Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 配備計画ガイド

冗長性のあるレプリケーションアグリーメントの使用

冗長レプリケーションアグリーメントを使用すると、障害発生時の迅速な復旧が可能になります。レプリケーションアグリーメントを有効にしたり無効にしたりできるということは、元のレプリケーショントポロジに障害が発生した場合にのみ使用されるレプリケーションアグリーメントを設定できることを意味します。有効・無効の切り替えは手動で行う必要がありますが、この方法をとると、レプリケーションアグリーメントが必要になった時点でそれを初めて設定するのに費やす時間と比べると、必要な時間ははるかに短くて済みます。冗長レプリケーションアグリーメントの使用は、「高可用性を実現するために冗長性を使用したサンプルのトポロジ」で図を使用して説明されています。