Sun JavaTM System Web Server 6.1 SP6 (以後 Sun Java System Web Server 6.1) では、セキュリティー脆弱性に対する重要な修正が行われています。Sun Java System Web Server のすべてのユーザー、特に Secure Sockets Layer (SSL) または Transport Layer Security (TSL) を使用したサイトのユーザーには、このサービスパックをインストールすることを強くお勧めします。このリリースでは、HP-UX および AIX プラットフォームに対するサポートも提供されています。
このリリースノートには、機能および拡張機能、既知の制限と問題、技術情報、その他の情報の入手先についてなど、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 がリリースされた時点で利用できる重要な情報が含まれています。サーバーのインストールおよび構成の前にリリースノートを確認し、その後も定期的に最新の情報を参照してください。
Sun Java System Web Server 6.1 のマニュアル全文は http://docs.sun.com/coll/1308.2 から入手できます。
このリリースノートは、次の項目で構成されています。
Sun Java System Web Server 6.1 では、以下の機能および機能拡張が提供されています。
Sun Java Sytem Web Server では、Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EETM) 準拠の Java Servlet 2.3 および JavaServer Pages (JSP) 1.2 仕様が実装されています。J2EE 準拠の Web コンテナにより、Java テクノロジ標準準拠の Web アプリケーションの設計と配備に必要な柔軟性と信頼性が提供されます。Web アプリケーションは、仮想サーバーごとに配備できます。
これらのテクノロジについては、次のリソースを参照してください。
Java Servlets http://java.sun.com/products/servlet/index.html
JavaServer Pages http://java.sun.com/products/jsp/index.html
サーブレットおよび JSP の開発については、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Programmer’s Guide to Web Applications.』を参照してください。
Sun Java System Web Server は Java 2 Platform, Standard Edition (J2SETM) 1.4 をサポートしています。J2SE は Web Server に付属しており、Web Server のインストール中にインストールされます。Web Server のインストール後に、独自の JDK をインストールすることもできます。
Sun Java System Web Server の 64 ビット Solaris SPARC リリースには 64 ビット用 JDK が必要です。その他のすべてのプラットフォームでは、32 ビット用 JDK が必要です。
Sun Java System Web Server 6.1 SP7 の AIX には JDK 1.4.2 が付属する予定です。
Sun Java System Web Server は、Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) 1.5 をサポートしていて、Solaris、Linux、および Microsoft Windows プラットフォームで 1.5.0_01 についてテストおよび実証済みです。
Sun Java System Web Server は、WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) プロトコルをサポートしています。以下の機能を利用した協調的 Web パブリッシングが可能です。
RFC 2518 準拠による RFC 2518 クライアントとの相互運用性
Web パブリッシングのセキュリティーおよびアクセス制御
ファイルシステムベースの WebDAV コレクションおよびリソースに対する発行の基本操作
WebDAV は、コンテンツのメタデータ、ネームスペース管理、および上書き保護を統合的にサポートします。これらのテクノロジは、WebDAV をサポートする多くのオーサリングツールに組み込まれ、協同作業環境のための理想的な開発プラットフォームを提供します。
Sun Java System Web Server では、NSAPI (Netscape Server Application Programmer's Interface) フィルタをサポートするために、NSAPI が拡張されています。
フィルタの利用により、HTTP 要求および応答ストリームをカスタム処理できます。この処理により、ある機能で、別の機能に提示されたコンテンツ、または別の機能によって生成されたコンテンツを遮断して、変更することが可能になります。たとえば、あるプラグインで、別の SAF (Server Application Function) によって生成された XML ページを遮断する NSAPI フィルタをインストールして、その XML ページをクライアントにとって適切な HTML、XHTML、または WAP ページに変換することができます。あるいは、NSAPI フィルタが、クライアントから受信したデータを、別のプラグインに提示する前に解凍することもできます。
詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 NSAPI Programmer’s Guide』を参照してください。
Sun Java System Web Server は、コンテンツ圧縮をサポートしています。この機能により、コンテンツ量に合わせてハードウェアコストを増加させることなく、クライアントへの配信スピードを速め、より多くのコンテンツを提供できるようになります。コンテンツ圧縮により、コンテンツのダウンロード時間が減少します。これは、ダイアルアップ接続やトラフィックの多い接続を使用するユーザーにとって非常に重要な利点です。
詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Administrator’s Guide』を参照してください。
Sun Java System Web Server は、フルテキストの検索インデックス作成と検索を提供する Java ベースの検索エンジンをサポートしています。検索機能を使用すると、ユーザーはサーバー上のドキュメントを検索して、結果を Web ページに表示できます。サーバー管理者は、ユーザーが検索対象とするドキュメントのインデックスを作成し、固有のニーズに合わせて検索インタフェースをカスタマイズできます。
検索機能にアクセスするために使用できるデフォルトの URL は次のとおりです。
http://<server-instance >:<ポート番号>/search
次に例を示します。
http://plaza:8080/search
エンドユーザーがこの URL を呼び出すと、Java Web アプリケーションである「検索」ページが開きます。
基本および高度な検索を実行する詳細な手順については、検索エンジンに付属のオンラインヘルプを参照してください。オンラインヘルプにアクセスするには、「検索」ページの「ヘルプ」リンクをクリックしてください。詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Administrator’s Guide』を参照してください。
Sun Java System Web Server では、フラットファイル認証を使用してアクセスを制限できます。Sun Java System Web Server では、Java セキュリティーマネージャーがサポートされています。セキュリティーマネージャーを有効にすると、J2EE Web アプリケーションに与える権限を制限することにより、セキュリティーを向上させることができます。セキュリティーマネージャーは、製品のインストール時にはデフォルトで無効になっています。セキュリティーマネージャーを有効にするには、server.xml ファイル内のエントリのコメントを外します。
<JVMOPTIONS>-Djava.security.manager</JVMOPTIONS>
<JVMOPTIONS>-Djava.security.policy=instance_dir/config/server.policy</JVMOPTIONS>
ここで、instance_dir は、このサーバーインスタンスのインストールディレクトリへのパスです。
server.xml の詳細については、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Administrator’s Configuration File Reference 』を参照してください。
Sun Java System Web Server は、JNDI (the Java Naming and Directory Interface) をサポートします。JNDI により、多種多様なエンタープライズのネーミングサービスおよびディレクトリサービスへの接続が可能になります。
Sun Java System Web Server は、JDBC (Java DataBase Connectivity) を提供し、業界標準の JDBC ドライバからカスタマイズされた JDBC ドライバまで幅広くサポートしています。
Sun Java System Web Server は、Java Studio Enterprise 8 をサポートしています。Sun Java Studio テクノロジは、Java テクノロジ開発者のために Sun が提供する、強力で拡張可能な統合開発環境 (IDE) です。Sun Java Studio 5 は NetBeans ソフトウェアをベースにしており、Sun Java プラットフォームと統合されています。
Sun Java Studio は、Sun Java System Web Server 6.1 でサポートされるすべてのプラットフォームで利用できます。Web Server 用のプラグインは、以下の方法で入手できます。
Sun Java System Web Server メディアキットの付属 CD
Sun Java Studio の AutoUpdate 機能を使用する
Sun Java System Web Server のダウンロードセンター
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 の Sun Java Studio 8 プラグインは、ローカルの Web Server でのみ動作します (つまり、IDE と Web Server は同じマシン上に配備)
Sun Java Studio 8 の Web アプリケーション機能の使用については、http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jsenterprise/learning/tutorials/index.html を参照してください。
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 インスタンスをデフォルトに設定してから、チュートリアルで説明されている操作を実行してください。
http://www.netbeans.org/kb/41/j2ee-tut/ にある NetBeans のチュートリアルも参照してください。
Sun Java Studio 8 の詳細は、http://www.sun.com/software/sundev/jde/ を参照してください。
開発者向けの追加リソースについては、このリリースノートの 「その他の Sun のリソース」を参照してください。
デバッグモードで起動したリモート Web Server に IDE を手作業で接続すると、Sun Java Studio Enterprise 8 をリモートデバッグ用に使用できます。手順を次に示します。
Sun Java System Web Server 管理インタフェースを使用して、デバッグモードでサーバーインスタンスを再起動します (「Server Manager」>「JVM General」>「Debug Enabled」)。
JPDA ポート番号を控えておきます。
IDE を起動します。
「Debug」>「Start」を選択します。
dt_socket メソッドを選択します。
リモートマシン名および JPDA ポート番号を入力します。
この時点で、配備されたアプリケーションのサーブレットソースコード上で、IDE に作成されたブレークポイントがアクティブになります。
Sun Java System Web Server 6.1 は、Sun Java System Active Server Pages バージョン 4.0.1 (以前の Sun TM ChiliSoft ASP) および 4.0.2 を通じて Active Server Pages 仕様をサポートします。Sun Java System Active Server Pages は、Sun Java System Web Server にセキュリティー保護された企業レベルの Active Server Pages エンジンを追加します。
Sun Java System Web Server 6.1 は、次のプラットフォームで Sun Java System Active Server Pages 4.0.1 および 4.0.2 をサポートします。
SolarisTM (SPARC®) 8 および 9
Microsoft Windows 2000 および XP
Red Hat Advanced Server 2.1
Sun Java System Web Server にインストールする場合は、Sun Java System Active Server Pages のライセンスは必要ありません。Sun Java System Active Server Pages インストーラは、Sun Java System Web Server メディアキットを購入した場合は付属 CD に含まれています。http://www.sun.com/software/chilisoft/index.html からダウンロードすることもできます。
次の事項に留意してください。
Sun Java System Active Server Pages プラグインを使用する場合は、Sun Java System Web Server 6.1 のインストール後にさらに約 50M バイトのディスク容量が必要になります。
インストールを始める前に、root としてログインしていることを確認してください。
PHP は、サポート対象の 3 つの API (CGI、NSAPI、および FastCGI) のいずれかを使用することで、Sun Java System Web Server で使用できます。PHP は、PHP グループから入手可能なページスクリプト言語です。PHP グループは、サポート対象の 3 つの API のいずれかを使用して PHP ソフトウェアを設定する方法を Web サイト (http://www.php.net) で詳細に説明しています。
CGI API は、使用できる中ではもっとも安定したインタフェースですが、CGI に固有のパフォーマンスの制限を受けます。
