルトの文字セット  | 
|
| 
 eightbit  | 
 チャネルが 8 ビット文字をサポートします。  | 
|
| 
 eightnegotiate  | 
 チャネルが 8 ビット転送の使用をネゴシエートします (可能な場合)。  | 
|
| 
 eightstrict  | 
 ネゴシエーションが行われていない 8 ビットデータがメッセージヘッダーに含まれている場合は、そのメッセージを拒否します。  | 
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| 
 sevenbit  | 
 8 ビット文字をサポートしません。8 ビット文字はエンコードされる必要があります。  | 
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表 12–5 MTA キュー領域でのファイル作成
| 
 キーワード  | 
 ページ  | 
 定義  | 
|---|---|---|
| 
 addrsperfile  | 
 チャネルのキューにある 1 つのメッセージファイルに関連付けられる受取人の最大数の制限。  | 
|
| 
 expandchannel  | 
 expandlimit の適用による遅延拡張を実行するチャネルを指定します。  | 
|
| 
 expandlimit  | 
 アドレスの数がこの制限を超えた場合、着信メッセージを「オフライン」で処理します。  | 
|
| 
 multiple  | 
 メッセージファイル内の受取人数を制限しません。ただし SMTP チャネルのデフォルトは 99 です。  | 
|
| 
 single  | 
 チャネル上の各宛先アドレス用にメッセージのコピーが 1 つずつ作成されます。  | 
|
| 
 single_sys  | 
 各宛先システム用にメッセージのコピーを 1 つずつ作成します。  | 
|
| 
 subdirs  | 
 「複数のサブディレクトリにチャネルメッセージキューを拡散する」 チャネルキューのメッセージを拡散するサブディレクトリの数を指定します。  | 
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表 12–6 ヘッダーのキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 authrewrite  | 
 認証された差出人の情報がある場合は MTA がヘッダーに含めるようにするために、ソースチャネルで使用します。  | 
|
| 
 commentinc  | 
 メッセージのヘッダー行内のコメントをそのままにします。  | 
|
| 
 commentmap  | 
 COMMENT_STRINGS マッピングテーブルを通じて、メッセージヘッダー行でコメント文字列を実行します。  | 
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| 
 commentomit  | 
 メッセージのヘッダー行内のコメントを取り除きます。  | 
|
| 
 commentstrip  | 
 メッセージのヘッダー行内のコメントフィールドから問題を起こす文字を取り除きます。  | 
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| 
 commenttotal  | 
 Received: ヘッダー行以外のすべてのヘッダー行から ( ) に入っているコメントを削除します。ただし、推奨しません。  | 
|
| 
 datefour  | 
 すべての年表示フィールドを 4 桁に展開します。  | 
|
| 
 datetwo  | 
 4 桁の日付表示から先頭の 2 桁を削除します。2 桁の日付表示を要求するメールシステムとの互換性を提供するための機能なので、その他の目的のために使用しないでください。  | 
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| 
 dayofweek  | 
 曜日情報を残し、曜日情報がない場合にはその情報を日付/時刻ヘッダーに追加します。  | 
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| 
 defaulthost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるためにドメイン名を指定します。  | 
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| 
 dropblank  | 
 着信メッセージから不正な空白ヘッダーを削除します。  | 
|
| 
 header_733  | 
 メッセージヘッダーで % ルーティングを使用します。  | 
|
| 
 header_822  | 
 メッセージヘッダーでソースルートを使用します。  | 
|
| 
 headerlabelalign  | 
 このチャネルのキューに入れられたメッセージヘッダーの配置ポイントを制御します。整数値の引数をとります。  | 
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| 
 headerlinelength  | 
 このチャネルのキューに入れられたヘッダー行の長さを制御します。  | 
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| 
 headerread  | 
 オリジナルのメッセージヘッダーが処理される前に、メッセージがキューに入れられたときに、オプションファイルからそのメッセージのヘッダーにトリミングのルールを適用します (注意して使用すること)。  | 
|
| 
 headertrim  | 
 元のメッセージヘッダーが作成されたあとで、オプションファイルからそのメッセージのヘッダーにトリミングのルールを適用します。  | 
|
| 
 header_uucp  | 
 ヘッダーで ! ルーティングを使用します。  | 
|
| 
 inner  | 
 メッセージをパースして、内部ヘッダーを書き換えます。  | 
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| 
 innertrim  | 
 内部のメッセージヘッダーに、オプションファイルからのヘッダートリミングルールを適用します (注意して使用すること)。  | 
|
