この項は、以前に Delegated Administrator をインストールおよび設定し、Delegated Administrator の設定をカスタマイズした場合のみ関係があります。
設定をカスタマイズした場合、Delegated Administrator 設定プログラム config-commda を再実行すると、設定ファイル内のプロパティーはデフォルト値にリセットされます。これらのファイルは、後述の「Delegated Administrator プロパティーファイル」に記載されています。
Delegated Administrator のカスタマイズ方法については、第 4 章「Delegated Administrator のカスタマイズ」を参照してください。
Delegated Administrator をアップグレードする前、またはその他の理由で Delegated Administrator 設定プログラムを再実行する前に、カスタマイズした設定を保存してください。
Delegated Administrator では、次のプロパティーファイルがインストールされます。
resource.properties
デフォルトの場所
da_base/data/WEB-INF/classes/sun/comm/cli/server/servlet
daconfig.properties
デフォルトの場所
da_base/data/WEB-INF/classes/com/sun/comm/da/resources
cli-usrprefs.properties
デフォルトの場所 /var/opt/SUNWcomm/config
security.properties
デフォルトの場所da_base/data/da/WEB-INF/classes/com/sun/comm/da/resources
Resources.properties
デフォルトの場所
da_base/data/da/WEB-INF/classes/com/sun/comm/da/resources
logger.properties
デフォルトの場所
da_base/data/da/WEB-INF/classes/com/sun/comm/da/resources
カスタマイズしたプロパティーファイルをバックアップします。
プロパティーファイルとそのデフォルトの格納場所については、「Delegated Administrator プロパティーファイル」を参照してください。
config-commda プログラムを実行します。実行方法については、この章の後半で説明します。
残りのステップでは、resource.properties ファイルを例として使用します。カスタマイズしたファイルごとに、これらのステップを繰り返します。
config-commda プログラムによって作成された新しい resource.properties ファイルを次のように編集します。
新しい resource.properties ファイルを開きます。
resource.properties ファイルのバックアップコピーを開きます。
バックアップコピーでカスタマイズしたプロパティーを探します。カスタマイズした値を新しい resource.properties ファイル内の対応するプロパティーに適用します。
バックアップコピー全体で新しい resource.properties ファイルを単純に上書きしないでください。新しいファイルには、このリリースの Delegated Administrator をサポートするために作成された新しいプロパティーが含まれている可能性があります。