この節では、Directory Proxy Server 6.1 および 6.0 リリースで修正されたバグの一覧を示します。
次の一覧には、このリリースで修正されたバグの一部のみが示されています。このリリースで修正されたバグの完全なリストについては、ご使用のパッチディレクトリ内にある README.patchnumber ファイルを参照してください。
Directory Proxy Server は、仮想 DN に基づいて常に検索を解決できるわけではありません。
dpconf コマンドで、一部のサーバーのプロパティーを設定したときに再起動が必要というメッセージが間違って表示されます。
dpconf delete-jdbc-object-class コマンドを使用したあと、変更を有効にするには Directory Proxy Server を再起動する必要があります。
Directory Proxy Server で、JDBC 経由でマップされる 2 つの属性が両方とも同じデータベーステーブルの列にマップされ、2 つの属性のうち 1 つしか取得されない現象が確認されています。
JDBC データビューを介した 1 レベルの検索が失敗する現象が確認されています。
Windows システムで、dsee_deploy コマンドを使用して Directory Server のあとに Directory Proxy Server をインストールすると、いくつかの共通ファイルを削除できなかったことを示すエラーが返されます。
JDBC データベースでは部分的な LDAP トランザクションの実行は処理できません。
データビューの base-dn プロパティーを変更しても、Directory Proxy Server は alternate-search-base-dn プロパティーを再計算しません。
Windows システムで、Directory Proxy Server がサービスとして有効になっている場合は、dpadm cert-pwd-prompt=on コマンドが正しく動作しない。
ローカルホストで Directory Proxy Server からメールユーザーへの電子メールアラートを有効にするには、電子メールアラートを有効にする前に email-alerts-message-from-address プロパティーを指定します。
Directory Proxy Server のワークスレッドの数を増やすと、サーバーが再起動できなくなる場合があります。この問題は、サーバー起動時の java.lang.OutOfMemoryError エラーとして現れます。
Java 仮想マシンに追加のメモリーを割り当てる jvm-args フラグとともに使用した場合、記憶域割り当てが失敗したにもかかわらず、dpadm コマンドが終了状態 0 を返す現象が確認されています。ただし、コマンド行にはエラーメッセージが表示されます。
デフォルトでは、Directory Proxy Server では SSLv2 は無効になっています。これは、セキュリティープロトコルの SSL/TLS ファミリでもっとも古く、比較的弱く旧式であると考えられるからです。現在、Directory Proxy Server では SSLv3 および TLSv1 のセキュリティープロトコルのみが有効になっています。
searchResultDone 内の LDAP 応答制御は Directory Proxy Server では行われなくなりました。
読み取りおよび書き込み要求を別々に連鎖できるようにする。
アルファベットおよびハッシュベースのデータ配布アルゴリズムを追加する。
Directory Proxy Server はバインド要求のリフェラルに従うことができない。
Directory Proxy Server のログファイルは 2G バイトを超えることができない。
Directory Proxy Server のファイルハンドルでメモリーリークが発生する。
ベータプログラム期間中に次のバグが検出され、その後修正されました。
Directory Proxy Server を使用して検索を実行しているときにエラーが発生し、パスワードロックアウトが発生する。
Directory Service Control Center で証明書要求を作成できない。
Directory Proxy Server を使用した LDAP 検索が、クライアントアプリケーションによって放棄されたあと、Directory Proxy Server によって放棄されない。
結合データビューを介して部分文字列の検索を実行できない。
Directory Proxy Server を使用して DB2 を検索すると、SqlException が発生する。
JDBC オブジェクトクラスを作成するとき、二次テーブルが省略可能でない。
SQL データベースエントリの削除が正しく機能しない。
データベース内の共有されている複数値属性の値が無視される。