| 
 language  | 
 ヘッダーにデフォルトの言語を指定します。  | 
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| 
 maxheaderaddrs  | 
 1 行に表示できるアドレスの数を指定します。  | 
|
| 
 maxheaderchars  | 
 1 行に表示できる文字数を指定します。  | 
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| 
 missingrecipientpolicy  | 
 受取人ヘッダーがないメッセージを有効にする (どのヘッダーを追加するか指定する) ポリシーを設定します。  | 
|
| 
 nodayofweek  | 
 日付/時刻ヘッダーから曜日情報を削除します。この情報が処理できないメールシステムとの互換性を提供するための機能なので、その他の目的のために使用しないでください。  | 
|
| 
 nodefaulthost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるために使用する、ドメイン名を指定しません。  | 
|
| 
 nodropblank  | 
 着信メッセージから不正な空白ヘッダーを削除しません。  | 
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| 
 noheaderread  | 
 オプションファイルからのヘッダートリミングルールを適用しません。  | 
|
| 
 noheadertrim  | 
 オプションファイルからのヘッダートリミングルールを適用しません。  | 
|
| 
 noinner  | 
 内部のメッセージヘッダー行を書き換えません。  | 
|
| 
 noinnertrim  | 
 内部のメッセージヘッダーにヘッダートリミングルールを適用しません。  | 
|
| 
 noreceivedfor  | 
 「エンベロープ To: アドレスと From: アドレスから Received: ヘッダー行を作成する」 エンベロープ受取人の情報を含めずに Received: ヘッダー行を作成します。  | 
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| 
 noreceivedfrom  | 
 「エンベロープ To: アドレスと From: アドレスから Received: ヘッダー行を作成する」 元のエンベロープの From: アドレスを含めずに Received: ヘッダー行を作成します。  | 
|
| 
 noremotehost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるために、ローカルホストのドメイン名をデフォルトのドメイン名として使用します。  | 
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| 
 noreverse  | 
 チャネルのキューに入れられたメッセージのアドレスを、アドレスリバース処理から外します。  | 
|
| 
 norules  | 
 このチャネル固有の書き換えルールを確認しません。  | 
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| 
 nox_env_to  | 
 「X-Envelope-to ヘッダー行を生成するまたは削除する」 X-Envelope-to ヘッダー行を削除します。  | 
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| 
 personalinc  | 
 メッセージのヘッダー行にある個人名のフィールドをそのままにします。  | 
|
| 
 personalmap  | 
 PERSONAL_NAMES マッピングテーブルを通じて、個人名を実行します。  | 
|
| 
 personalomit  | 
 メッセージのヘッダー行にある個人名のフィールドを削除します。  | 
|
| 
 personalstrip  | 
 ヘッダー行にある個人名のフィールドから問題になる文字を削除します。  | 
|
| 
 receivedfor  | 
 「エンベロープ To: アドレスと From: アドレスから Received: ヘッダー行を作成する」 メッセージの宛先になっているエンベロープ受取人アドレスが 1 つだけの場合は、そのエンベロープの Received: ヘッダー行 に To: アドレスを含めます。  | 
|
| 
 receivedfrom  | 
 「エンベロープ To: アドレスと From: アドレスから Received: ヘッダー行を作成する」 MTA がエンベロープ From: アドレスを変更した場合、着信メッセージの Received: ヘッダー行を作成する際に元のエンベロープの From: アドレスを含めます。  | 
|
| 
 remotehost  | 
 「不完全なアドレスを修正する際に使用するホスト名を指定する」 アドレスを完成させるために、リモートホストの名前をデフォルトのドメイン名として使用します。  | 
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| 
 restricted  | 
 チャネルは、このエンコーディングを必要とするメールシステムに接続します。  | 
|
| 
 reverse  | 
 アドレスリバースデータベースまたは REVERSE マッピングに対してアドレスを確認します。  | 
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| 
 rules  | 
 このチャネル固有の書き換えルールを確認します。  | 
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| 
 sensitivitycompanyconfidential  | 
 Companyconfidential が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
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| 
 sensitivitynormal  | 
 Normal が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
