Sun Java System Web Server 6.1 SP13 リリースノート

6.1 SP9 において解決済みの問題

以下の表では、 Web Server 6.1 SP9 において解決された問題を一覧表示します。

表 21 Web Server 6.1 SP9 において解決された問題

問題 ID 

説明 

6295325 

Web サーバーは LDAP 接続プール用のタイムアウトパラメータを実装すべきである。 

LDAP 認証を使用する場合、ldapsession bind および ldap search の実行時に LDAP サーバーの応答がないと、Web サーバーが応答しません。server_root/userdb/dbswitch.conf ファイルにタイムアウト値を秒単位で設定すると、応答しない Web サーバーが停止するとともに、LDAP サーバーからの応答の待機も停止します。デフォルトでは、タイムアウトは設定されていません。

dbswitch.conf の例:

default:binddn cn=Directory Manager
default:encoded bindpw YWRtaW5hZG1pbg==
default:timeout 60

6370259 

FastCGI のシャットダウンが正しく実行されない。 

6442778 

サーブレット/JSP 内の setContentLength(0) が、値が 0 より大きい場合に動作しない。

6471213 

タイムアウト時に不正なエラーメッセージが表示される。 

6504581 

ldap_result() が原因で、LDAP セッションでメモリーリークが発生する。

6509590 

ログレベルに適切なメッセージが表示されない。 

6510001 

web.xml 内の session-timeout 値が sun-web.xmltimeout 値よりも優先されない。

6540788 

有効期間が 99 年の SSL サーバー証明書をインストールできない。 

6540817 

Web Server 6.1 が Windows 2003 SP2 および R2 でサポートされない。 

6542731 

Java ES 4 で Web Server 6.1 scheduler を実行できない。

6553963 

特定の PDF ファイルが検索エンジンにより認識されない。 

6563615 

分散管理の設定時に Web サーバーがセキュリティー保護された LDAP サーバーへの匿名バインドを使用する。  

6579852 

Web サーバーのインストールに JDK の最適化されたデバッグバイナリが含まれる。 

6581407 

Restricting Access to a File Type 機能では、該当する obj.conf ファイルが変更されない。

6590893 

スタンドアロンの Web サーバーの場合、Java ES がインストールされた Web サーバーからのアップグレードかどうかを認識し、ユーザーに警告メッセージを表示すべきである。 

6591471 

Java がグローバルに無効に設定されている場合、errorlog ファイル内にサーバーのシャットダウンメッセージが存在しない。

6592886 

JDBC プールモニターの QueueSize に負の数値が表示される。

6598092 

invoker サーブレットを使用している場合、RequestDispatcher を使用した初回転送に失敗する。

6603070 

一重引用符または二重引用符で囲まれた文字列の Cookie 値が正しく処理されない。 

6603088 

LDAP 検索でクラッシュが発生する。 

6609457 

Web サーバーのインストール後スクリプトにより ABE case が正しく処理されない。 

6620677 

起動スクリプトにより、Solaris 9 に読み込む libmtmalloc の正しい値が計算されない。

6628376 

スケジューラの停止時に scheduler.pid ファイルが削除されるべきである。

6628914 

/usr/dist/share ディレクトリから Sun Studio 10 を削除すると、Solaris Sparc 8、9、および 10 でビルド時に障害が発生する。

6630037 

Cron ログのローテーションが行われるときに、インスタンス名および別のインスタンス名の一部の文字列を使って無効なログアーカイブが作成される。 

6638185 

検索にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。 

6643558 

client-ip タグに適切な説明および例を入力する必要がある。

6647151 

詳細検索にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。 

6619655 

逆プロキシプラグインのドキュメントに、Application Server をサポートしていることを記載すべきである。 

6514004 

HTTP PUT および DELETE を無効にする手順が記載されていない。 

6582644 

LDAP 認証で新しいタイムアウトパラメータを使用することについての説明をリリースノートに記載すべきである。 

6663921 

AIX 上でサーバーが起動したあとに、Web サーバーの起動スクリプトがプロンプトモードを返さない。詳細は、「AIX 5.3 Technology Level 6 SP5 のパッチ」および 「AIX 5.3 Technology Level 7 SP2 のパッチ」を参照してください。

6667638 

製品に付属のインストールガイドに正しい JDK のバージョンを記載する。 

6435723 

逆プロキシプラグインでの高い CPU 使用率 - DaemonChannel::unchunk()