NSAPI は、Sun Java System Web Server のネイティブ API を利用し、Web Server のメモリー内で PHP ソフトウェアを実行します。この設定により最高のパフォーマンスが提供されますが、スレッドセーフでない PHP モジュールが使用されるとサーバーがクラッシュする危険があります。
FastCGI インタフェースは、パフォーマンスと安定性を両立させます。FastCGI は PHP ソフトウェアが要求を処理した後も、Web Server のメモリー外で継続して実行できるようにします。不安定な PHP モジュールが使用されても、Web Server がクラッシュすることはありません。このため、Sun は、PHP ソフトウェアでは FastCGI インタフェースを使用することをお勧めします。
FastCGI インタフェースは、http://www.sun.com/download/products.xml?id=42d693c3 から入手可能な FastCGI アドオンをインストールすると、Web Server でサポートされます。
PHP ソフトウェアは、FastCGI プロセスとして実行する場合、PHP プロセスのライフサイクルを制御するために 2 つの環境変数を使用します。
PHP_FCGI_CHILDREN は、要求に対する応答として作成される PHP プロセスの数を決定します。
PHP_FCGI_MAX_REQUESTS は、PHP プロセス自体を終了して新しい PHP プロセスに置き換えられるまでに応答できる要求の数を決定します。
Sun では、PHP_FCGI_CHILDREN の使用は推奨しません。代わりに FastCGI アドオンの設定パラメータ min-procs で PHP プロセスの最小数を制御することをお勧めします。
Sun Java System Web Server では、NSS をサポートしています。このバージョンの Web Server に付属する NSS のバージョンは、3.11.1 です (32 ビットと 64 ビットの両方とも)。NSS は、セキュリティー対応サーバーアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするために設計された一連のライブラリです。Sun Java System Web Server 6.1 SP6 には NSPR 4.6.2 も含まれています。
NSS には、次のパッチがリリースされています。これらのパッチは http://patchstatus.sfbay.sun.com/patchstatus/ からダウンロードできます。
Solaris 8 SPARC: 119209-07
Solaris 9 SPARC: 119211-07
Solaris 9 x86: 119212-07
Solaris 10 SPARC: 119213-07
Solaris 10 x86: 119214-07
Linux: 121656-07
Sun Java System Web Server 6.1 は、Web Server での SSL のパフォーマンスを向上させる暗号化アクセラレータボードである SunTM Crypto Accelerator 500 および 1000 のハードウェアアクセラレータをサポートしています。
32 ビット Solaris SPARC に対する既存のサポートを補完するために、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 では 64 ビット Solaris SPARC もサポートしています。管理者は 32 ビットリリースの Sun Java System Web Server を継続して配備するようにしてください。
64 ビットリリースは、メモリを大量に消費する配備環境でも利用できるため、管理者は 32 ビットリリースの場合よりも大きいファイルキャッシュや Java ヒープを設定できます。ただし既存のプラグインは 64 ビットリリースと互換性がありません。これらのプラグインは、プラグインベンダーによって 64 ビットリリース用に再コンパイルされる必要があります。ネイティブの非 Java ライブラリを使用する Java Web アプリケーションも再コンパイルする必要があります。
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 では、FastCGI、Reverse Proxy、および Java Web Services Developer Pack (JWSDP) プラグインの 64 ビットサポートも提供しています。
64 ビットリリースは、UltraSPARC プロセッサ上の 64 ビット Solaris カーネルと互換性があります。64 ビットリリースは x86 プロセッサ上で使用したり、32 ビット Solaris カーネルとともに使用したりすることはできません。32 ビットリリースは、32 ビットと 64 ビットの両方の Solaris カーネルとの互換性が継続されます。
64 ビットおよび 32 ビットリリースの Sun Java System Web Server は、別々にパッケージされて配布されます。既存の 32 ビット Sun Java System Web Server インストール環境を 64 ビットインストール環境にアップグレードすることはできません。32 ビットと 64 ビットのリリースは、インストーラ、サーバー起動時、およびサーバーエラーログに表示される次のバージョン文字列で区別できます。
解放 |
バージョン文字列 |
32 ビット |
Sun ONE Web Server 6.1SP6 |
64 ビット |
Sun ONE Web Server 6.1SP6 (64-Bit) |
外部の PKCS#11 トークンを Web Server の SSL サブシステム (NSS) が使用するには、modutil コマンドを使用して、トークンを認識するように NSS を設定する必要があります。Solaris libpkcs11 ソフトトークンは、PKCS#11 準拠のトークンで、NSS で使用できます。UltraSPARC-T1 による追加の利点として、Solaris 10 の libpkcs11 を使用するシステムでは、プラットフォームの暗号化アクセラレーションサポートを利用します。
使用方法の情報を得るには、引数なしで modutil コマンドを実行します。たとえば NSS で Solaris 10 libpkcs11 ライブラリを PKCS11 トークンとして追加するには、以下の手順に従います。
Web Server インスタンスの SSL サポートが初期化されたことを確認します。管理 GUI から行なうことができます。
次のコマンドを実行します。
% modutil -dbdir $ALIASDIR -dbprefix $PREFIX -add libpkcs -libfile /usr/lib/libpkcs11.so -mechanisms RSA
各表記の意味は次のとおりです。
$ALIASDIR は、NSS データベースファイルが存在する、インストールルートに対する alias ディレクトリのパスです。
$PREFIX は、エイリアスディレクトリの key3/cer8 データベースファイルで使用されるプレフィックスで、https-$INSTANCENAME- という形式です。
-mechanisms フラグは、このトークンを指定されたアルゴリズムの優先初期プロバイダにします。
すべての機構のリストを得るには、引数なしで modutil コマンドを実行します。
libpkcs11 プロバイダの使用前に、以下のように pktool を使用してパスワードを初期化してください。
% pktool setpin
NSS の設定の詳細については、マニュアルページと以下の参考文献を参照してください。
libpkcs11(3LIB): http://docs.sun.com/app/docs/doc/816-5173/6mbb8aduq?a=view
pkcs11_softtoken(5): http://docs.sun.com/app/docs/doc/816-5175/6mbba7f37?a=view
pktool(1): http://docs.sun.com/app/docs/doc/816-5165/6mbb0m9oj?a=view
modutil: http://www.mozilla.org/projects/security/pki/nss/tools/modutil.html
Web Server 6.1x のローカライズバージョンを使用している場合は、既存のサーバーに Sun Java System Web Server 6.1 SP6 をインストールすることで、既存のローカリゼーション機能を利用できます。Sun Java System Web Server 6.1 SP6 は、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、韓国語で利用できます。
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 は、Solaris、HP-UX、AIX、Linux、および Microsoft Windows プラットフォームにインストールできます。インストール要件の詳細は、このリリースノートの 「必要なパッチ」および『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Installation and Migration Guid』を参照してください。次の表は、プラットフォームのサポートについてまとめたものです。
HP-UX 11i は、PA-RISC プラットフォーム上でのみサポートされます。
* AIX 5.1 は推奨されません。
** iPlanet Web Server 6.0 では、古い SPARC CPU はサポートされません。Sun Java System Web Server 6.1 では引き続き UltraSPARC アーキテクチャーがサポートされます。
*** Sun または Sun Partner Advantage によるパートナープロフェッショナルサービスを強くお勧めします。
**** Sun Linux 5.0 のサポートは現在推奨されないものとして示されていますが、Sun Java System Web Server の次のリリースでは削除される予定です。
お使いの Web Server をサポートされるオペレーティングシステムへ移行してください。
Solaris のインストール環境では、Sun Java System Web Server (SP5 以上) で Global Zone とともに Sparse Root Zone および Whole Root Zone をサポートしています。
適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。
Java Enterprise System (JES) 4 から Sun Java System Web Server 6.1 SP6 にアップグレードするには、Web Server のパッチだけでなく、セキュリティーパッチも追加するようにしてください。
Solaris ユーザーは、Sun 推奨のパッチクラスタをインストールする必要があります。詳細については、http://sunsolve.sun.com を参照してください。
Solaris 8 2/02
Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ
Solaris 9 8/03 以降
Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 を使用するためには、以下の HP-UX パッチが必要です。
HP-UX 11i は、PA-RISC プラットフォーム上でのみサポートされます。
最小限の必須パッチレベルは次のとおりです。
B.11.11.0203 – HP-UX 11i オペレーティング環境コンポーネント
B.11.11.0306.1 — 11i に付属する必要なパッチ (2003 年 6 月)
B.11.11.0306.4 — HP-UX 11i 用 Gold Base パッチ (2003 年 6 月)
B.11.11.0306.4 — HP-UX 11i 用 Gold Application パッチ (2003 年 6 月)
PHCO_29109 — Pthread の拡張および修正
PHCO_30544 — Pthread.h の修正および新しい拡張
PHCO_29328 — libc man ページ累積パッチ
PHCO_29495 — libc 累積パッチ
Java Out-of-Box — JAVAOOB, 1.0.00.0
以下のパッチレベルも保証されます。
バンドル版 JDK の場合
BUNDLE11i — B.11.11.0306.1 — HP-UX 11i に付属する必要なパッチ (2003 年 6 月)
HPUX11i-OE — B.11.11.0412 — HP-UX 11i オペレーティング環境コンポーネント
GOLDAPPS11i — B.11.11.0412.5 — HP-UX 11i v1 用 Gold Application パッチ (2004 年 12 月)
GOLDBASE11i — B.11.11.0412.5 — HP-UX 11i v1 用 Gold Base パッチ (2004 年 12 月)
GOLDAPPS11i — B.11.11.0506.4 — HP-UX 11i v1 用 Gold Application パッチ(2005 年 6 月)
GOLDBASE11i — B.11.11.0506.4 — HP-UX 11i v1 用 Gold Base パッチ (2005 年 6 月)
GOLDBASE11i.PHCO_29960 — 1.0 — Pthread の拡張および修正
GOLDBASE11i.PHCO_31061 — 1.0 — libc 累積パッチ
PHCO_30544 — 1.0 — Pthread の拡張および修正
PHCO_31923 — 1.0 — libc の累積ヘッダーファイルパッチ JAVAOOB, 1.0.00.02
PHCO_33711 – 1.0 — libc 累積パッチ
JDK 1.5.0_01 の場合:
BUNDLE11i — B.11.11.0306.1 — HP-UX 11i に付属する必要なパッチ (2003 年 6 月)
GOLDAPPS11i — B.11.11.0506.4 — HP-UX 11i v1 用 Gold Application パッチ(2005 年 6 月)
GOLDBASE11i — B.11.11.0506.4 — HP-UX 11i v1 用 Gold Base パッチ (2005 年 6 月)
HPUX11i-OE — B.11.11.0312 — HP-UX 11i オペレーティング環境コンポーネント
PHCO_30544 — 1.0 — Pthread の拡張および修正
PHCO_32761 — 1.0 — libc 累積パッチ
PHCO_33711 – 1.0 — libc 累積パッチ
Java15JDK – 1.5.0.01.00 — HP-UX 用 Java 1.5 JDK
JAVAOOB — 2.03.01 — HP-UX 用 Java2 Out-of-box
Java Out-of-Box ツールは、必要なカーネル調整可能パラメータを構成するのに使用されます。カーネルの値を変更する場合には、このツールを使用することをお勧めします。必要に応じて、次に示す調整可能パラメータが右側の値以上になるように変更してください。
nkthreads — 3635