|
| 
 sensitivitypersonal  | 
 Personal が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
|
| 
 sensitivityprivate  | 
 Private が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
|
| 
 sourcecommentinc  | 
 着信メッセージのヘッダー行にコメントを残します。  | 
|
| 
 sourcecommentmap  | 
 ソースチャネルを通じて、ヘッダー行のコメント文字列を実行します。  | 
|
| 
 sourcecommentomit  | 
 着信メッセージの To:、From:、Cc: などのヘッダー行からコメントを削除します。  | 
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| 
 sourcecommentstrip  | 
 着信メッセージのヘッダー行内のコメントフィールドから問題を起こす文字を削除します。  | 
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| 
 sourcecommenttotal  | 
 着信メッセージから、( ) 内に入っているコメントを削除します。  | 
|
| 
 sourcepersonalinc  | 
 着信メッセージのヘッダー行にある個人名のフィールドをそのままにします。  | 
|
| 
 sourcepersonalmap  | 
 ソースチャネルを通じて個人名を実行します。  | 
|
| 
 sourcepersonalomit  | 
 着信メッセージのヘッダー行にある個人名のフィールドを削除します。  | 
|
| 
 sourcepersonalstrip  | 
 着信メッセージのヘッダー行にある個人名のフィールドから、問題になる文字を削除します。  | 
|
| 
 unrestricted  | 
 RFC 1137 エンコーディングとデコーディングを実行しないように MTA に指示します。  | 
|
| 
 x_env_to  | 
 「X-Envelope-to ヘッダー行を生成するまたは削除する」 X-Envelope-to ヘッダー行の生成を有効にします。  | 
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表 12–7 着信チャネルの一致と切り替えのキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 allowswitchchannel  | 
 switchchannel チャネルからこのチャネルへの切り替えを許可します。  | 
|
| 
 nosaslswitchchannel  | 
 SASL 認証に成功した場合、このチャネルへの切り替えは許可されません。  | 
|
| 
 noswitchchannel  | 
 このチャネルへの、またはこのチャネルからの切り替えを行いません。  | 
|
| 
 switchchannel  | 
 サーバーチャネルから送信元のホストに関連付けられたチャネルに切り替えます。  | 
|
| 
 saslswitchchannel  | 
 クライアントが SASL の使用に成功した場合、着信接続が指定のチャネルに切り替えられます。  | 
|
| 
 tlsswitchchannel  | 
 TLS のネゴシエートが成功した場合に、ほかのチャネルに切り替えます。  | 
|
表 12–8 ログ記録とデバッグのチャネルキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 logging  | 
 キューに対するメッセージの出入りをログに記録し、特定のチャネルのログ機能を有効にします。  | 
|
| 
 loopcheck  | 
 MTA が MTA 自体と通信しているかどうかを確認するために、SMTP EHLO 応答見出しに文字列を配置します。  | 
|
| 
 master_debug  | 
 チャネルのマスタープログラム出力内にデバッグ出力を作成します。  | 
|
| 
 nologging  | 
 キューに対するメッセージの出入りをログに記録しません。  | 
|
| 
 noloopcheck  | 
 SMTP EHLO 応答見出しに文字列がありません。  | 
|
| 
 nomaster_debug  | 
 チャネルのマスタープログラム出力内にデバッグ出力を行いません。  | 
|
| 
 noslave_debug  | 
 スレーブのデバッグ出力を生成しません。  | 
|
| 
 slave_debug  | 
 スレーブのデバッグ出力を生成します。  | 
|
表 12–9 長いアドレスリストやヘッダーのチャネルキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 expandchannel  | 
 expandlimit の適用による遅延拡張を実行するチャネルを指定します。  | 
|
| 
 expandlimit  | 
 アドレスの数がこの制限を超えた場合、着信メッセージを「オフライン」で処理します。  | 
|
| 
 holdlimit  | 
 アドレスの数がこの制限を越えた場合、メッセージを保留します。  | 
|
| 
 maxprocchars  | 
 処理や書き換えができるヘッダーの最大長。  | 
|
表 12–10 メールボックスフィルタのチャネルキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 channelfilter  | 
 チャネルフィルタファイルの場所。destinationfilter と同じ。  | 
|
| 
 destinationfilter  | 
 送信するメッセージに提供されるチャネルフィルタの場所。  | 
|
| 
 destinationspamfilterXoptin  | 
 スパムのフィルタ処理のソフトウェア X によってこのチャネル宛てのメッセージを起動します。  | 
|
| 
 fileinto  | 
 メールボックスフィルタ fileinto の操作が適用されたときの、アドレスに対する効果を指定します。  | 
|
| 
 filter  | 
 ユーザーフィルタファイルの場所を指定します。  | 
