commadmin user search コマンドは、単一ユーザーに関連したすべてのディレクトリのプロパティーを取得します。複数のユーザーのディレクトリプロパティーをすべて取得する場合は、-i オプションを使用します。検索のあと、アクティブなユーザーのみが表示されます。
commadmin user search -D login -n domain -w password [-d domain] [-E string] [-F string] [-h] [-?] [-i inputfile] [-L string] [-l string] [-p AM port] [-s] [-S service] [-t Search Template] [-v] [-V] [-X AM host]
次のオプションは必須です。
オプション |
説明 |
---|---|
-D login |
このコマンドを実行する権限のあるユーザーのユーザー ID。 |
-n domain |
-D オプションで指定されるユーザーのドメイン。 |
-w password |
-D オプションで指定されるユーザーのパスワード。 |
次のオプションは任意です。
オプション |
説明 |
---|---|
-d domain |
ユーザーのドメイン。ユーザーは指定されたドメイン内のみで検索されます。 -d を指定しない場合、すべてのドメインが検索対象と見なされます。 |
-E string |
ユーザーのメールアドレスを検索します。文字列の任意の箇所にワイルドカード演算子 (*) を使用できます。 |
-F string |
ユーザーのファーストネームを検索します。文字列の任意の箇所にワイルドカード演算子 (*) を使用できます。 |
-h, -? |
コマンド使用構文を印刷します。 |
-i inputfile |
コマンド行ではなく、ファイルからコマンド情報を読み取ります。 |
-L string |
ユーザーの名字を検索します。文字列の任意の箇所にワイルドカード演算子 (*) を使用できます。 |
-l string |
ユーザーのログイン名を検索します。文字列の任意の箇所にワイルドカード演算子 (*) を使用できます。 |
-p AM port |
このオプションは、Access Manager が待機する代替 TCP ポートを指定する場合に使用します。指定しない場合、デフォルトの AM port が使用されます。インストール時にデフォルトが設定されていない場合、ポート 80 が使用されます。 |
-s |
SSL (Secure Socket Layer) を使用して Access Manager に接続します。 |
-S service |
ユーザーの検索で一致させるサービスを指定します。 service には単一のサービスまたは複数のサービスの値を指定できます。service に使用できる値は mail および cal です。これらの値は大文字と小文字を区別しません。 サービスのリストはコンマ (,) 区切り文字で区切られます。 例 -S mail,cal |
-t Search template |
デフォルトの検索テンプレートの代わりに使用する検索テンプレートの名前を指定します。これはディレクトリ内で、検索用フィルタを定義するエントリです。アクティブなユーザーのみ検索されます。 |
-v |
デバッグ出力を有効にします。 |
-V |
ユーティリティーとそのバージョンに関する情報を印刷します。 |
-X AM host |
Access Manager が実行されるホストを指定します。指定しない場合、デフォルトの AM host が使用されます。インストール時にデフォルトが設定されていない場合、ローカルホストが使用されます。 |
次の例では、varrius.com ドメインのユーザーが検索されます。
commadmin user search -D chris -w bolton -d varrius.com -n sesta.com |