maxfiles — 60
maxfiles_lim — 1024
max_thread_proc — 512
maxswapchunks — 2048
nfile — 4136
ncallout — 3651
nproc — 2068
カーネル調整可能パラメータの変更は、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 を使用するためには、以下の AIX パッチが必要です。
基本レベルの OS — AIX 5.1
メンテナンスレベルのパッチ — 5100-09
JDK APAR — IY46667 は必須
基本レベルの OS — AIX 5.2
メンテナンスレベルのパッチ — 5200-02
JDK APAR — IY46668 は必須
Web Server 上に Java Web アプリケーションが配置されている場合、IBM JDK のマニュアルに従って、サーバーを起動する前に以下のように環境変数を設定してください。
export AIXTHREAD_SCOPE=S
export AIXTHREAD_MUTEX_DEBUG=OFF
export AIXTHREAD_RWLOCK_DEBUG=OFF
export AIXTHREAD_COND_DEBUG=OFF
上記のコードは、Web Server の起動スクリプトに直接追加できます。
基本レベルの OS — AIX 5.3
メンテナンスレベルのパッチ — 5300-01
Sun Java System Web Server 6.1 の次の公開インタフェースは、将来の Web Server リリースで推奨されなくなるか、または互換性のない方法で修正される可能性があります。これらのインタフェースは、Web Server 6.1 製品内では変更されないままです。これらのインタフェースに依存するスクリプトは、将来の Web Server リリースで機能するように更新する必要がある場合があります。
表 2 推奨されなくなった/変更された公開インタフェース
設定ファイルまたはユーティリティー |
説明 |
---|---|
magnus.conf |
変更されました。一部の機能は別のファイルに移動されます。 |
server.xml |
変更されました。スキーマと機能が変更されます。 |
nsfc.conf |
非推奨になりました。機能が別のファイルに移動されます。 |
dbswitch.conf |
非推奨になりました。このファイルは削除される可能性があります。機能は別のファイルに移動されます。 |
password.conf |
非推奨になりました。このファイルは削除される可能性があります。機能は別のファイルに移動されます。 |
ファイルレイアウト |
変更されました。設定ファイルの構造が変更されます。 |
起動、停止、再起動、ローテーションの各スクリプト |
変更されました。これらのユーティリティーの名前または場所、あるいはその両方が変更されます。 |
wdeploy アプリケーション |
非推奨になりました。このユーティリティーは削除される可能性があります。機能は別の管理ユーティリティーに統合されます。 |
この節では、Sun Java System Web Server のインストール、アップグレード、および移行に関する注意事項を示します。これらの項目の詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Installation and Migration Guide』の情報を参照してください。Sun Java System Web Server のこのリリースの既知の問題については、「既知の問題」を参照してください。
Web Server を、ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリにインストールしないでください。
Web Server は、たとえば Program Files のように、ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリにインストールされている場合には起動しないので注意してください。これについてのエラーメッセージは、インストール中には表示されませんが、インストール後に「サーバーは起動しません」と表示されます。
Web Server は compat-libstdc++ がないと、RHLAS 3.0 にセットアップできません。
既存の Sun Java System Web Server 上に Sun Java System Web Server 6.1 SP6 をインストールする場合、インストーラが自動的にアップグレードを実行します。
Sun ONE Web Server 6.1 SP1 がすでにインストールされている場合は、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 のインストーラに 6.1 SP1 がインストールされている場所を示してからアップグレードしてください。
Sun Java Enterprise System 1 がシステムにインストールされていて、Sun Java Enterprise System 1 の一部である Sun Java System Web Server 6.1 を Sun Java System Web Server 6.1 SP6 にアップグレードする場合の手順は、『Sun Java Enterprise System 2004Q2 インストールガイド』を参照してください。
iPlanetTM Web Server 4.1 より前のバージョンから Sun Java System Web Server 6.1 SP6 への直接的な移行はサポートされていません。最初に、旧バージョンのサーバーを iPlanet Web Server 4.1 に移行し、それから Sun Java System Web Server 6.1 SP6 に移行します。
移行についての詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP6 Installation and Migration Guide』の情報を参照してください。このガイドには、バージョン 4.1 から 6.1、およびバージョン 6.0 から 6.1 への移行に関する情報があります。
Sun Java System Web Server には、製品マニュアルの完全なセットがあり、http://docs.sun.com/coll/1308.2 で参照できます。
Sun Java System Web Server のマニュアルは、PDF および HTML 形式のオンラインファイルとして利用できます。次の表に、各マニュアルで説明されている作業と概念の一覧を示します。
表 3 Sun Java System Web Server マニュアルロードマップ
このメディアの出版以降にリリースされたアクセシビリティー機能を入手するには、Sun に米国リハビリテーション法 508 条に関する製品評価資料を請求し、その内容を確認して、どのバージョンが、アクセシビリティーに対応したソリューションを配備するためにもっとも適しているかを特定してください。最新バージョンのアプリケーションは、http://sun.com/software/javaenterprisesystem/get.html にあります。ユーザー補助機能に対する Sun の対応については、http://sun.com/access を参照してください。
この節では、次のリリースで修正された最も重要な問題を一覧表示します。
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 において解決された問題を一覧表示します。
表 4 Sun Java System Web Server 6.1 SP6 において解決された問題
次の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 の英語版のマニュアルにおいて解決された問題を一覧表示します。
これらの問題は、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 の各国語版のマニュアルには、まだ存在しています。
バグ ID |
説明 |
---|---|
6378473 |
『Release Notes for Sun Java System Web Server 6.1 Add-Ons Reverse Proxy Plugin』で、validate-server-cert SAF のデフォルト値が誤っている。 |
6391505 |
『インストールおよび移行ガイド』で、設定ファイルの書き込み、ルートセキュリティーのリスク、Solaris net_privaddr 特権についての説明がない。 |
6359385 |
『Administrator's Configuration File Reference』で、64 ビットサーバーの magnus.conf 変数 MaxKeepAliveConnections の値の範囲について説明がない。 |
6358849 |
『Administrator's Configuration File Reference』で、nsfc.conf 設定ファイルの MaxOpenFiles 属性について説明がない。 |
5065188 6173274 |
『管理者ガイド』の「詳細検索」の節では、「検索」メニューの「通過検索」オプションについて誤って説明している。このメニューオプションは利用できません。 |
6155266 |
『管理者ガイド』 の設定ログレベルの説明が誤っている。 |
6206074 |
『Administrator's Configuration File Reference』の ChildRestartCallback 指令のデフォルト値の説明が誤っている。 |
6170766 |
『インストールおよび移行ガイド』の「Sun ONE Web Server インストールの前に」の節で、Web Server の新しいバージョンへのアップグレード方法の説明が誤っている。 |
6170769 |
『Administrator's Configuration File Reference』の AdminLanguage 指令に関する情報が誤っている。 |
6173273 |
『管理者ガイド』の「MIME タイプの選択」の節の下に誤植がある。 |
6173133 |
『NSAPI Programmer's Guide』 の NSAPI 関数リファレンスの例が誤っている。 |
6173272 |
『管理者ガイド』では、サポートされる Java のバージョンを「1.4.1_03」と誤って記述している。 |
5029460 |
『管理者ガイド』には、誤った certmap.conf の設定が記述されている。 |
4975161 |
『Administrator's Configuration File Reference』には、pool-init のオプションのパラメータ「block-size」の記述がない。 |
5002190 |
『管理者ガイド』には、htpasswd コマンドユーティリティーに関する情報が記述されていない。 |
5002192 |
『Administrator's Configuration File Reference』 の loglevel 属性に関する情報が誤っている。 |
5038534 |
『Administrator's Configuration File Reference』のLogFlushInterval 指令のデフォルト値が間違っている。 |
4781137 |
『管理者ガイド 』の次の情報が間違っている。 |
4823362 |
『管理者ガイド』は ACL に関する追加情報で更新する必要がある。 |
5046588 |
『インストールおよび移行ガイド』の Sun アクセラレータハードウェアのサポートされるバージョンの記述が誤っている。 |
5052605 |
『NSAPI Programmer's Guide』では、content-type を小文字にする必要があることが明確に指示されていない。 |
5062560 |
『インストールおよび移行ガイド』に start-on-boot オプションを無効にする方法が記述されていない。 |
6285234 |
『Administrator's Configuration File Reference』では、StrictHttpHeaders 指令のデフォルト値を on であると誤って説明している。 |
6067318 |
『Administrator's Configuration File Reference』の set-variable エラーパラメータの情報が不十分。 |
6230379 |
『Administrator's Configuration File Reference』の remove-file() SAF の記述が誤っている。 |
6208955 |
『NSAPI Programmer's Guide』では SERVER_SOFTWARE を MAGNUS_VERSION_STRING として誤って説明している。 |
6320016 |
『Administrator's Configuration File Reference』では、Windows での listenQ のデフォルト値について明確に定義していない。 |
6354681 |
『Administrator's Configuration File Reference』で、DNS についての詳細な説明が必要。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 において解決された問題を一覧表示します。
表 6 Sun Java System Web Server 6.1 SP5 において解決された問題
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP4 において解決された問題を一覧表示します。
表 7 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6021153 |
必要なパッチ ID 112396-03 が存在しない。 以前のリリースノートで「必要」と表示されているパッチ 112396-03 は正しくありません。 正しいパッチ番号は 112396-02 です。 次の場所にある「推奨 & セキュリティーパッチ」セクションで入手可能な、Sun の推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。http://sunsolve.sun.com Solaris 8 (SPARC)
Solaris 9 (SPARC および x86)
|
6066252 |
AKI 拡張子付きのクライアントの証明書が原因で SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER エラーが発生する。 |
6092498 |
クライアントの証明書にチェコ語の文字が含まれる場合、Web Server 6.1 は LDAP によるクライアントの証明書の検証に失敗する。 |
6171311 |
JDK 1.5 で Web Server を実行するとエラーが頻繁に発生する。 |
6171784 |
特定のエラーロギング設定に関連する Web Server のパフォーマンスの問題。 |
4925875 |
韓国語の HTML コレクションについて、韓国語ではアスタリスクを使用した検索を行えない。 |
6171950 |