|
| 
 nochannelfilter  | 
 送信メッセージに対するチャネルフィルタリングを行いません。nodestinationfilter とも呼ばれます。  | 
|
| 
 nodestinationfilter  | 
 送信メッセージに対するチャネルフィルタリングを実行しません。  | 
|
| 
 nofileinto  | 
 メールボックスフィルタ fileinto のオペレータが効果を発揮しません。  | 
|
| 
 nofilter  | 
 ユーザーメールボックスのフィルタリングを実行しません。  | 
|
| 
 nosourcefilter  | 
 着信メッセージに対してチャネルフィルタリングを実行しません。  | 
|
| 
 sourcefilter  | 
 着信メッセージ用のチャネルフィルタファイルの場所を指定します。  | 
|
| 
 sourcespamfilterXoptin  | 
 スパムのフィルタ処理のソフトウェア X によってこのチャネルから発信されるメッセージを起動します。  | 
|
表 12–11 非請求の SMTP 拡張サポートのキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 sourcenosolicit  | 
 このチャネルから送信されたメール内でブロックされる請求フィールドの値のコンマ区切りの一覧を指定します。  | 
|
| 
 destinationnosolicit  | 
 このチャネルのキューに入れられたメール内で受け入れられない請求フィールドの値のコンマ区切りの一覧を指定します。  | 
|
表 12–12 通知メッセージとポストマスターメッセージのキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 (完全な通知手順については 「配信ステータス通知メッセージを制御する」を参照)  | 
||
| 
 aliaspostmaster  | 
 正式なチャネル名でのユーザー名が postmaster であるユーザーに宛てられたメッセージは postmaster@ローカルホストにリダイレクトされます。ローカルホストには、ローカルホスト名 (ローカルチャネルの名前) が入ります。  | 
|
| 
 copysendpost  | 
 メッセージの差出人アドレスが空白になっている場合を除き、配信不能メッセージのコピーがポストマスターに送信されます。  | 
|
| 
 copywarnpost  | 
 未配信メッセージの差出人アドレスが空白になっている場合を除き、警告メッセージのコピーがポストマスターに送信されます。  | 
|
| 
 errsendpost  | 
 通知を差出人に返すことができない場合に、配信不能通知のコピーをポストマスターに送信します。  | 
|
| 
 errwarnpost  | 
 通知を差出人に返すことができない場合に、警告メッセージのコピーをポストマスターに送信します。  | 
|
| 
 includefinal  | 
 配信通知の中に受取人アドレスの最終的な形式を含めます。  | 
|
| 
 nonurgentnotices  | 
 優先度が低いメッセージを配信できない場合に通知を送り、そのメッセージを返送するまでの時間を指定します。  | 
|
| 
 noreturnaddress  | 
 ポストマスターアドレス名に RETURN_ADDRESS オプション値を使用します。  | 
|
| 
 noreturnpersonal  | 
 ポストマスター個人名に RETURN_PERSONAL オプション値を使用します。  | 
|
| 
 normalnotices  | 
 優先度が標準のメッセージを配信できない場合に通知を送り、そのメッセージを返送するまでの時間を指定します。  | 
|
| 
 nosendpost  | 
 配信不能メッセージのコピーをポストマスターには一切送信しません。  | 
|
| 
 notices  | 
 通知を送り、メッセージを返すまでの時間を指定します。  | 
|
| 
 nowarnpost  | 
 警告メッセージのコピーをポストマスターには一切送信しません。  | 
|
| 
 postheadbody  | 
 ヘッダーとメッセージの内容の両方を返送します。  | 
|
| 
 postheadonly  | 
 ポストマスターにヘッダーだけを返送します。  | 
|
| 
 returnaddress  | 
 ローカルポストマスターの返信アドレスを設定します。  | 
|
| 
 returnenvelope  | 
 空白のエンベロープ返信アドレスの使用を制御します。  | 
|
| 
 returnpersonal  | 
 ローカルのポストマスターに対する個人名を設定します。  | 
|
| 
 sendpost  | 
 配信不能メッセージのコピーをすべてポストマスターに送信します。  | 
|
| 
 suppressfinal  | 
 オリジナルの形式のアドレスが存在する場合に、通知メッセージに最終アドレス形式を表示しないようにします。  | 
|
| 
 urgentnotices  | 
 優先度が高いメッセージを配信できない場合に通知を送り、そのメッセージを返送するまでの時間を指定します。  | 
|
| 
 useintermediate  | 
 リストの展開後、ユーザーメールボックス名を生成するまでの間に作成された中間形式のアドレスを使用します。  | 
|
| 
 warnpost  | 
 警告メッセージのコピーをすべてポストマスターに送信します。  | 
|
表 12–13 処理制御とジョブ送信のキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 (より大きい機能単位については 「メッセージの処理と配信を設定する」を参照)  | 
||
| 
 backoff  | 
 配信不能メッセージを再配信する回数。normalbackoff、nonurgentbackoff、urgentbackoff キーワードで置き換え可能。  | 
|
| 
 bidirectional  | 
 マスターとスレーブの両方のプログラムによって処理されるチャネル。  | 
|
| 
 deferred  | 
 Deferred-delivery: ヘッダー行を認識し、許可します。  | 
|
| 
 expandchannel  | 
 expandlimit の適用による遅延拡張を実行するチャネルを指定します。  | 
