この節では、Directory Server Enterprise Edition 6.0 リリースで修正されたバグの一覧を示します。
Identity Synchronization for Windows は、Active Directory と Directory Server の間のグループ同期をサポートする必要があります。
LDAP データベースの設定でサブサフィックス連鎖を有効にした場合、連鎖されるデータベースのレコードを Identity Synchronization for Windows を使用して変更することはできません。ユーザーは連鎖されたデータベース内のエントリの作成と削除のみを行うことができます。作成、削除、更新を含むすべての操作は、プラグインがロードされていない場合に可能です。
フェイルオーバー設定における二次フェイルオーバーサーバーは、サーバーを設定するための o=NetscapeRoot DIT を持つ必要があります。
マルチマスターレプリケーションの設定で複数ホストオプションを指定すると、コマンド prepds がエラーを返します。その結果、ユーザーはマルチマスターレプリケーション設定を実行できません。
Identity Synchronization for Windows をインストールするときの TO DO リストで、サポート対象プラットフォームの一覧から Linux についての情報が欠落しています。
アカウントのロックアウトおよびアクティブ化の同期が、新しいパスワードポリシー属性を使用して実行されません。
Active Directory と Directory Server 間の同期のための、実装されているべきグループタイプマッピングが未実装です。
Identity Synchronization for Windows で、グループのユーザー名属性が正しくマップされません。
Identity Synchronization for Windows で、グループおよびグループメンバーが同じ SUL に属するかどうかのチェックが行われません。
一次マスターがダウンしているときに、Identity Synchronization for Windows がユーザーの作成、変更、および削除を二次マスターから Windows Active Directory に同期できません。
Identity Synchronization for Windows が、ユーザーの作成、変更、または削除を Directory Server から Active Directory に同期しません。この問題は、一次ホストと、二次ホストのリスト内の N 番目の二次ホストがダウンしているときに発生します。
管理ユーザーが使用されなくなったため、Identity Synchronization for Windows によって作成される管理ユーザーは不要です。uid=admin ユーザーの作成を削除してください。
Directory Server コンソールにアクセスするためにディレクトリ情報ツリーをクリックすると、Identity Synchronization for Windows がエラーを返します。
Directory Server プラグインの設定オプションが選択されていないときでも、Identity Synchronization for Windows インストーラが Directory Server の再起動を要求します。
Identity Synchronization for Windows のコマンド行使用例で、リンクユーザーを参照していますがこれは誤りです。
アンインストールプログラムで、手動による管理サーバーのアンインストールをユーザーに促すべきですが、実際にはそのように動作しません。
Identity Synchronization for Windows インストーラによってインストールされるコンポーネントの一覧から管理サーバーが欠落しています。
入れ子のグループの同期は現時点でサポートされていないため、そのような同期を実行しようとすると Active Directory コネクタおよび Directory Server コネクタがクラッシュします。