プリコンパイルされた JSP が sun-web.xml 内の reload-interval パラメータの期待どおりに動作しない。 回避方法: 「use-precompiled」プロパティーを使って (sun-web.xml 内の JSP-config で値を true に設定して)、JSP がプリコンパイル済みであり、実行時にコンパイルする必要がないことを示します。 sun-web.xml の例 <sun-web-app> <session-config> <session-manager> </session-config> <jsp-config> <property name="use-precompiled" value="true" > </jsp-config> </sun-web-app> |
5048940 |
SP1 からのアップグレード後に、管理 GUI 内の「Superuser Access Control」ページにアクセスできない。 |
6177544 |
プラグインの RPM インストール後に libpassthrough.so が存在しない。 |
6176231 |
Sun Java System Web Server 6.1 SP4 — NSS 3.9.3 ベータ版で、証明書を削除する管理 GUI (bin/https/admin/security) がコアダンプを生成する。 |
6173365 |
Solaris SPARC/x86 対応の Web Server の同じビルド用に複数のパッケージインストーラがある。 |
5039633 |
NSS を 3.9 シリーズに更新する。 |
5063134 |
J2SE の場所に対して Java Enterprise System シンボリックリンクが使用されない。 |
6067407 |
ACL_LDAPSessionFree() の使用の問題。 |
6173293 |
Web Server はサーブレットのフィルタが設定されたときにコンテンツタイプを常に text/html に設定する。 |
6176264 |
Web Server 6.1 SP4 Solaris x86 が管理 GUI から SSL インスタンスを開始できない。 |
6180677 |
JES3 用の Web Server SP4 を JES2 用の Web Server SP2 上にアップグレードできない。 |
6066139 |
JDK1.5_beta2 リリースで Web Server を実行している間は、テストが失敗する。 |
6088595 |
JDK 1.5.0_beta2 で、クラスの作成中および編集中に管理コンソールが例外をスローする。 |
4904913 |
I18N 検索: 「?」のワイルドカードを使用して日本語の検索を行なうと誤った結果が得られる。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP3 において解決された問題を一覧表示します。
表 8 Sun Java System Web Server 6.1 SP3 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4798461 |
「転送ファイル」をオフに設定しても、GUI に設定が正しく反映されない。 |
4904896 |
I18N 検索: 検索管理 GUI 上の「Default Encoding」のエンコーディングリストのソート。 |
4905412 |
GUI がキーファイルデータベース内でユーザーの管理を許可しない。 |
4991338 |
Web Server 管理コンソールにすべてのタブが表示されない (Mozilla ブラウザで)。 |
5001819 |
Web Server 6.1: NOVA 検索エンジンがドキュメントのピックアップに失敗することがある。 |
5014693 |
Java フィルタ、HTTP 圧縮、および SHTML が連携に失敗する。 |
5021077 |
Directory Server を選択せずに「OK」ボタンをクリックすると、java.lang.NullPointerException がスローされる。 |
5025617 |
Web Server の JNDI が、sun-web.xml からの resource-env-ref をマップする必要がある。 |
5042676 |
Client タグコード = 302 で要求フローの問題が発生する。 |
5056989 |
セッション ID へのホスト名プレフィックス付加の有効化。 Web アプリケーションのセッションID へのホスト名のプレフィックス付加を有効にする(6.0SPx と同様) には、Web アプリケーションの sun-web.xml で、manager-properties の下のプロパティー prefixSessionIDWithHostname の値を yes、true、または on のいずれかの値に設定します。 以下の例では、パラメータの値を true に設定することによって、セッション ID へのホスト名プレフィックスの付加を Web アプリケーションに対して有効にしています。 <session-config> <session-manager> <manager-properties> <property name="prefixSessionIDWithHostname" value="true"> </manager-properties> </session-manager> </session-config> |
5057749 |
Web Server 6.1 SP2: certmap.conf に定義されているプラグインが読み込まれない。 |
6041356 |
magnus.conf で AdminLanguage または DefaultLanguage、あるいはその両方が指定されるときにメモリーリークが発生する。 |
6057426 |
ロードバランサプラグイン(以前のResonate プラグイン) loadbal.so がSPARC Solaris 上で機能しない。 loadbal.so プラグインの場所は次のとおりです。 server_root/plugins/loadbal.so |
5065017 |
サーブレットセッションデータの問題が発生する。 |
5048051 |
RPM インストールの Linux 上でコレクションの作成に失敗する。 |
5029954 |
ConnQueueSize/RqThrottle が 0 のときにスタックサイズが無視される。 |
4898077 |
HttpServerAdmin および iWS コンソール間の動作に一貫性がない。 |
5013100 |
2500 と 02500 のような 2 つのポートが、server.xml 内に別個のポートとして追加される。 |
5046634 |
HTTP ヘッダーおよびプラグインプログラムの 2 バイト文字。 応答ヘッダーのエンコーディングをWeb アプリケーションレベルで有効にするには、Web アプリケーションの sun-web.xml で、設定パラメータ use-responseCT-for-headers の値を yes、true、または on のいずれかに設定します。 以下の例では、パラメータの値を true に設定することによって、Web アプリケーションの応答ヘッダーのエンコーディングを 有効にしています。sun-web.xml の例 <sun-web-app> <parameter-encoding form-hint-field="j_encoding"> <property name="use-responseCT-for-headers" value="true" > <session-config> <session-manager> </session-config> <jsp-config> </sun-web-app> |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP2 において解決された問題を一覧表示します。
表 9 Sun Java System Web Server 6.1 SP2 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4536102 |
ADM: i18n: Solaris の Netscape で SNMP コミュニティー名が表示されない。 |
4536194 |
CGI サブシステムが NSPR ユーザースレッドからの呼び出しをブロックする。 |
4536739 |
管理 ACL およびスーパーユーザー AC: 「Allow only from host」が機能しない。 |
4615933 |
CORE SHTML: .shtml ファイルに Content-encoding を設定できない。 |
4629796 |
フランス語のスレッドプール名が、JA-NT では文字化けしてしまう (Internet Explorer および Netscape)。 |
4651056 |
「..」で始まるファイルに対して、Web Server が 404 を返す。 |
4651206 |
新規の MIME タイプファイルを追加すると、追加したことを GUI から確認する方法がない。 |
4651207 |
「Document preference」Web ページで、エラーの応答に使用するファイルを用意する必要がある。 |
4652009 |
アクセスログファイルのカスタマイズが「View Access Log」タブの GUI 表示に反映されない。 |
4657465 |
Cookie のエンコーディングを無効にする必要がある。 デフォルトで Sun Java System Web Server の URL では、Cookie をクライアントに送信する前にエンコードします。Cookie をエンコードしないようにするには、以下のコードを sun-web.xml に追加します。 <property name="encodeCookies" value="false"> 上の例の場合、sun-web-app タグの下に直接行を挿入します。他のタグ内に埋め込まないでください。 |
4664945 |
URL 転送の設定で内部エラー。 |
4666409 |
ErrorResponse CGI ファイルの名前の消去。 |
4676934 |
Distributed -Administration: Web Server 6.0 SP2 で、デフォルト ACI がオーバーライドされる。 |
4676946 |
仮想サーバーの設定形式を検証しない。 |
4676950 |
URL 転送の設定で http:// を削除すると内部エラーが発生する。 |
4682434 |
環境変数を取得するスクリプトがある CGI の実行に失敗する。 |
4682894 |
クラスタ管理 - ソースサーバーを選択すると、ターゲットサーバーが選択解除される。 |
4684775 |
非同期 DNS がデフォルトで無効になっている。 |
4707989 |
Web-app/JSP: JSP ファイルで load-on-startup が機能しない。 |
4704385 |
クラスタ: リセット後すぐに「OK」をクリックすると、クラスタの変更時に NULL メッセージが表示される。 |
4705181 |
ユーザーとグループで、ユーザーを検査せず、CGI では空白文字が受け入れられる。 |
4705204 |
削除を選択しても、新規に追加した ACL ファイルが削除されない。 |
4706063 |
chroot および ディレクトリが正しく検査されない。 |
4711353 |
管理者: 「Global|SNMP Master Trap Warning」に「Form Element Missing: manager? 」を参照してください。 |
4718914 |
証明書をインストールしなくても、任意のインスタンスサーバーでセキュリティーがオンになる。 |
4724503 |
GUI の「Edit listen socket」で IPv6 を有効にすると、サーバーが起動しない。 |
4727597 |
ポートが重複した新規サーバーを追加すると、管理 GUI の表示が乱れる。 |
4721021 |
SSL 対応サーバーで、絶対 URI にアクセスできない。 |
4727444 |
アクセスログで、間違ったデータがレポートされる。 |
4732877 |
urlhosts フィールドに複数のホスト名を使用できない。 |
4745314 |
VSCLASS の Docroot にある $id 変数が Microsoft Windows では機能しない。 |
4749239 |
ACLI: ACL の処理が正しくない。 |
4753601 |
magnus.conf の MaxRqHeader 指令が、想定どおりに動作しない。 |
4754934 |
Web Server 6.0 の Vignette NSAPI プラグインが、HTTP 1.1 の使用時は正しく機能しない。 |
4761188 |
LDAP: ACL の LDAP ダイナミックグループパフォーマンスの向上。 パフォーマンス上の理由から、新たな LDAP 設定パラメータ「dyngroups fast」 がSP2 で導入されました。このパラメータを使用すると、Web Server がグループメンバーシップに関して表明を行い、ダイナミックグループ間で入れ子の個人を省略します。 たとえばユーザー「alpha」がグループ「a」に属していて、グループ「a」はグループ「b」の memberURL 定義 (ダイナミックグループ) によってグループ「b」のメンバーであるとします。また、ユーザーの ACL には、グループ「b」へのアクセスだけが付与されているとします。このとき、Web Server は「alpha」からのアクセスを拒否します。「alpha」はグループ「b」のメンバーでないと見なされているためです。 入れ子のグループをサポートする場合は、LDAP 認証サービスで、新規設定を定義しないでください。結果的に、パフォーマンスを向上することができなくなります。設定ディレクトリの例: ldapregular ldap://localhost:389/o=TestCentral ldapregular: dyngroups fast |
4763653 |
ドキュメント設定ページのフォーム要素に検査が必要。 |
4764307 |
Magnus.conf: パフォーマンス設定: 負の数値を受け付ける。 |
4765709 |
管理者: 「Configure Directory Service」で binddn/password を検査しない。 |
4770294 |
Microsoft Windows 上の Web Server 6.1 で、アクセスログの行末に CR 文字を追加しない。 |
4786612 |
Web Server で、「:」をホスト名または IP とポートの区切り文字として扱う箇所がある。「:」が IPv6 アドレスの一部に使用されるときに認識されるように、このコードを更新する必要がある。 |
4787310 |
SmallFileSpace の値が小さく設定されると、NSFC での占有開放に失敗する。 |
4788075 |
Web Server 6.0 SP5 で、magnus.conf の PATH 変数の設定が機能しない。 |
4800173 |
多くの仮想サーバーと連動する大きな ACL ファイルでのパフォーマンスの問題。 |
4808402 |
ネイティブオーセンティケータのサポート。 |
4814097 |
GUI のプログラムグループで、プログラム項目として「none」を選択できない。 |
4822720 |
キープアライブサブシステムが動的に調整されない。 キープアライブサブシステムでは、パフォーマンスを最適化するための調整が必要です。Web Server 6.0 では、このサブシステムが高負荷にあわせて調整されていたため、同時に発生したキープアライブ接続が多くないときは、パフォーマンスが良くありませんでした。Web Server 6.1 SP2 ではキープアライブサブシステムが変更され、実際の負荷にあわせて動的に調整されるようになりました。 |
