ここでは、Instant Messaging ソフトウェアのインストール要件を示します。インストールを実行する前に、ハードウェアおよびオペレーティングシステムに関して最小限の要件を満たしていることを確認してください。JRE 1.4 は、サーバーとクライアントの両方でサポートされています。また、インストールする前に、製品のパッチをすべて適用してください。
このリリースの Instant Messaging ソフトウェアには、次のハードウェアおよびソフトウェアが必要です。
このリリースの Sun Java System Instant Messaging は、次のプラットフォームに対応しています。
SolarisTM 9 (5.9) OS (SPARC® プラットフォーム版、x86 プラットフォーム版、および Opteron プラットフォーム版)
SolarisTM 10 OS (SPARC® プラットフォーム版、x86 プラットフォーム版、Opteron プラットフォーム版)
Red Hat Enterprise Linux AS 2.1 および AS 3.0
Solaris 用の推奨パッチのリストは、次の場所にあります。
このバージョンの Instant Messaging は、次のバージョンのサーバーソフトウェアと互換性があります。
Sun Java System Access Manager 6 2005Q4
Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8 2005Q4
Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4
Sun Java System Directory Server 5 2005Q4
Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4
Sun Java System Portal Server 6 2005Q4
Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP4
Sun Java System Instant Messaging をインストールするための最小ハードウェア要件は、次のとおりです。
ソフトウェア用として約 300M バイトの空きディスク領域。
ユーザーごとに約 5K バイトのディスク領域。
256M バイト以上の RAM。必要な RAM の容量は、並行して実行されるクライアント接続の数およびサーバーとマルチプレクサを同一のホストに導入するかどうかに応じて変化します。
今回のリリースは、次のクライアントプラットフォームに対応しています。
Solaris 9 および 10
Microsoft Windows 98 以降 (ME、NT (SP 6a)、2000、XP)
Mac OS X 10.1 以降
Red Hat Linux 7.2 以降
このリリースの Instant Messaging は、Instant Messenger に加えて XMPP 準拠のすべてのクライアントをサポートします。jabber.org Web サイトに、XMPP に準拠したクライアントの完全なリストがあります。
Windows の場合、次のブラウザから Java Plug-in を使用することによって Instant Messenger を実行できます。
Netscape 4.7x、7 以降
Mozilla 1.2 以降
Internet Explorer 5.0 以降
クライアントマシンに Java 1.4 以降のバージョンがインストールされている場合は、そのままの状態で Java Plug-in および Java Web Start を使用できます。Netscape Navigator v7 および最近のバージョンの Mozilla ブラウザには、Java v1.4 以降が含まれています。Internet Explorer には最新版の Java は含まれていません。Java 1.4 でクライアントを使用して問題が起きる場合は、5.0 にアップグレードしてください。JDK 5.0 は Sun Java System Instant Messaging に含まれています。
クライアントマシンに Java v1.4 以降がインストールされていない場合は、新たにインストールする必要があります。次の場所から Java v1.4 をダウンロードしてインストールできます。
HTML リンクは、Instant Messenger を介して交換できます。Instant Messenger 内で HTML リンクをクリックすると、リンクがアクティブになります。リンクがアクティブになると、メッセンジャーによりブラウザが起動されます。表 1 に、サポートされているオペレーティングシステムとブラウザの組み合わせの一覧を示します。
表 1 サポートされているクライアント OS とブラウザの組み合わせ
オペレーティングシステム |
ブラウザ |
---|---|
Solaris |
Netscape Communicator 4.7x 以降 |
Red Hat Linux 7.x |
Netscape 4.7 |
Red Hat Linux 8.0 以降 |
Mozilla 1.2 以降 |
Windows 98/ME/NT/2000/XP |
制限なし |
Mac OS X |
制限なし |
Instant Messenger は、ほとんどのプラットフォーム上で 20 〜 40M バイトのメモリーを使用します。メモリー要件を見積もる際には、クライアントマシンで使用するほかのアプリケーション (オペレーティングシステムを含む) の要件も考慮してください。Instant Messenger およびほかのアプリケーションを快適に使用するためには、ほとんどの場合、128M バイト以上の RAM を搭載することが推奨されています。メモリー消費量の多いオペレーティングシステムを使用する場合は、より多くのメモリーが必要になります。