ACI のサブジェクト内では、($dn) マクロはターゲット内で一致する部分文字列全体に置き換えられます。次に例を示します。
groupdn="ldap:///cn=DomainAdmins,ou=Groups,($dn),dc=example,dc=com" |
サブジェクトは次のようになります。
groupdn="ldap:///cn=DomainAdmins,ou=Groups, dc=subdomain1,dc=hostedCompany1,dc=example,dc=com" |
マクロが展開されると、通常のプロセスに続いて Directory Server が ACI を評価し、アクセス権が与えられるかどうかを決定します。
標準の ACI とは異なり、マクロ置換を使った ACI はターゲットエントリの子へのアクセスを許可する必要はありません。これは、子の DN がターゲットとなった場合に、置換によってサブジェクト文字列内に有効な DN が作成されない可能性があるためです。