4849907 |
実行権が設定されず、構成されていないのに、shtml が構文解析されてしまう。 |
4855807 |
AIX: watchdog による再起動後に、Web Server がハングする。 |
4858152 |
移行されたインスタンスの server.xml ファイルのアクセスログエントリが、無効なパスを示す。 |
4869527 |
SNMP: RH Linux 6.2/7.2/Adv Server 2.1 およびSun Linux 5 で、テストが失敗する。 |
4862498 |
新規のディレクトリサービス画面がインタフェースに接続されない。 |
4870613 |
Netscape 7 のフレームで「戻る」ボタンが動作しない。 |
4873766 |
要求がチャンクされてしまい、upload-file SAF が正しく機能しない。 |
4882838 |
生成されたリダイレクトで、URL のプロトコルを指定できない。 サーバーは、クライアントにリダイレクトを送信するときは、自己参照 URL を生成します。Web Server 6.1 SP1 以降では、サーバーの生成した自己参照 URL で使用されるスキーマの設定で、server.xml 内の LS 要素の servername 属性が使用されます。 たとえば SSL オフローダーがインターネットと Web Server インスタンスの間に配置されていて、このオフローダーが http://www.sun.com に対する SSL 暗号化されたトラフィックを復合化し、Web Server のポート 8080 にリレーしているとします。このとき、以下のような LS 要素が server.xml に含まれています。 <LS remap="ls1" port="8080" security="disabled"... servername="https://www.sun.com"> servername 値の「https://」プレフィックスは、LS が SSL トラフィックを処理するように設定されていない場合でも、自己参照 URL で https スキームを使用するようにサーバーに指示しています。 |
4889081 |
内部ログローテションで、空のログが作成される。 |
4894033 |
Distributed-administration: 管理者 ACL の機能「Allow only from host/ip」がドキュメント単位でない。 |
4896881 |
Web Server の一部を untar すると、所有者およびグループの情報が正しくない。 |
4897074 |
Linux のみ: コレクションを作成したとき、PDF ファイルのインデックスが作成されず、コレクションに追加されない。 |
4899105 |
「edit virtual server」で接続値の強調表示が正しくない。 |
4905175 |
WebDAV ACL 設定が、新しい仮想サーバーに継承される。 |
4909378 |
WebDAV 編集の「Help」ボタンが、正しいヘルプページを指していない。 |
4903449 |
マルチプロセスモードで 1 スレッドしかない場合に、パフォーマンスが影響を受ける。 |
4905681 |
AsyncDNS 設定が Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において無視される。Web Server は、非同期 DNS 検索を実行しない。 magnus.conf で AsyncDNS が on であっても、非同期DNS は off のままです。 |
4908631 |
実行していないサーバーを停止させようとすると、エラーメッセージ状態が返される。 |
4907288 |
クラスタ管理ファイルの転送が Microsoft Windows で機能しない。 |
4909678 |
Web Server 6.1 ダイジェスト認証が、フラットファイルには機能しない。 |
4910266 |
Web Server 6.1: GUI でダイジェストファイルユーザーを作成すると、指数関数的にユーザーが倍増する。 |
4904088 |
移行の最後のページで、「<」および「>」文字を html エンコードする必要がある。 |
4908986 |
JDBC: サーブレットコード UploadServlet が SQL 例外で誤った処理を行う。 |
4904896 |
I18N 検索: 検索管理 GUI 上の「Default Encoding」のエンコーディングリストのソート。 |
4908010 |
新しく作成された仮想サーバーの検索コレクションを削除できない。 |
4908401 |
I18N: 検索結果のドキュメントのタイムスタンプがローカライズされていない。 |
4910222 |
バックスラッシュを含むドキュメントルートを持つコレクションを作成しようとすると、Microsoft Windows 上でエラーが発生する。 回避方法: この問題は、バックスラッシュを含む、またはスラッシュとバックスラッシュが混在したドキュメントルートを指定した場合に発生します。スラッシュを使用してください。 |
4911548 |
重複する検索コレクションを作成すると、サーバーが ConfigException を返す。 |
4911656 |
I18N: マルチバイト文字の検索で、「日付順に表示」リンクに移動できない。 |
4913909 |
i18n: ハングル文字のファイル名を使用したファイルを追加すると、読み取り権がないためスキップされ、エラーになる。 |
4913228 |
jdbcRealm サンプルアプリケーションの Oracle スクリプトで、引用符がない。 |
4910869 |
NSFC の拡張が必要。 ReplaceFiles nsfc.conf 指令を追加します。 ReplaceFiles=true (デフォルト) の場合、既存のファイルキャッシュの動作が維持されます。 ReplaceFiles=false の場合、ファイルがキャッシュされると、そのファイルキャッシュエントリは、別のファイル用に領域を空けるために破棄されなくなります。ヒットリストのロックで、競合を避けることができるため、ベンチマークシナリオで有用となります。 |
4910272 |
新規サーバーの追加中に、ドキュメントルートでスラッシュの混在をサーバーが受け入れてはいけない。 |
4912254 |
.env 内の「set -o noclobber」が原因で、Web Server のインストールが失敗する。 |
4911070 |
Web Server 6.1: 「Add listen socket」の「protocol family」フィールドが、IPv6 アドレスに存在しない。 |
4911630 |
Magnus Editor のフィールドの多くが検査を行わず、負の整数値を受け入れてしまう。 |
4911550 |
追加ドキュメントでサーバーにアクセスしようとすると、ServletException が発生する。 |
4911633 |
ユーザーの「Change Password」が機能しない。 |
4913566 |
「URL Forwarding Editing」ページに矛盾がある。 |
4919473 |
管理 GUI から「Security Realm」プロパティーを更新しても、server.xml に反映されない。 |
4913289 |
「Edit Virual Class」のヘルプで、VS クラスを削除するときの条件がすべて示されていない。 |
4916331 |
キープアライブ接続が軽負荷でもハングすることがある。 |
4925475 |
server.xml の createconsole 属性が無視される。 |
4925938 |
ユーザーが VS 管理 URL を誤って編集してしまうと、Null Pointer 例外が発生する。 |
4929848 |
パフォーマンス: Web Server が kstat を 1 秒に 1 回ポーリングする。 |
4926414 |
I18N-korean: 既存のドキュメントが1 つ以上失われている場合に、コレクションのインデックスを再作成するとハングする。 |
4935797 |
certmap.conf ファイルの場所の表記が誤っている。 |
4930327 |
MOVE/COPY 要求で、destination ヘッダーが URL エンコードされない。 |
4933483 |
SIGCHLD シグナルが起動時にレポートされる。 |
4935582 |
AF_NCA で TCP_NODELAY を設定する必要はない。 |
4930642 |
ファイルの mime.types エントリがキャリッジリターンで終わっていない場合は、ソースが返される。 |
4930329 |
maxpropdepth のデフォルト値が間違って選択されている。 |
4932995 |
管理 GUI から Web アプリケーションを削除すると、先頭の「/」が取り除かれてしまう。 |
4935420 |
移行後の 6.1 インスタンスで、制限アクセスのリソースピッカーがエラーになる。 |
4944850 |
Web Server 4.1 から 6.1 への移行で、アドレス指令が正しく移行されない。 |
4946829 |
管理者: 移行後に新規仮想サーバーを作成すると、「$user: unable to find value」が発生する。 |
4941027 |
Web Server の 管理インタフェースでのクロスサイトスクリプティング。 |
4948397 |
Web Server 6.1 SP1 の SNMP が機能しない。 |
4946187 |
分散管理: 分散管理を有効にしたあと、認証されたユーザーのみを許可するように ACL を設定しても、サーバーは管理者グループ内のほかのユーザーへのアクセスを許可する。 |
4947005 |
Solaris x86 で「Add server instance」が機能しない。 |
4940040 |
管理者の「Configuration File Reference」で、存在しない TYPE 要素を定義している。 |
4942750 |
検索の例が間違っている。 |
4943631 |
スレッドプール設定ファイルの説明が間違っている。 |
4941741 |
Solaris 8 上の Web Server 6.1 SP1 サーバーで、libCld.so が原因で起動に失敗する。 |
4945994 |
fc_net_write が単一システムコールにならない。 |
4940418 |
バイトコードの計測のためのサードパーティー製プロファイラのサポート。 |
4943329 |
IWSSessionManager が、Web Server 6.1 では期待通りに動作しない。 |
4947065 |
検索 Web アプリケーションで、最大でも 11 コレクションしか表示されない。 |
4947624 |
Microsoft Windows でインデックスの再作成をすると、意味のない警告メッセージが表示される。 |
4950552 |
特定の出力結果で、間違った番号が付けられる (11、21、31... 1 つの長い行になっています。 |
4954789 |
ClassCastException で Web Server の配備に失敗する。 |
4956415 |
Web Server 6.1 検索: meta タグの description を表示できるように要求される。 |
4950644 |
Linux で重複コレクションを作成すると、意味のない警告メッセージが表示される。 |
4951860 |
httpagt が NETSITE_ROOT 変数に依存する。 |
4957158 |
x86 ビルドの specweb99 を実行すると、fc_open が失敗する。 |
4952492 |
MOVE メソッドが、可能なときにファイル名を「rename」しない。 |
4958571 |
PR_NetAddrToString のパフォーマンスが想定以下である。 |
4951264 |
Java でトリガーされた再設定とサーバーのシャットダウン中に、Web Server がクラッシュする。 |
4958755 |
ServletContext.getContext(String) をルートコンテキストから呼び出すと、ほかのコンテキストを返さない。ルートコンテキストが返される。 |
4950653 |
QoS の vsclass 値に「Null」が表示される。 |
4951982 |
不正なクレデンシャルを使用して LDAP を設定すると、「Invalid error」メッセージが表示される。 |
4953147 |
管理者ユーザーが root で、インスタンスが root でない場合、cron ベースのログローテーションが失敗する。 回避方法: scheduler.conf ファイルで、管理サーバーユーザーと同じユーザーに変更してください。 |
4961864 |
rotate-callback を使用すると、Web Server がハングする。 |
4962059 |
setup.inf に管理者のパスワードがプレーンテキストで格納される。 |
4969637 |
send-error SAF に、軽微のコードディングエラー。 |
4961999 |
仮想サーバーの追加後、上部フレームのドロップダウンボックスに仮想サーバーが表示されない。 |
4962624 |
管理者: 「Edit Listen socket」のプロトコルの値を検査しない。 |
4963483 |
スラッシュ (/) を含む ACL ファイルパスを作成しようとすると、GUI が乱れる。 |
4968422 |
WebDAV 画面で、ブラウザに「invalid ACL file」と表示される。 |
4966497 |
「Average Queueing Delay」の「Perf Dump」データが正しくない。 |
4970955 |
Apache サンプル (\plugins\java\samples\webapps\simple ) のクロスサイトセキュリティーの問題。 |
4972573 |
Web Server 6.1 SP1 の、web-apps-sample サンプルアプリケーションで不正な動作。 |
4972587 |
I18n サンプルアプリケーションの index.html で指示が誤っている。 |
4976454 |
IWeb Server 6.1 に同梱のサンプル。 |
4970273 |
FastCGI ベータライブラリが RTM Web Server パッケージに含まれている。 |
4976953 |
AIX 6.0 SP6: 適切なグループアクセス権があるファイルで、GET 操作の禁止エラーが発生する。 |
4976490 |
ログメッセージが切り捨てられる。 |
4975675 |
サーバーのロード中は、動的再構成に失敗する。 |
4976910 |
エントリが存在しないと、NSFC_GetEntryPrivateData() が NSFC_ExitCacheMonitor() を呼び出す。 |
4973079 |
GUI で、使用されなくなった無効なポートエントリが保持され続け、「servername」フィールドの検査に失敗すると、そのエントリの値が使用される。 |
4975788 |
Internet Explorer を使用して編集した classpath が壊れ、サーバーの JVM が起動できない。 |
4975798 |
Web 管理を使用して、classpath サフィックスにパスを追加できない。 |
4975782 |
外部 JNDI 参照を削除できない。 |
4970188 |
RPM がシステムの umask を特定できない。 |
4971298 |