|
| 
 expandlimit  | 
 アドレスの数がこの制限を超えた場合、着信メッセージを「オフライン」で処理します。  | 
|
| 
 filesperjob  | 
 1 つのジョブで処理できるキューエントリの数。  | 
|
| 
 優先度にかかわらず、送信後すべてのメッセージの配信を即座に開始します。  | 
||
| 
 master  | 
 マスタープログラムによって処理されるチャネル (master)。  | 
|
| 
 maxjobs  | 
 1 つのチャネルに対して同時実行できるジョブの最大数。  | 
|
| 
 nodeferred  | 
 Deferred-delivery: ヘッダー行が許可されないように指定します。  | 
|
| 
 nonurgentbackoff  | 
 優先度が低いメッセージの配信試行頻度。  | 
|
| 
 nonurgentblocklimit  | 
 指定値以上のサイズを持つメッセージの優先度を「低」以下 (2 番目の優先度) に設定します。該当するメッセージは次の定期ジョブまで処理されません。  | 
|
| 
 normalbackoff  | 
 優先度が標準であるメッセージの配信試行頻度。  | 
|
| 
 normalblocklimit  | 
 指定値以上のサイズを持つメッセージの優先度を「低」に設定します。  | 
|
| 
 noservice  | 
 このチャネルで受信するメッセージのサービス変換は CHARSET-CONVERSION を使用して有効にします。  | 
|
| 
 pool  | 
 チャネル用のプールを指定します。この後ろに、現在のチャネルの配信ジョブのプール先となるプール名を指定します。  | 
|
| 
 service  | 
 CHARSET-CONVERSION エントリにかかわらず、無条件でサービス変換を有効にします。  | 
|
| 
 slave  | 
 スレーブプログラム (slave) によって処理されるチャネル。  | 
|
| 
 threaddepth  | 
 マルチスレッド SMTP クライアントに対して新しいスレッドをトリガするために必要なメッセージ数。  | 
|
| 
 transactionlimit  | 
 1 つの接続について許されるメッセージの数を制限します。  | 
|
| 
 urgentbackoff  | 
 優先度が高いメッセージの配信試行頻度。  | 
|
| 
 urgentblocklimit  | 
 指定値以上のサイズを持つメッセージの優先度を「標準」に設定します。  | 
|
| 
 user  | 
 pipe チャネルでどのユーザー名で実行するかを示すのに使用されます。  | 
|
表 12–14 重要度の上限のキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 sensitivitycompanyconfidential  | 
 受け付けるメッセージの重要度の上限。  | 
|
| 
 sensitivitynormal  | 
 Normal が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
|
| 
 sensitivitypersonal  | 
 Personal が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
|
| 
 sensitivityprivate  | 
 Private が、受け付けるメッセージの重要度の上限です。  | 
|
表 12–15 メッセージの制限、ユーザー制限容量、権限、認証の試行のキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 alternatechannel  | 
 「サイズまたは受取人数の制限を超えるメッセージを再ターゲット化する」 alternateblocklimit、alternatelinelimit、および alternaterecipientlimit の代替宛先チャネル。  | 
|
| 
 alternateblocklimit  | 
 「サイズまたは受取人数の制限を超えるメッセージを再ターゲット化する」 メッセージが alternativechannel に送信される前に、メッセージのブロック数の制限を指定します。  | 
|
| 
 alternatelinelimit  | 
 「サイズまたは受取人数の制限を超えるメッセージを再ターゲット化する」 メッセージが alternativechannel に送信される前に、メッセージの行数の制限を指定します。  | 
|
| 
 alternaterecipientlimit  | 
 「サイズまたは受取人数の制限を超えるメッセージを再ターゲット化する」 メッセージが alternativechannel に送信される前に、メッセージの受取人数の制限を指定します。  | 
|
| 
 blocklimit  | 
 1 つの着信メッセージに対して許可されている MTA ブロックの最大数。  | 
|
| 
 disconnectbadauthlimit  | 
 1 つのセッションで許可される認証の試行失敗回数の制限。この回数に達するとセッションの接続は切断されます。  | 
|
| 
 disconnectbadcommandlimit  | 
 セッションの不良コマンド数を制限します。  | 
|
| 
 disconnectrecipientlimit  | 
 セッションの受取人数を制限します。  | 
|
| 
 disconnectrejectlimit  | 
 拒否される受取人数を制限します。  | 
|
| 
 disconnecttransactionlimit  | 
 トランザクション数を制限します。  | 
|
| 
 headerlimit  | 
 プライマリ (もっとも外側の) メッセージヘッダーの最大サイズの制限。  | 
|
| 
 holdexquota  | 
 制限容量を超過したユーザーに対するメッセージを保留します。  | 
|
| 
 holdlimit  | 
 アドレスの数がこの制限を越えた場合、着信メッセージを保留します。  | 
|
| 
 linelength  | 
 チャネルごとに許可される最大のメッセージ行の長さを制限します。  | 
|
| 
 linelimit  | 
 1 つのメッセージに対して許可される最大の行数を指定します。  | 
|
| 
 maxblocks  | 
