Sun Java System Web Server 6.1 SP13 リリースノート

Security

次の表は、セキュリティーにおける既知の問題を一覧したものです。

表 14 セキュリティーにおける既知の問題

問題 ID 

説明 

4671445 

Web Server が、LDAP クライアント認証を要求される場合、SSL を介して LDAP サーバーに接続できない。 

Web Server がクライアント認証を必要とする LDAP サーバーに接続する (この場合、Web サーバーはクライアントになる) 場合、Web サーバーの証明書を送信できず、アクセスが失敗します。 

4863599 

異なる組織単位の下では同じグループ名を使用できない。 

同じグループ名が使用されていて、グループ名でアクセスを制限しようとした場合、 Web Server は、クライアントがそのサイトにアクセスしようとしたときにエラーを返します。 

回避方法: 各組織単位では異なるグループ名を使用してください。

4963468 

環境によっては、「リスト」権限がディレクトリのリスト表示に効力を発揮しない。 

『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator’s Guide』の第 9 章「Controlling Access to Your Server」によると、インデックスファイルを格納していないディレクトリからディレクトリリストを取得するには「リスト」権限が必要です。しかし、特定の環境においては、適切な ACL によってリスト権限が拒否された場合でも、ディレクトリのリストを取得できます。

ディレクトリの索引化を制限する必要がある場合は、リスト権限を拒否する代わりにまたはこれに追加して、『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator’s Guide』の第 16 章「Content Management」に説明されているように、索引化を無効にします。

6310956 

6298215 

LDAP が時間切れ (LDAP にタイムアウトが設定されているなど) のため接続をドロップすると、Web サーバーは LDAP への接続を再初期化できない。この問題は、Web サーバーがJES3/JES4 インストールの一部としてインストールされている場合にのみ発生する。スタンドアロン(ファイルベース) インストールでは発生しない。  

回避方法:

  1. Web サーバーのファイルベースのインストールからライブラリ libldap50.so をコピーし、現在のセットアップの次の場所に貼り付けます。 /opt/SUNWwbsvr/bin/https/lib

  2. Web サーバーを再起動します。