JES で Web Server パッケージの pkgchk -n が失敗する。 |
4986761 |
Web Server 6.0 の移行に失敗する。 |
4989231 |
Linux プラットフォームでサーバーが起動に失敗する。ビルド中の JDK パスが間違っている。 |
4988104 |
「Edit virtual servers」ページで、接続の値が正しく更新されない。 |
4986700 |
サーブレットフィルタを使用すると、Last-modified および Etag が抑制される。 |
4991888 |
キーファイル設定で間違ったファイル名が格納される。 |
4992739 |
classpath サフィックスを変更すると、Web Server のインスタンスを開始できない。 |
4995447 |
Web Server 6.1 SP2 (Red Hat Linux) で、管理 GUI にアクセスできず、ログイン後にエラーメッセージが表示される。 |
4995489 |
Solaris x86: 分散管理を有効にできない。 |
4991775 |
Cookie のサンプルサーブレットでの Cookie 名検査。 |
5002905 |
分散管理が有効でなくても、「Super User Access Control」を設定できない。 |
5012107 |
不正なプラグインを使用すると、POST 要求の本文が2 回コンシュームされる。 |
4962659 |
検索条件が 100 文字に切り捨てられる。 |
4967580 |
検索で、SSL 対応インスタンスのリンクが間違っている。 |
4970181 |
Stellent フィルタを Linux および Solaris x86 ビルドに追加する必要がある。 |
4975327 |
nova 検索の indexMetatags が自動的に設定されない。 |
4975367 |
meta タグのインデックス作成で大文字小文字が区別されない。 |
4997149 |
*.* パターンでドキュメントを削除しても、excludeExtensions プロパティーが設定されていると、削除されないファイルがある。 |
4997178 |
excludeExtensions が設定されていると、.sxg ファイルのインデックス作成中にサーバーが NULL ポインタ例外を返す。 |
4997697 |
検索結果ページで、ページ番号が正しく表示されない。 |
4844616 |
bswitch が正しく設定されていないため、クラッシュする。 |
4854698 |
誤った形式の要求によるプラグインクラッシュ。 |
4866965 |
ACLI: 失敗した認証が、サーバーのエラーログファイルに 2 回記録される。 |
4880864 |
ACL: ACL でアクセスを拒否していると、Web Server が「404 Not found」エラーを返す。 |
4915326 |
WEBC: signedBy アクセス権を jar ファイルに付与できない。 |
4918754 |
Web Server 6.1 で、8 ビット文字セットの HTTP URL GET パラメータを処理できない。 |
4924921 |
Microsoft Windows 2000 で JDK 1.3.1 を使用している場合、JVM の最大ヒープサイズを 800M バイトに設定できない。 |
4926336 |
JSP パラメータの値で% を使用すると、クエリー文字列が破損する。 |
4927770 |
libjvm 内からの SIGABRT でサーバーが異常終了する。 |
4928358 |
JSP エラーが、「Not Found」エラーとして誤ってレポートされる。 |
4930374 |
sun-web.xml 内の class-loader 要素で extra-class-path 属性が想定どおりに動作しない。 |
4932893 |
動的再ロードが、Web アプリケーション記述子ファイル (web.xml など) には機能しない。 |
4939370 |
Web コンテナのスレッド名が一意ではない。 |
4934083 |
LDAP: LDAP 認証中にクラッシュする。 |
4934562 |
WEBC: スタンドアロンの JSP では getRemoteUser() が動作しない。 |
4935669 |
WEBC: クライアントの証明書データが要求に含まれるとは限らない。 |
4935570 |
証明書データが利用できる場合でも存在しないことがある。 |
4932547 |
Tomcat AuthenticatorBase が 403 でなく 500 を返す。 |
4946762 |
Out-of-box のデフォルトレルムがネイティブでない。 |
4948123 |
Web Server 6.1 が、特定の状況で、クライアントのキーサイズを正しくレポートしない。 |
4949842 |
WEBC: コア認証を使用すると、isUserInRole() が一致しない。 |
4957829 |
LDAP: 基本認証で、UID にワイルドカード「*」を使用できる。 |
4960013 |
LDAP レルムを複数設定できない。 |
4968857 |
htconvert で .nsconfig のワイルドカードパターンを正しく変換しない。 |
4968882 |
6.1 形式の server.xml で htconvert が機能しない。 |
4960873 |
セッションが 2 つのスレッドで同時に期限切れになると NPE が発生する。 |
4973927 |
EPIPE シグナルが OutputStream.write() から IOException として捕捉されない。 |
4976277 |
LDAP プールに JDK 1.4.1 付属の JNDI 接続プールを使用する。 |
4983707 |
ログレベルを「Security」に変更すると、起動時に NullPointerException が発生する。 |
4981028 |
web.xml の「distributable」セマンティクスを Web コンテナが受け入れない。 |
4993468 |
getResourcePaths が、「//」を含むパスを返す。 |
4996219 |
RedHat Linux Advance Server 3.0 で webservd がメモリーリークする。 |
4997593 |
NSAPI の srvhdrs と HttpServletResponse ヘッダーの間の統合に問題がある。 |
4997756 |
LOCK-UNLOCK が正しく動作せず、UI はロック情報を正しく表示しない。 |
4997838 |
「Security」を on にすると、RHL AS 3.0 で Web Server が起動しない。 |
5003531 |
transport-guarantee=CONFIDENTIAL のときに、SSL 以外のポートから Web アプリケーションにアクセスすると 500 エラーが発生する。 |
5004542 |
ASN.1 構文解析バグ/brute forcer プログラムで Web Server がクラッシュすることがある。 |
5016494 |
NSS: 証明書が破損していると、DER_UTCTimeToTime でクラッシュする。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において解決された問題を一覧表示します。
表 10 Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
5060906 |
インデックスファイルのない保護されていないディレクトリに対して、承認ダイアログボックスがポップアップする。 追加情報: 6.1 SP1 では、ディレクトリに index.html、index.jsp、home.html などのインデックスファイルがないと、ACL 認証が有効な場合に、このディレクトリが保護されていなくても、読み取りおよび書き込み権限を持つすべてのユーザーがリストへのアクセスを拒否されます。 回避方法: 6.1 の以前の動作に戻すには、デフォルトの ACL を変更し、匿名ユーザーにリストへのアクセス特権が許可されるようにします。次のように変更します。 allow (read, execute, info, list) user = "anyone" |
4642650 |
サーブレットまたは JSP コンテナに絶対 URL を追加できないようにするオプションが必要。 修正の詳細: sun-web.xml に新しいプロパティーが追加されました: relativeRedirectAllowed デフォルト値: false 説明: true の場合、HttpServletResponse.sendRedirect() API を使用して Web アプリケーションが相対 URL をクライアントに送信できるようにします (つまり、コンテナが相対 URL を完全指定 URL に変換しないようにする)。 |
4793938 |
Server Manager の GUI から遠隔ファイル操作を有効にすると、すべての遠隔ユーザーがサーバーの URI 領域にあるディレクトリのリストを取得できるようになる。 |
4904201 |
付属以外の JDK が存在するサーバーを追加したとき、javahome パスが誤って設定される。 |
4911580 |
新しいサーバーインスタンスを追加すると、問題が発生し、サーバーエラーメッセージが表示される場合がある。 |
4928794 |
PUT によって NULL のリソースを作成しようとするとサーバーが再起動する。 |
4929913 |
検索エンジンによって PDF ファイルの FTS 情報が抽出およびインデックス作成されない。 修正の詳細: この修正は、Linux 以外のサポートされたすべてのプラットフォームに適用されます。 Author、Subject、Keywords という meta タグには常にインデックスが作成されます。PDF ファイルの FTS_* 属性を変換したときに作成される meta タグも含め、任意の meta タグのインデックスを作成できるようにする機能が追加されました。server.xml において、新しい設定を次のように手作業で構成する必要があります。
注 – 検索結果にカスタム meta タグ情報を表示する方法の詳細は、バグID 4956415 を参照してください。 |
4933935 |
Solaris 9: パッケージベースのインストールで reconfig が機能しない。 |
4945089 |
SSL での ASN.1 解析問題 Web Server で使用される SSL プロトコルの実装において識別された問題で、サービス拒否攻撃の対象になる可能性があります。この問題は Sun Java System Web Server 6.1 SP1 で修正されています。Web Server を使用して SSL バージョン 3 または TLS を使用するサイトをホストする場合は、このサービスパックのインストールを強くお勧めします。 |
4950388 |
reconfig コマンドが Microsoft Windows XP で機能しない。 |
4964069 |
Microsoft Windows プラットフォーム上で commit.exe ユーティリティーがクラッシュする。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 において解決された問題を一覧表示します。
表 11 Sun Java System Web Server 6.1 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4869693 |
Microsoft Windows において、Web Server のインストールでは、Directory Server 5.x との共存問題のために SunONE Directory Server .dll ファイルを上書きする。 |
4540254 |
ログファイルのローテーションによって UNIX 上のサーバーの再起動が必要となるべきではない。 |
4727146 |
ログが「connection reset」エントリで満たされている。 |
4786735 |
インストーラが、外部 JDK を使用時に適切な JDK CLASSPATH/LIBPATH を設定しない。 |
4792721 |
LDAP サーバーがオフラインのときに間違ったエラーメッセージ。 |
4799452 |
sun.tools.javac.Main が廃止されているため、例外によって有効な JSP が停止する。 |
4801874 |
ACL_LDAPSessionAllocate が常に LAS_EVAL_FAIL を返す。 |
4811418 |
ダイジェスト認証がクラッシュする。 |
4819405 |
digestauth プラグインによる slapd プロセスのメモリー増大およびリーク。 |
4820513 |
digestauth プラグインコードがスレッドセーフでない。 |
4839875 |
ClassCache およびドキュメントルートとして cachefs/nfs を使用したときに、Sun Java System Web Server が新しい JSP を使用するとは限らない。 |
4842190 |
Web サーバーが、15 を超える言語の Accept-Language ヘッダーを受信するとクラッシュする。 |
4842574 |
誤った形式の要求によるサーバークラッシュ。 |
4842601 |
Accept-Language ヘッダーのセキュリティー問題。 |
4846832 |
CRL がデータベースを破壊する。 |
4848896 |
digestauth プラグインが、特定の種類の要求によりクラッシュする。 |
4849914 |
特定の種類の要求による digestauth プラグインでのメモリーリーク。 |
4855546 |
ログアナライザの脆弱性。 |
4858026 |
JSP: 大量のデータをポストしたとき、getParameter でクラッシュする。 |
4867887 |
ユーザー ID に空白が含まれているユーザーの基本認証が失敗する。 |
4903319 |
コレクションを作成したとき、すべてのドキュメントのインデックスが作成されて、コレクションに追加されるとは限らない。 |
この節では、Sun Java System Web Server 6.1 SP6 がリリースされた時点での非常に重要な既知の問題および制限を一覧表示します。問題を次のように記述します。
次の表に、一般的な既知の問題を示します。
表 12 一般的な既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6198559 |
JES3: Linux での Web Server のパッチアップグレードで、誤った「アンインストール」通知が表示される。 |
4988370 6413819 |
HP-UX 11.0 プラットフォームで、特定の状況で内容が更新されない。 HP-UX オペレーティングシステムには、ファイルアクセス用に 2 つのキャッシュ領域「ページキャッシュ」および「 バッファーキャッシュ」がある。一般に、アプリケーションが mmap 関数を実行すると、ファイルはページキャッシュにマップされる。 ただし現在のところ、PRIVATE オプションを指定して mmap が実行されても、オペレーティングシステムが「ページキャッシュ」と「バッファーキャッシュ」の間でデータを同期することはない。ファイルをコピーする場合でも、オペレーティングシステムがキャッシュされたデータを更新するのは、「バッファーキャッシュ」内に限られる。 回避方法: vi エディタを使用して、毎回内容を更新します。 |
6404983 |
