マスター 1 がまだ停止されていない場合は、停止します。
障害の原因を特定します。
障害が容易に (たとえば、ネットワークケーブルの置き換えなどにより) 修復される場合は、修復を行い、手順 3 に進みます。
より重大な問題の場合は、障害の修正にさらに多くの時間がかかる可能性があります。
マスター 1 にアクセスするすべてのアプリケーションが、Directory Proxy Server を介して、マスター 2 またはマスター 3 をポイントするようにリダイレクトされる必要があります。
最新のバックアップが使用できることを確認します。
最新のバックアップが使用できる場合は、そのバックアップからマスター 1 を再初期化し、手順 3 に進みます。
最新のバックアップが使用「できない」場合は、次のいずれかの操作を行います
マスター 1 を再起動し、マスター 2 またはマスター 3 からマスター 1 への全体的な初期化を実行します。
この手順の詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド』の「レプリカの初期化」を参照してください。
全体的な初期化の実行に時間がかかりすぎる場合は、マスター 2 またはマスター 3 からのオンラインエクスポートを実行し、マスター 1 にインポートします。
マスター 1 がまだ起動されていない場合は、起動します。
マスター 1 が読み取り専用モードになっている場合は、読み取り/書き込みモードに設定します。
レプリケーションが正しく機能していることを確認します。
レプリケーションの確認には、DSCC の dsccmon view-suffixes または insync コマンドを使用できます。
詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド』の「レプリケーションの状態の取得」、dsccmon(1M)、および insync(1) を参照してください。