Sun Java System Web Server 6.1 SP7 リリースノート

移行

次の表は、移行における既知の問題を一覧したものです。

表 18 移行における既知の問題

バグ ID 

説明 

6514480 

移行時に JAVA を有効にすることを選択し、移行後 GUI から有効にしたあとでも、移行した 4.1 インスタンス上で JAVA を有効にできない。 

回避策: 次のエントリを手動で obj.conf ファイルに入力してインスタンスを再起動します。

<Object name="default">
NameTrans fn="ntrans-j2ee" name="j2ee"
NameTrans ......
.......
PathCheck .....
.......
ObjectType ......
.......
Service .......
.......
Error fn="error-j2ee"
AddLog .....
</Object>

<Object .....
.....
</Object>

<Object name="j2ee">
Service fn="service-j2ee" method="*"
</Object>

4790457 

移行したサーバーのドキュメントルートを 4.1 から変更できない。 

回避策: 移行したインスタンスの obj.conf および server.xml を手動で編集します。これらのファイルは、codeSERVER_ROOT/ HTTPS-INSTANCE/config ディレクトリの下にあります。

obj.conf で、次の行を変更します。


NameTrans fn=document-root root="<existing_doc_root>"

変更後 


NameTrans fn=document-root root="$docroot"

server.xml で関連する VSCLASS 下の次の行を変更します。

<PROPERTY name="docroot" value="existing-doc-root">

変更後 

<PROPERTY name="docroot" value="new-doc-root">

6213097 

ktsearch.jar が Sun Java Enterprise System 3 (JES3) で正しく移行されない。

回避策: 正しいパスを指すように、移行されるインスタンスの server.xml ファイルを手動で編集します。

Linux の場合: /opt/sun/private/share/lib/ktsearch.jar

Solaris SPARC の場合: /usr/share/lib/ktsearch.jar

5007081 

6.0 から 6.1 への移行時に、Web アプリケーションファイルのステータスが無視される 

server.xml 内で、ファイルレベルで定義された Web アプリケーションの状態は移行されません。ユーザーが Web アプリケーションファイルのステータスをオフに切り替えてこれらを抑制しても、移行後これらの Web アプリケーションは公開されます。

回避策: 移行されるインスタンスの server.xml ファイルを編集し、各 Web アプリケーションの状態をオフにします。

4988156 

既存のインストールへの SP_2 パッチをインストール (更新) 

Sun Java Enterprise System (JES) の一部としてインストールしたSun Java System Web Server 6.1 を最新の Service Pack にアップグレードする必要がある場合は、関連するパッチをダウンロードし適用する必要があります。詳細については、『JES 3 の移行およびアップグレード』を参照してください。