 1 つのメッセージに許可するブロックの最大数を指定します。  | 
|
| 
 maxlines  | 
 1 つのメッセージに許可する最大行数を指定します。  | 
|
| 
 nameparameterlengthlimit  | 
 「General Content-type、Filename Content-type、および Content-disposition パラメータの長さを制御する」 name content-type および filename content-disposition パラメータが切り捨てられる位置を制御します。  | 
|
| 
 noblocklimit  | 
 1 つのメッセージに許可される MTA ブロックの数に制限はありません。  | 
|
| 
 noexquota  | 
 制限容量を超過したユーザーに宛てられたメッセージをすべて差出人に送り返します。  | 
|
| 
 nolinelimit  | 
 1 つのメッセージに許可される行数に制限はありません。  | 
|
| 
 nonurgentblocklimit  | 
 指定値以上のサイズを持つメッセージの優先度を「低」以下 (2 番目の優先度) に設定します。該当するメッセージは次の定期ジョブまで処理されません。  | 
|
| 
 normalblocklimit  | 
 指定値以上のサイズを持つメッセージの優先度を「低」に設定します。  | 
|
| 
 parameterlengthlimit  | 
 「General Content-type、Filename Content-type、および Content-disposition パラメータの長さを制御する」 general content-type および content-disposition パラメータが切り捨てられる位置を制御します。  | 
|
| 
 recipientcutoff  | 
 受取人がこの値を超えるとメッセージを拒否します。  | 
|
| 
 recipientlimit  | 
 メッセージが受け付ける受取人アドレスの数を制限します。  | 
|
| 
 rejectsmtplonglines  | 
 「1000 文字を超える行を含む SMTP メールを処理する」 1000 文字よりも長い行 (CRLF を含む) を含むメッセージを拒否します。  | 
|
| 
 sourceblocklimit  | 
 1 つの着信メッセージに対して許可されている MTA ブロックの最大数。  | 
|
| 
 truncatesmtplonglines  | 
 「1000 文字を超える行を含む SMTP メールを処理する」 1 行が 1000 文字を超えるとそれ以降の文字を切り捨てます。  | 
|
| 
 wrapsmtplonglines  | 
 「1000 文字を超える行を含む SMTP メールを処理する」 1 行が 1000 文字を超えると折り返します。  | 
|
| 
 urgentblocklimit  | 
 指定値以上のサイズを持つメッセージの優先度を「標準」に設定します。  | 
|
表 12–16 SMTP 認証、SASL、TLS のキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 (より大きい機能単位については 「SMTP 認証、SASL、TLS」を参照)  | 
||
| 
 authrewrite  | 
 認証された差出人の情報がある場合は MTA がヘッダーに含めるようにするために、ソースチャネルで使用します。  | 
|
| 
 maysaslserver  | 
 クライアントが SASL 認証を使用することを許可します。  | 
|
| 
 maytls  | 
 MTA は TLS 使用の接続を受け入れ、送信接続にも TLS を使用しようと試みます。  | 
|
| 
 maytlsclient  | 
 MTA SMTP クライアントは TLS をサポートする SMTP サーバーにメッセージを送信する際に TLS を使用します。  | 
|
| 
 maytlsserver  | 
 MTA SMTP サーバーが STARTTLS 拡張をサポートすることを通知し、メッセージを受信する際に TLS を使用することを許可します。  | 
|
| 
 msexchange  | 
 「Microsoft Exchange ゲートウェイチャネルを指定する」 TCP/IP チャネルで使用して、MTA にこれが MS Exchange ゲートウェイとクライアントとの通信を行うチャネルであることを指示します。  | 
|
| 
 mustsaslserver  | 
 SMTP サーバーは、リモートクライアントが認証に成功しないかぎり、メッセージを受け付けません。  | 
|
| 
 musttls  | 
 MTA は送着信接続に必ず TLS を使用します。  | 
|
| 
 musttlsclient  | 
 MTA SMTP クライアントは、メッセージの送信に必ず TLS を使用します (MTA は STARTTLS コマンドを発行し、このコマンドは必ず成功する必要がある)。  | 
|
| 
 musttlsserver  | 
 MTA SMTP サーバーが STARTTLS 拡張をサポートすることを通知し、メッセージを着信する際に TLS を使用します。  | 
|
| 
 nomsexchange  | 
 デフォルト。  | 
|
| 
 nosasl  | 
 SASL 認証は許可されず、試行もされません。  | 
|
| 
 nosaslserver  | 
 SASL 認証は許可されません。  | 
|
| 
 notls  | 
 TLS 認証は許可されず、試行もされません。  | 
|
| 
 notlsclient  | 
 送信接続時に MTA SMTP クライアントは TLS を使用しません (送信接続時に STARTTLS コマンドが発行されない)。  | 
|
| 
 notlsserver  | 
 着信接続時に MTA SMTP サーバーは TLS の使用を許可しません (SMTP サーバーもコマンド自体も STARTTLS 拡張に通知しない)。  | 
|
| 
 saslswitchchannel  | 
 クライアントが SASL の使用に成功した場合、着信接続が指定のチャネルに切り替えられます。  | 
|
| 
 tlsswitchchannel  | 
 クライアントが TLS ネゴシエーションに成功した場合、着信接続が指定のチャネルに切り替えられます。このキーワードには、切り替え先のチャネルを指定する必要があります。  | 