管理 GUI を使用して LDAP サーバーからユーザーおよびグループを検索すると失敗する。 回避方法: この機能が動作するためには、Red Hat Linux AS 3.0 update 1 — uname -r: 2.4.21-9.ELsmp をインストールしてください。 |
次の表は、管理における既知の問題を一覧したものです。
表 13 管理における既知の問題
バグ ID |
説明 |
|
---|---|---|
6301761 |
Mozilla 1.4 および Firefox 1.0.6 で、ACL アプレットのロードに失敗する。 |
|
6021151 |
HttpServerAdmin を使用して JNDI リソースを作成する際、LDAP ドメイン名にコンマが含まれていると問題が発生する。 回避方法: HttpServerAdmin でプロパティー内の「,」をエスケープするには、エスケープ文字として「\\」を使用します (Microsoft Windows プラットフォームでは「\」を使用する)。 プロパティー java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues, ou=tms,ou=services,ou=abc で、「,」は次に示すようにエスケープします。 -property java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues \\,ou=tms\\,ou=services\\,ou=abc |
|
5007892 |
Distributed Administration: ACL を削除しても obj.conf が消去されない。 回避方法: https-admserv の NameTrans をコメントアウトします。
|
|
5035129 |
RHLAS 3.0 上で WS 6.1 SP2 Admin を使用して、Directory Server の user/group/ou を管理できない。 |
|
4650456 |
マルチバイト文字を使用すると、「View Access」および「View Error」が正しく機能しない。 |
|
4652585 |
分散管理を有効にすると、ローカルの管理ユーザーが無効になる。 回避方法: 分散管理のグループ内に、デフォルトの管理ユーザー名でユーザーを作成します。 新規に作成した LDAP 管理ユーザーには、Web Server の管理ユーザーと同じパスワードを設定する必要があります。 |
|
4725683 |
ログファイルの日付スタンプが、ローカルのタイムゾーンになっていないため、正しくない日付が表示される。 回避方法: ログファイルのファイル名の拡張子の日付をログエントリの日付に一致させる場合は、23:59 でログファイルがローテーションするようにサーバーを設定します。 |
|
4761960 |
Web Server 6.0 SP4: SASL および匿名バインドを使用すると、分散管理を有効にできない。 回避方法: SSL 対応のディレクトリサーバーに匿名バインドを使用しないでください。 |
|
4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 回避方法: .htaccess ファイルを使用可能にすると、サーバーはリソースを提供する前に、.htaccess ファイルを確認します。サーバーはリソースと同じディレクトリおよびそのディレクトリの親ディレクトリで .htaccess ファイルを検索します。この検索はドキュメントのルートまで続けられます。たとえば「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されているときに、クライアントが /sun/server/docs/reports/index.html を要求すると、サーバーは /sun/server/docs/reports/.htaccess および /sun/server/docs/.htaccess で .htaccess ファイルを確認します。 サーバーの「Addtional Document Directories」および「CGI Directory」機能で、管理者は代わりのドキュメントルートを定義できます。代わりのドキュメントルートが存在すると、htaccess ファイルの処理に影響します。たとえば、サーバーの「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されていて、CGI プログラムが /sun/server/docs/cgi-bin/program.cgi にあるとします。 CGI を「File Type」として有効にした場合、クライアントが CGI プログラムに要求を発行すると、サーバーは /sun/server/docs/.htaccess と /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess の両方の内容を評価します。 しかし、「CGI Directory」として /sun/server/docs/cgi-bin を設定すると、サーバーは /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess は検査しますが、/sun/server/docs/.htaccess は検査しません。これは、「CGI Directory」で /sun/server/docs/cgi-bin を指定したことで、代替のドキュメントルートとしてマークされたためです。 |
|
4865295 |
管理インタフェースの分散管理下で、エンドユーザー管理機能がサポートされない。 |
|
4882999 |
管理GUI のページの見た目と使い心地に一貫性がない。 |
|
4888696 |
Netscape 7.0 で情報の入力が不十分な場合に、管理 GUI の「Add Server」ページが消える。 回避方法: 「OK」をクリックする前に「Add Server」ページに完全な情報を入力してください。必要であれば、「Add Server」の GUI を復元するためにページを再読み込みするか、別のページまたは別のタブをクリックして、「Add Server」ページに戻ってください。このバグは、Netscape 7.0 でのみ発生します。 |
|
4910309 |
「NULL」が警告メッセージで正しく表示されない。 この語は、Virtual Server Manager の 「Virtural Server」ページの Pick Directory でディレクトリサービスを編集しているときに表示されます。 |
|
4905808 |
スーパーユーザーが、分散管理を有効にしたあと、管理インタフェースにアクセスできない。 回避方法: 分散管理を有効にしたあと、スーパーユーザーと同じ管理ユーザー名とパスワードを持つ LDAP のユーザーを作成します。 |
|
4908694 |
ログ設定用のデフォルトのリンクが動作しない。 「Virtual Server」ページ用の「Logging Settings」でデフォルトリンクがデフォルトのパスを設定せず、リセットボタンとして動作します。 |
|
4910197 |
JDBC リソースを編集するとき、プロパティーページの値が、削除後も保持される。 |
|
4911552 |
.shtml ファイルが、構文解析されるべきでないときに構文解析される。 |
|
ID なし |
Web Server に付属の sun-web.xml ファイルで間違った DTD の場所が示されている。 修正: 正しい場所は http://www.sun.com/software/dtd/webserver/sun-web-app_2_3-1.dtd です。 |
|
6284698 |
root ユーザーでないユーザーとしてインストールすると、Web Server が動作しない。 回避方法: Web 管理コンソールを使用せずに、コマンド行からWeb Server インスタンスを起動します。 |
|
6078104 |
passthrough プラグインが設定されている場合に、WS6.1 からJSP アプリケーションにアクセスできない。 回避方法: passthrough の service 指令から、次のように行を変更します。 開始 : Service type="magnus-internal/passthrough" fn="service-passthrough" servers="http://server:port" 宛先: Service fn="service-passthrough" servers="http://server:port" |
|
4991278 |
JSP ClassCache ファイルを削除するための管理 GUI 機能がない。 |
|
6316265 |
管理GUI では、変更を有効にするために「Click Apply」と指示されているが、管理サーバーに「Apply」ボタンはない。 |
次の表に、コアにおける既知の問題を示します。
表 14 コアにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6363944 |
Web Server 6.1SP5 (64 ビット) で Solaris 暗号化ソフトトークン (libpkcs11.so) を使用すると、webservd 子プロセスが孤立する。 回避方法: この問題は、Solaris ソフトトークンを使用するようにサーバーが明示的に設定されているときに限り発生します。fork()、Runtime.exec()、または <!--#exec cmd="..."--> を使用する必要がある場合は、Solaris ソフトトークンを使用するようにサーバーを設定しないでください。 |
6313832 |
既存の 32 ビットプラグインを 64 ビットリリースで使用できない。64 ビット Sun Java System Web Server リリースを使用して 32 ビットプラグインを読み込もうとすると、以下のようなエラーメッセージが生成される。 Sun ONE Web Server 6.1SP5 (64-Bit) B10/28/2005 09:00 failure:CORE3170:Configuration initialization failed:Error running init function load-modules:dlopen of plugin.so failed (ld.so.1:webservd:fatal:plugin.so:wrong ELF class:ELFCLASS32) 回避方法: 32 ビットリリースの Sun Java System Web Server を使用するか、またはプラグインベンダーに連絡して問題のあったプラグインの 64 ビットリリースを入手してください。 |
4939491 |
HP-UX: ./stop スクリプトを実行するとエラーメッセージが表示されてプロセスグループが終了する。 |
次の表は、マニュアルとオンラインヘルプにおける既知の問題を一覧したものです。
各国語版の 6.1 のマニュアルにおける既知の問題の一覧については、「6.1 SP6 のマニュアルにおいて解決済みの問題」を参照してください。
バグ ID |
説明 |
---|---|
6367812 |
オンラインヘルプで、schedulerd を再起動する手順が記載されていない。 追加情報: コマンド行から schedulerd を起動するには、以下の手順で環境変数 ADMSERV_ROOT を設定してください。
|
4957123 |
『管理者ガイド』で、検索クエリー演算子の説明が記載されていない。 |
4964908 |
機能のアップグレードに関するマニュアルがない。 |
5016571 |
Generic Thread Pools の下の「オンラインヘルプ」ページの情報が誤っています。 |
5031366 |
『管理者ガイド』のオンラインバージョンで、正しくないリンクがある。 |
4968568 |
『Administrator's Configuration File Reference』ガイドの ConnQueueSize 指令に関する説明が不明瞭。 |
5043491 |
オンラインヘルプの内容が間違っている。 |
5053339 |
オンラインヘルプ — 『管理者ガイド』およびオンラインヘルプに、ディレクトリの索引化に関する情報がない。 |
4928287 |
すべてのドキュメントで、<instance>/lib ディレクトリが存在しないことを通知していない。 追加情報: このディレクトリはインストーラによって作成されません。ディレクトリが存在しない場合、ユーザーが作成する必要があります。 |
6308091 |
『Administrator's Configuration File Reference』 — ppath のチルドを使用したワイルドカードは、説明のとおりに機能しない。 修正: 次のいずれかを設定します。 設定 1 <Object ppath="*~*.gif*"> AddLog fn=flex-log name="access"</Object> 設定 2 <Object ppath="*~*(.gif|.gif/)"> AddLog fn=flex-log name="access" </Object> |
6237303 |
『SUN ONE Web Server 6.1 リリースノート』には、Solaris SPARC に必要なパッチで記載されていないものがある。 追加情報: Solaris 8 上の Web Server 6.1 には、109326-09 パッチが必要です。 |
次の表は、インストールにおける既知の問題を一覧したものです。
表 16 インストールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
5020317 |
JDK だけをアップグレードすると、検索が使用できなくなる (ユーザーは例外を受け取り、検索ページは GUI からアクセスできなくなる)。 回避方法: この例外は、Web Server 6.1 SP2 コアが一緒にインストールされているか、JDK を単独でインストールする前にインストールされている場合は発生しません。また、JDK をアップグレードした Web Server 6.1 SP1 の上に Web Server 6.1 SP2 コアをインストールしている場合も、例外は起きません。 |
4855263 |
Sun Java System Web Server は、たとえば Program Files のようにディレクトリ名の中に空白が含まれているディレクトリにインストールされている場合には起動しない。これについてのエラーメッセージは、インストール中には表示されませんが、インストール後に「サーバーは起動しません」と表示されます。 回避方法: ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリに Web Server をインストールしないでください。 |
4869238 |
Microsoft Windows において、Sun Java System Web Server インストーラが、server_root などのロングネームを受け付けない。 回避方法: Sun Java System Web Server インストールディレクトリのパス名は、ダイアログボックスでは 256 文字まで入力できますが、128 文字以内で指定してください。 |
4901205 |
Solaris で、インストーラの「完全修飾ドメイン名」画面に続く画面 (「ユーザーおよびグループ名」画面から始まる) で、Ctrl + B キーが機能しない。 回避方法: インストール中、前の画面に戻る必要がある場合は、インストーラを終了して再起動してください。 |
4937915 |