|
表 12–17 SMTP コマンドとプロトコルのキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 (より大きい機能単位については 「SMTP コマンドとプロトコルのサポート」を参照)  | 
||
| 
 allowetrn  | 
 ETRN コマンドを処理します。  | 
|
| 
 blocketrn  | 
 ETRN コマンドをブロックします。  | 
|
| 
 checkehlo  | 
 SMTP 応答の見出しを確認して、EHLO と HELO のどちらを使用するか決定します。  | 
|
| 
 disableetrn  | 
 ETRN SMTP コマンドのサポートを無効にします。  | 
|
| 
 domainetrn  | 
 ドメインを指定する ETRN コマンドだけを処理します。  | 
|
| 
 domainvrfy  | 
 完全なアドレスを使用して VRFY コマンドを発行します。  | 
|
| 
 ehlo  | 
 初期接続に SMTP EHLO コマンドを使用します。  | 
|
| 
 eightbit  | 
 チャネルが 8 ビット文字をサポートします。  | 
|
| 
 eightnegotiate  | 
 チャネルが 8 ビット転送の使用をネゴシエートします (可能な場合)。  | 
|
| 
 eightstrict  | 
 ネゴシエーションが行われていない 8 ビットデータがメッセージヘッダーに含まれている場合は、そのメッセージを拒否します。  | 
|
| 
 expnallow  | 
 DISABLE_EXPAND SMTP チャネルオプションによって SMTP サーバーレベルで EXPN が無効にされている場合でも、EXPN を許可します。  | 
|
| 
 expndisable  | 
 EXPN を無条件で無効にします。  | 
|
| 
 expndefault  | 
 SMTP サーバーの設定で EXPN が許可されていれば EXPN を許可します。  | 
|
| 
 localvrfy  | 
 ローカルアドレスを使用して VRFY コマンドを発行します。  | 
|
| 
 mailfromdnsverify  | 
 MAIL FROM: コマンドに使用されているドメインが DNS に存在するかどうかを確認します。  | 
|
| 
 noehlo  | 
 EHLO コマンドを使用しません。  | 
|
| 
 nomailfromdnsverify  | 
 MAIL FROM: コマンドに使用されているドメインが DNS に存在するかどうかを確認しません。  | 
|
| 
 nosendetrn  | 
 ETRN コマンドを送信しません。  | 
|
| 
 nosmtp  | 
 SMTP プロトコルをサポートしません。これがデフォルトです。  | 
|
| 
 novrfy  | 
 VRFY コマンドを発行しません。  | 
|
| 
 sendetrn  | 
 ETRN コマンドを送信します。  | 
|
| 
 sevenbit  | 
 8 ビット文字をサポートしません。8 ビット文字はエンコードされる必要があります。  | 
|
| 
 silentetrn  | 
 チャネル情報をエコーせずに ETRN コマンドを処理します。  | 
|
| 
 smtp  | 
 SMTP プロトコルをサポートします。キーワード smtp は、すべての SMTP チャネルで必須です。(このキーワードは smtp_crorlf と同等。)  | 
|
| 
 smtp_cr  | 
 ラインフィーダ (LF) なしの、キャリッジリターン (CR) のみが改行記号として受け入れられます。  | 
|
| 
 smtp_crlf  | 
 キャリッジリターン (CR) + ラインフィーダ (LF) のシーケンスのみが改行記号として認識されます。  | 
|
| 
 smtp_crorlf  | 
 キャリッジリターン (CR) 、ラインフィーダ (LF) のシーケンス、または完全な CRLF が改行記号として使用可能です。  | 
|
| 
 smtp_lf  | 
 キャリッジリターン (CR) なしの、ラインフィーダ (LF) のみを使用できます。  | 
|
| 
 streaming  | 
 チャネルに関連付けられたプロトコルのストリーミングの程度を制御します。  | 
|
| 
 vrfyallow  | 
 VRFY コマンドに対して詳細な情報を提供する応答を出します。  | 
|
| 
 vrfydefault  | 
 チャネルの HIDE_VERIFY オプションの設定に従い、VRFY コマンドに対してデフォルトの応答を提供します。  | 
|
| 
 vrfyhide  | 
 SMTP VRFY コマンドに対してあいまいな応答を出します。  | 
|
表 12–18 TCP/IP 接続と DNS 検索サポートのキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 TCP/IP 接続と DNS 検索のサポート (より大きい機能単位については 「TCP/IP 接続と DNS 検索のサポート」を参照)  | 
||
| 
 cacheeverything  | 
 すべての接続情報をキャッシュします。  | 
|
| 
 cachefailures  | 
 接続失敗に関する情報だけをキャッシュします。  | 
|
| 
 cachesuccesses  | 
 接続成功に関する情報だけをキャッシュします。  | 
|
| 
 connectalias  | 
 「メッセージがキューから取り出されるときのアドレス書き換え」 受取人のアドレスに書かれているホストに配信します。  | 
|
| 
 connectcanonical  | 
 「メッセージがキューから取り出されるときのアドレス書き換え」 MTA が接続するシステムのホストエイリアスに接続します。  | 
|
| 
 daemon  | 
 エンベロープアドレスにかかわらず特定のホストシステムに接続します。  | 
|
| 
 defaultmx  | 
 チャネルが、ネットワークから MX 検索を実行するかどうかを決定します。  | 
|
| 
 defaultnameservers  | 
 TCP/IP スタックが選択したネームサーバーを照合します。  | 
|
| 
 forwardcheckdelete  | 
 リバース DNS 検索のあとに正引き検索を行い、リバース DNS 検索で返された名前の正引き検索がオリジナルの接続の IP 番号に一致するかどうかを確認します。一致しない場合、リバース DNS 検索で返された名前は削除され、IP アドレスが使用されます。  | 
|
| 
 forwardchecknone  | 
 DNS リバース検索のあとに正引き検索を実行しません。  | 
|
| 
 forwardchecktag  | 
 リバース DNS 検索を実行して返された名前を正引き検索して、IP 番号がオリジナルの接続の IP 番号に一致するかどうかを確認します。一致しなければ名前に「*」を付けます。  | 
|
| 
 identnone  | 
 IDENT 検索を実行しません。IP からホスト名への変換を実行し、Received: ヘッダーにホスト名と IP アドレスの両方を含めます。  | 
|
| 
 identnonelimited  | 
 IDENT 検索を実行しません。IP からホスト名への変換を実行し (ただしチャネルの切り替えを行う際にはホスト名を使用しない)、Received: ヘッダーにホスト名と IP アドレスの両方を含めます。  | 
|
| 
 identnonenumeric  | 
 IDENT 検索および IP からホスト名への変換を実行しません。  | 
|
| 
 identnonesymbolic  | 
 IDENT 検索を実行しません。IP からホスト名への変換を実行し、Received: ヘッダーにホスト名だけを含めます。  | 
|
| 
 identtcp  | 
 着信 SMTP 接続での IDENT 検索および IP からホスト名への変換を実行し、Received: ヘッダーにホスト名と IP アドレスの両方を含めます  | 
|
| 
 identtcplimited  | 
 着信 SMTP 接続での IDENT 検索と IP からホスト名への変換を実行します (ただし、チャネルの切り替えを行う際にはホスト名を使用しない)。Received: ヘッダーにホスト名と IP アドレスを含めます。  | 
|
| 
 indenttcpnumeric  | 
 着信 SMTP 接続で IDENT 検索を実行します。IP からホスト名への変換を実行しません。  | 
|
| 
 identtcpsymbolic  | 
 着信 SMTP 接続での IDENT 検索と IP からホスト名への変換を実行し、Received: ヘッダーにホスト名だけを含めます。  | 
|
| 
 interfaceaddress  | 
 指定された TCP/IP インタフェースアドレスにバインドします。  | 
|
| 
 lastresort  | 
 最後のホストを指定します。  | 
|
| 
 mailfromdnsverify  | 
 MAIL FROM: コマンドに使用されているドメインが DNS に存在するかどうかを確認します。  | 
|
| 
 mx  | 
 TCP/IP ネットワークおよびソフトウェアが MX レコード検索をサポートします。  | 
|
| 
 nameservers  | 
 TCP/IP スタックが選択したネームサーバーの代わりに照合するネームサーバーのリストを指定します。nameservers には、空白文字で区切られたネームサーバーの IP アドレスのリストが必要です。  | 
|
| 
 nocache  | 
 接続情報をキャッシュしません。  | 
|
| 
 nomailfromdnsverify  | 
 MAIL FROM: コマンドに使用されているドメインが DNS に存在するかどうかを確認しません。  | 
|
| 
 nomx  | 
 TCP/IP ネットワークが MX 検索をサポートしません。  | 
|
| 
 nonrandomemx  | 
 MX 検索を実行しますが、返されたエントリを同等の優先度でランダム化しません。  | 
|
| 
 port  | 
 SMTP 接続用のデフォルトポート番号を指定します。標準ポートは 25 です。  | 
|
| 
 randommx  | 
 MX 検索を実行し、返されたエントリを同等の優先度でランダム化します。  | 
|
| 
 single  | 
 チャネル上の各宛先アドレス用にメッセージのコピーが 1 つずつ作成されるように指定します。  | 
|
| 
 single_sys  | 
 各宛先システム用にメッセージのコピーを 1 つずつ作成します。  | 
|
| 
 threaddepth  | 
 マルチスレッド SMTP クライアントに対して新しいスレッドをトリガするために必要なメッセージ数。  | 
|
表 12–19 その他のキーワード
| 
 キーワード  | 
 定義  | 
|
|---|---|---|
| 
 deferralrejectlimit  | 
 不正な RCPT TO: アドレス数を制限します。  | 
|
| 
 dispositionchannel  | 
 配信ステータス通知 (DSN) を最初にキューに入れるチャネルとしてプロセスチャネルよりも優先されます。  | 
|
| 
 destinationfilter  | 
 一般的な MTA チャネルで使用して、チャネルレベルのフィルタを指定して送信メッセージに適用します。  | 
|
| 
 filter  | 
 フィルタファイルの場所を示す URL を必要な引数としてとります。  | 
|
| 
 nodestinationfilter  | 
 チャネルのどちらの方向にもチャネルメールボックスフィルタが無効になります。  | 
|
| 
 nosourcefilter  | 
 どのチャネルメールボックスフィルタもソースチャネルに対して無効になります。  | 
|
| 
 nofilter  | 
 デフォルトで、ユーザーメールボックスフィルタがチャネルに対して有効ではないことを示します。  | 
|
| 
 notificationchannel  | 
 MDN (Message Disposition Notification) を最初にキューに入れるチャネルとしてプロセスチャネルよりも優先されます。  | 
|
| 
 sourcefilter  | 
 一般的な MTA チャネルで使用して、チャネルレベルのフィルタを指定して着信メッセージに適用します。  | 
|
| 
 submit  | 
 チャネルを送信専用のチャネルに指定します。  | 
|
| 
 user  | 
 pipe チャネルでどのユーザー名で実行するかを示すのに使用されます。  | 
|