AIX: インストール中に Ctrl + C キーを押すと端末画面がハングする。 これは、コンピュータ名の画面 (Web Server のインストールされるコンピュータ名を指定するために使用する画面) で発生します。 |
4960048 |
Sun Java System Web Server 6.1 SP1 にアップグレードするときに、SNMP 関連ファイルがいくつか上書きされる。 回避方法: アップグレードの前に次のファイルをバックアップしてください。 $server-root/plugins/snmp/ magt/CONFIG $server-root/plugins/snmp/ sagt/CONFIG |
次の表は、移行における既知の問題を一覧したものです。
表 17 移行における既知の問題
バグ ID |
説明 |
||||
---|---|---|---|---|---|
4790457 |
移行したサーバーのドキュメントルートを 4.1 から変更できない。 回避方法: 移行されたインスタンスの obj.conf および server.xml を手作業で編集します。これらのファイルは、<code><SERVER_ROOT>/<HTTPS-INSTANCE>/config ディレクトリの下にあります。 obj.conf で、次の行を変更します。
移行先
server.xml で関連する VSCLASS 下の次の行を変更します。
移行先
|
||||
6213097 |
ktsearch.jar が Sun Java Enterprise System 3 (JES3) で正しく移行されない。 回避方法: 正しいパスを指すように、移行されるインスタンスの server.xml ファイルを手作業で編集します。 Linux の場合: /opt/sun/private/share/lib/ktsearch.jar Solaris Sparc の場合: /usr/share/lib/ktsearch.jar |
||||
5007081 |
web-apps ファイルの状態が 6.0 から 6.1 に移行中に無視される server.xml 内で、ファイルレベルで定義された web-apps の状態は移行されません。ユーザーが web-apps ファイルの状態をオフにして切り替えると、移行時にこれらのアプリケーションが公開されます。 回避方法: 移行されるインスタンスの server.xml ファイルを編集し、各 web-apps の状態をオフにします。 |
||||
4988156 |
既存のインストールへの SP_2 パッチをインストール (更新) Sun Java Enterprise System (JES) の一部としてインストールしたSun Java System Web Server 6.1 を最新のService Pack にアップグレードする必要がある場合は、関連するパッチをダウンロードし適用する必要があります。詳細については、『JES 3 の移行およびアップグレード』を参照してください。 |
次の表は、サンプルアプリケーションにおける既知の問題を一覧したものです。サンプルアプリケーションが正しく機能するのを妨げる問題はありません。
表 18 サンプルアプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
5014039 |
web.xml で、simple の JSP が distributable タグのため例外をスローする。 回避方法:
|
ID なし |
rmi-iiop サンプルで手順が 1 つ抜けている。 「Deploying the Sample Application」セクションで、コマンド ant deploy (手順 2) の実行後、Web Server インスタンスを再起動します。 注 – 「ant」は Java ベースのビルドツールで、Apache (http://ant.apache.org) からダウンロードする必要があります。 注意: <install_root>/plugins/java/samples/docs/ant.html の情報も参照してください。 |
ID なし |
jdbcrealm サンプルの Oracle ドライバ名が誤っている。 「Compiling and Assembling the Sample Application」の節、手順 2b で、次の行をその下の記述に変更します。 <PROPERTY name="dbdrivername" value="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource"> 変更後 <PROPERTY name="dbdrivername" value="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"> |
次の表は、検索における既知の問題を一覧したものです。
表 19 検索における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4977315 5038203 |
6.1 の AIX 検索エンジンには、ソート順序を変更する機能がない。 回避方法: デフォルトの順序を変更するには、ソート文字列の先頭に「+」を追加します。URL 内の「+」はエスケープされるため、「%2B」を使用して順序を変更します。この場合、URL を次のように変更します。http://host/search/index.jsp?si=1&ns;=10&c;=test&qt;=*&sb;=%2Bwriter |
4684124 |
すでにインデックス作成済みのコレクションのドキュメントルートを変更した場合、検索で返されるドキュメントは「Document Not Found」エラーをスローする。 回避方法: コレクション全体を再構築します。 そのためには、次の手順を実行します。
|
4911725 |
大文字と小文字の異なるパターンを使用して、単語を検索した場合に、検索が機能しない。 大文字と小文字の混在した単語 (たとえば、java または JAVA の代わりに jaVa と入力) を検索した場合、検索結果は検索ページに表示されません。 |
4963236 |
HP-UX: 検索コレクションに含めるための PDF ファイルから HTML への変換ができない。 この問題は、HP-UX 11i システムに次のパッチがインストールされると発生します。 PHSS_28871 — ld/linker 累積パッチ |
次の表は、セキュリティーにおける既知の問題を一覧したものです。
表 20 セキュリティーにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4671445 |
Sun Java System Web Server が、LDAP クライアント認証を要求される場合、SSL を介して LDAP サーバーに接続できない。 Sun Java System Web Server がクライアント認証を必要とする LDAP サーバーに接続する (この場合、Web Server はクライアントになる) 場合、Web Server の証明書を送信できず、アクセスが失敗します。 |
4863599 |
異なる組織単位の下では同じグループ名を使用できない。 同じグループ名が使用されていて、グループ名でアクセスを制限しようとした場合、Sun Java System Web Server は、クライアントがそのサイトにアクセスしようとしたときにエラーを返します。 回避方法: 各組織単位では異なるグループ名を使用してください。 |
4963468 |
環境によっては、「リスト」権限がディレクトリのリスト表示に効力を発揮しない。 『Sun Java System Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 9 章によると、インデックスファイルを格納していないディレクトリからディレクトリリストを取得するには「リスト」権限が必要です。しかし、特定の環境においては、適切な ACL によってリスト権限が拒否された場合でも、ディレクトリのリストを取得できます。 ディレクトリの索引化を制限する必要がある場合は、リスト権限を拒否する代わりに (またはこれに追加して)、『Sun Java System Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 16 章に説明されているように、索引化を無効にすることをお勧めします。 |
6310956 6298215 |
LDAP が時間切れ (LDAP にタイムアウトが設定されているなど) のため接続をドロップすると、Web Server は LDAP への接続を再初期化できない。この現象は、Web Server がJES3/JES4 インストールの一部としてインストールされている場合にのみ発生する。スタンドアロン(ファイルベース) インストールでは発生しない。 回避方法:
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次の表は、ツールにおける既知の問題を一覧したものです。
表 21 ツールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4905696 |
Microsoft Windows では、ファイル名を含めたクラスファイルの深さが 255 文字を越えた場合、配備は失敗する。 |
4912181 |
Linux では、wdeploy コマンド行ユーティリティーを使用してアプリケーションを配備したとき、NULL ポインタ例外がスローされる。これは、配備の終了時に、配備が成功した場合のみ発生する。 回避方法: エラーは、配備に続いて reconfigure スクリプトを実行したあと、wdeploy が stdout/stderr を読み込むときに発生します。再設定は完了するはずですが、再設定メッセージのエラーログを調べて、サーバーが実際に再設定を行なったかどうか確認する必要があります。メッセージがそこになかった場合、手作業で reconfigure スクリプトを実行してください。 |
次の表に、Web コンテナにおける既知の問題を示します。
表 22 Web コンテナにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4903162 |
url-patterns での大文字と小文字の使用に関連した Microsoft Windows の問題。 サーブレットの仕様ごとに、web.xml の url-pattern 要素は大文字と小文字が区別されて扱われます。これによって Microsoft Windows ではユーザーの予期しない動作が発生する場合があります (たとえば、クライアントが index.html と一致するものと考えて index.HTML を要求した場合など)。 |
次の表は、WebDAV における既知の問題を一覧したものです。
表 23 WebDAV における既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4892017 |
親ディレクトリが排他的にロックされた場合、リソースの名前を変更、またはリソースの移動ができない。 これは、DAV クライアントが誤った If : ヘッダーを送信するとき発生します。たとえば、Macromedia® Dreamweaver® または DAV Explorer を使用して Web Server に接続し、コレクションを作成して、コレクションを無限の深さでロックする (すべてのリソースもロックする) 場合、リソースの名前を変更、またはリソースを削除できません。Adobe® GoLive® は、ロックの owner href が auth_user と一致する場合に、正しい If : ヘッダーを送信します。それ以外の場合には、GoLive でも、誤ったヘッダーも送信されます。 |
4902651 |
Virtual Server Manager の 「Lock Management」画面が、ハードリンク用のロック情報を適切に表示しない。 シンボリックリンク (ハードおよびソフト) は、Sun Java System Web Server の WebDAV 実装ではサポートされません。 |
次の表は、ローカリゼーションにおける既知の問題を一覧したものです。
表 24 ローカリゼーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4937055 |
Web Server の管理オンラインヘルプは一部しかローカライズされていない。 管理オンラインヘルプは、初期段階までしかローカライズされていません。この初期ヘルプページはローカライズされていますが、ページのリンク (たとえば「Removing a Server」) をクリックしても、英語版のヘルプ内容が表示されます。 |
6441984 |
ロケールを zh-cn に設定しても、管理オンラインヘルプが英語で表示される。 zh-cn ロケール用の管理オンラインヘルプは英語で記述されています。ブラウザのロケールが zh-cn の場合、完全な管理 GUI オンラインヘルプは英語で表示されます。 |
6315783 |
ブラウザのロケールがフランス語 (fr) の場合、検索ページでオンラインヘルプへのリンクをクリックすると、ローカライズされたページを利用できる場合でも、英語版のマニュアルにリンクしてしまう。 回避方法: 次のように、ヘルプ URL でファイル名の前に fr/ を追加して変更してください。 http://<host>:<port>/search/help/fr/basic-search.html |
Sun Java System Web Server 6.1 SP6 の使用にあたって問題が発生した場合は、以下のいずれかの方法で Sun のカスタマサポートにお問い合わせください。
Sun ソフトウェアサポートサービス http://www.sun.com/service/sunone/software
メンテナンス契約に対応した電話番号
できるだけ適切に問題に対処するために、お問い合わせの際には以下の情報をお知らせください。
問題が発生する状況と、実行処理への影響を含む問題の説明。
マシンのタイプ、OS のバージョン、および製品のバージョン (問題に関連している可能性のあるパッチやその他のソフトウェアを含む)
問題を再現するために用いた詳細な手順。
すべてのエラーログまたはコアダンプ。
マニュアルの品質改善のため、お客様からのご意見およびご要望をお待ちしております。Sun へのご意見は、http://docs.sun.com/ にある「コメントの送信」リンクを使用してお送りください。
ご意見をお送りいただく場合は、マニュアルの Part No. やタイトル名などの識別情報もあわせてご記入ください。
Sun Java Systems の有用な情報は、以下の場所から入手できます。
Sun Java System Web Server 6.1 および Service Pack のマニュアル
Sun ソフトウェア製品およびサービス http://www.sun.com/software
Sun 開発者向け情報 http://developers.sun.com/
Sun 開発者サポートサービス http://developers.sun.com/services/index.jsp
ソフトウェアサポートサービス http://www.sun.com/service/support/software/
Sun サポートおよびトレーニングサービス http://www.sun.com/training
Sun コンサルティングおよびプロフェッショナルサービス http://www.sun.com/service/sunjavasystem/sjsservicessuite.html